日本文学科では2014年度特別企画第一弾として、直木賞作家の唯川恵氏と、文芸評論家の池上冬樹氏をお迎えし、特別対談を開催しました。
晴れ渡った青空に恵まれた6月25日、400名に及ぶ来場者が、第一線で活躍されるおふたりの特別対談を聞こうと大学講堂に集まりました。日本文学科の学生だけでなく、他学科の皆さん、宮城学院女子大学生涯学習講座に通う受講生の皆さん、一般の方々、日本文学科OGの皆さんと、平日にもかかわらずたくさんの方々にご来場いただきました。
特別対談の話題は驚くほど多岐にわたりました。唯川先生の作品の話だけでなくプライベートの話題も飛び出し、さらには他の作家さんたちのエピソードも披露される一幕もありました。質疑応答も行われ、小説を書く学生たちに向けたアドバイスを頂戴することができ、創作を学ぶ学生たちはこの上ない喜びを感じたことでしょう(直木賞作家にアドバイスをいただけるなんて・・・このような機会はありません)。
日本文学科には創作を学ぶためのカリキュラムが設置してありますが、池上先生は非常勤講師として今年度より創作論を教えてくださっています。池上先生の交友関係の広さから実現したのが今回の特別対談です。唯川先生の周囲を気遣ってくださるお人柄に触れ、ますますファンになった方も多かったでしょう。
あまりにもキャンパスが美しくて、と仰ってくださった唯川先生。常に笑顔を浮かべてらっしゃる姿に、特別対談スタッフ一同感動しました。ファンの学生へのサインにも快く応じてくださり、記念撮影にも「何枚でも」と応じてくださった唯川先生。本当にありがとうございました。
お仕事を休み駆けつけてくださった方々もいた今回の特別対談。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。日本文学科では季節が変わる頃に第二弾も予定しております。ご期待ください。