2024年02月23日放送 24回
「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記」～♪
第24回を担当します今日のメインパーソナリティは正木ゼミ３年の加賀美カノンです。
出身高校は宮城第一高校です。
私達宮城学院女子大学の学生は春休みに入り、１か月ほどが経ちました。
そこで今日は「春休みの1番の予定」をテーマに自己紹介させていただきます。
そして、今日一緒に番組を担当する仲間はこの方々です。
伊藤夏希さん、佐藤優さんです。番組のコメンテーターはお馴染み、正木恭介先生です。
それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は「キリスト教学の授業」について語らいます。
１曲音楽をはさんで、番組後半は、世界各国の朝ごはんを紹介し、朝食の重要性を考える「世界の素敵な朝ごはん」のコーナーです。
ｆｍいずみのスタジオからお送りします。 どうぞ３０分間お付き合いください。
世界の朝ごはんレシピ公開します。下のリンクを閲覧してください。
第24回世界のすてきな朝ごはんレシピ
今回私がご紹介するのは、スペインの朝ごはん『「トルティージャ」のホットサンド』です。
私が今回、スペインを選んだ理由は、スペインにはカタルーニャ音楽堂やサグラダファミリアなど独特の世界観やデザインの建築物が多いという印象があり、一度行ってみたいと思っていたからです。
★皆さんはスペインときいて何を思い浮かべますか？
（フリートーク）
スペインは年間を通して晴れの日が多く、じめじめすることがない気候で、とても過ごしやすい国です。さらに、冬にはスキーをすることができ、海もあるのでアクティビティが充実しているとともに食べ物も美味しいので観光におすすめです。
みなさん、スペインの食べ物というとパエリアやアヒージョなどといった料理が思い浮かぶと思います。実は、スペインではある調味料の生産量が世界一なんです。
★みなさん、何の調味料か分かりますか？ヒントは先程あげた料理に使われているものです。
正解はオリーブオイルです。国内のほとんど全土でオリーブが栽培されていて、オリーブオイルの生産量は世界一です。「オリーブオイルって調味料なの？」と疑問に思った方がいるかもしれません。オリーブオイルは料理に使う油というだけでなく、コクを出す調味料としての役割も果たしています。
オリーブオイルには、オレイン酸という不飽和脂肪酸が含まれています。不飽和脂肪酸には、コレステロールを減らす作用があるのですが、酸化しやすいという欠点があります。しかし、オレイン酸は不飽和脂肪酸の中では安定した脂肪酸で、「悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールは減少させない」働きがあるため、動脈硬化にともなう心筋梗塞・脳梗塞・高血圧など、生活習慣病の予防に役立つといわれています。さらに、オレイン酸は皮膚を柔らかくする効果があり、気になる角質のゴワツキ、乾燥による小じわなどを抑制・改善することができるため、美肌づくりにもうれしい効果が期待できます。今回ご紹介する「トルティージャのホットサンド」にもオリーブオイルが使用されています。「トルティージャ」とはスペインの家庭でよく作られる料理で、日本では、「スパニッシュオムレツ」や「トルティーヤ」と呼ばれることもあります。具は、卵にじゃがいもを入れて作るのが定番ですが、家庭によって様々で、野菜や、ハム、ベーコンを入れて作るトルティージャもあります。また、できあがりの卵のかたさにも家庭によってこだわりがあります。今回は、定番の卵とじゃがいものみを使用したシンプルなレシピにしました。みなさんお好みで材料をプラスしてアレンジしてみてくださいね。
それではレシピのご紹介です。
材料は 2 人分でご紹介します。食パン2枚、卵2つ、じゃがいも(大)1つ、塩小さじ１/4、オリーブオイル小さじ2、サラダ油適量です。
次に作り方のご紹介です。
① じゃがいもは皮をむいて薄いいちょう切りにし、フライパンに入れ、サラダ油を注いで中火にかけ、柔らかくなるまで炒めます。
② ①のじゃがいもをザルに上げ、油を切りながら木べらで軽く潰します。
③ ボウルで卵をほぐし、②のじゃがいもと塩を加えて混ぜ合わせます。
④ ③をフライパンに戻して中火にかけ、木べらで混ぜながらスクランブルエッグ状になるように焼きます。外側が固まってきたら弱火にし、両面焼き色がつくまで焼きます。このとき木べらを使ってオムレツの縁を中に寄せるようにしながら高さを出していくのがポイントです。
⑤ 片面にオリーブオイルを小さじ1ずつ塗り、塗った面を上にしてオーブンまたはオーブントースターできつね色になるまで焼きます。
⑥ オリーブオイルを塗った面が外側になるようにして2枚でオムレツを挟み、縦半分に切ります。皿に盛りつけて完成です。
今回は、実際に作って家族に食べてもらいました。塩のみのシンプルな味付けなので、じゃがいもと卵の味がしっかりと感じられて美味しいと言っていました。また、パンにオリーブオイルを塗って焼いたためカリッと焼き目がついて食感が良かったそうです。卵とじゃがいもの他にも、チーズやハム、ほうれん草やミックスベジタブルを入れても美味しそうだと話していました。今回はオムレツを堅めに焼きましたが、半熟のとろとろとした状態でも違った美味しさがあり良いと思います。ぜひお好みの材料、焼き加減で試してみてくださいね。
今回は私、佐藤優が「山崎パン世界の朝食」、「明治の食育 比べてみよう！世界の食と文化 スペイン王国ってどんな国？」などのサイトを参考に、スペインの朝ごはん、「トルティージャのホットサンド」をご紹介しました。
以上、「世界のすてきな朝ごはん」のコーナーでした。
参考文献
・山崎パン 世界の朝食 スペイン王国
/www.yamazakipan.co.jp/world-b/world/europe/spain/recipe.html
・明治の食育 比べてみよう！世界の食と文化 スペイン王国ってどんな国？
/www.meiji.co.jp/meiji-shokuiku/worldculture/spain/
