2024年02月09日放送 22回
「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記」~♪
第22回を担当します今日のメインパーソナリティは正木ゼミ3年の鈴木彩水です。
出身高校は東桜学館高校です。
突然ですが、放送日の2月9日は漫画の日だそうです。宮城学院女子大学は春休みに入り漫画を読むこともあるのではないでしょうか。
そこで今日は「好きな漫画」をテーマに自己紹介させていただきます。
そして、今日一緒に番組を担当する仲間はこの方々です!
大内梓紀さん、佐々木美乃さんです。番組のコメンテーターはお馴染み、正木恭介先生です。
それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は「大学生活での自動車免許の取得」について語らいます。 1曲音楽をはさんで、番組後半は、世界各国の朝ごはんを紹介し、朝食の重要性を考える「世界の素敵な朝ごはん」のコーナーとみなさんから頂いた疑問を私たちが何とか答える「解決!何でもアンサー」のコーナーをお届けします。
fmいずみのスタジオからお送りします。 どうぞ30分間お付き合いください。
世界の朝ごはんレシピ公開します。下のリンクを閲覧してください。
第22回世界のすてきな朝ごはんレシピ
今日紹介するのはスイスの料理、レシュティについてです。
早速ですがスイスといえば、皆さん何を思い浮かべますか?
このラジオをお聞きの皆さんもスイスという国についてと聞かれたら、今出たようなものを思いつくのではないでしょうか。
スイスと日本には実は強いつながりを持っていて今受験生の方や歴史が好きな方は一度聞いたことがある日米間でも結んでいる修好通商条約という条約をスイスと締結しています。2014年には国交樹立150周年を迎えました。
今回は、そんなスイスの朝ご飯でよく食べられているレシュティという朝ご飯を紹介します。レシュティはじゃがいものパンケーキのように焼いたシンプルなものですが、美しいベルンの町の発祥で今では国民食とされている伝統的な主食です。そして、スイスは食文化が世界で高く評価されており、農業国として発展していた名残として比較的シンプルで質素な素材のおいしさを楽しむ伝統料理が多く、今回のレシュティも味付けは塩コショウのみでつけ合わせもパンやハム。そして「スイスといえば」でよく出てくるチーズなどと一緒に食べる比較的軽めな朝ご飯となっています。日本のように3食暖かいご飯を食べる文化はスイスにはないため、スイスに旅行に聞くと日本との食文化のギャップを感じられるかもしれませんね。
それではレシュティのレシピを紹介します。
2人分の材料はじゃがいも 3つ、塩 小さじ1/2、こしょう小さじ1/3、有塩バター 10gのみになります。
次に作り方です。
1,じゃがいもは千切りにします。スイスでは、包丁でではなくスライサーを使用するということで、今回はそれにならってスライサーを使用しました。
2,ボウルに千切りにしたじゃがいもを入れ、塩コショウで味付けをする。
3,フライパンを中火にかける。
4,十分に熱したら、有塩バターを引きじゃがいもをパンケーキ型に丸く流し込む。
5,生地を押さえつけながら焼き、平らにして形を整える。
6,こんがり焼き目が就いたらひっくり返す。
7,両面がこんがり焼けたら完成。
実際に食べてみると、いつも食べるじゃがいもよりも味付けが薄いため、じゃがいも本来の甘さやおいしさを感じることができる料理だと感じました。この作り方の他にスイスにはチーズを混ぜることもあるらしく、混ぜたものも作ってみました。そちらもじゃがいもの風味に、チーズのコクが加わりおいしく食べることができました。チーズが好きな方は、そちらの食べ方もおすすめです。入れるタイミングは味付けの時に一緒に入れて、焼いてください。加えて、今回はレシュティの付け合わせとしてイングリッシュ・マフィンと生ハムとチーズを選択し、すべて素材のままの付け合わせにしました。
今回紹介した、じゃがいもはチーズと合わせると栄養バランスがよく、健康にいいことを皆さん知っていましたか?「じゃがいも+チーズ」の組み合わせは特にビタミンB12、ビタミンC、炭水化物、カルシウムを多くとることができます。その中でもチーズには神経の働きを整えるビタミンB12や骨や歯を構成するカルシウム、じゃがいもにはエネルギー源となる炭水化物や抗酸化作用を持つビタミンCが多く含まれており、組み合わせることでとてもたくさんの栄養素を取ることができます。脂質が多いと思われがちで、避ける人もいるチーズですが、脂質は不足すると体が冷えやすくなったり、肌の調子が悪くなったりもするため食べすぎは肥満の原因となりますが適度に脂質も摂取することをお勧めします。
じゃがいもはごはんやパンと同様に緩やかに吸収される特徴を持つため、腹持ちがよく栄養価も高いため朝ご飯にもお勧めです。材料も少なく、工程も簡単ですので是非皆さん作ってみてくださいね。