2023年02月27日放送 25回

2023年02月27日放送 25回

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25回目を担当します。今日のパーソナリティーは正木ゼミ3年佐藤乙羽です。
出身高校は仙台三桜高校です。

今週、金曜日は3月3日ひな祭りですね。桃の節句ともいわれ、女の子の健やかな成長を祈る行事です。雛あられや菱餅、ちらし寿司など、行事を彩る食べ物も多いですね。
そこで今回は「ひな祭りの思い出」をテーマに自己紹介させていただきます。

そして、今日一緒に番組を担当する仲間はこの方です!
伊藤優衣さん、佐野友衣子さんと正木先生です。
≪私たちのキャンパスライフ≫

今回は私、佐野友衣子が「最近の正木ゼミの活動」についてご紹介します。

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以前もこのコーナーで正木ゼミの活動についてご紹介させていただきましたが、今回はいずみ絆プロジェクト支援事業にて地域づくりの活動成果を仙台市民の皆様に報告する「泉6大学まちづくりフェスティバル」についてご紹介します。

いずみ絆プロジェクト支援事業とは、地域における支え合いと協働の輪を広げる活動を促すことを目的とし、仙台市泉区内や隣接する大学および学生団体等が行う地域課題の解決や地域活性化・特色である地域づくり活動に対し、経費の助成を行うものです。詳しい内容は仙台市のホームページをご覧ください。

今年度は3月1日から3月6日の期間で開催される「泉6大学まちづくりフェスティバル」にて、私たち正木ゼミも活動成果パネルの展示や活動発表の動画を放映させていただきます。場所は泉中央駅ビルSWINGで、展示時間は9時から19時です。

先日、正木ゼミの3名で、放映させていただく動画をJ:COMさんで収録させていただきました。作成したパワーポイントを使用して、私たちの活動内容であるラジオ放送、「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記」の中の「泉区いいとこ大発見」のコーナーについて活動報告を行いました。
私たち3年生は2022年9月から始めたラジオ放送というはじめての経験でしたが、今回までの25回の放送で泉区の多くの場所やイベント、お店について取材してきた内容をこの収録を通して振り返ることができました。

みなさんは、これまで泉区いいとこ大発見のコーナーで様々な場所やイベントを取材し紹介してきましたが、印象に残っているものはありますか。

泉区出身ではない学生も多かったのですが、それぞれが泉区について調べ、取材していく中でより泉区のすばらしさを感じることができました。
さらに活動成果をまとめていく中で、今後の課題もあげられ、来年に向けてどのように改善していく必要があるのか考えるきっかけにもなりました。
収録はカメラでの動画撮影だったため、ラジオの収録とは異なり目線や表情にも注意しなければならないため、初めは戸惑いや緊張もありましたがリハーサルを行い、流れを確認することで、本番はリラックスして臨むことができました。
情報を聴いている方に伝えるためには、声のトーンや表情も大切であるということを学ぶことができました。

今回経験したことや学んだことを今後のラジオ収録に活かして、泉区のいいところはもちろん、他のコーナーの内容も含め より多くの方へ情報発信できるようにしていきたいです。

今回は私、佐野友衣子が「最近の正木ゼミの活動」についてご紹介しました。
≪音楽タイム≫


≪泉区いいとこ大発見≫

さて、次は『泉区いいとこ大発見』のコーナーです。
今回は、私、伊藤優衣が「食で健康サポート店」について紹介したいと思います。

私が今回「食で健康サポート店」について紹介しようと思ったのは私自身が外食や市販のお弁当・お惣菜を利用する中食の頻度が増えてきたと感じているからです。

皆さんはどのくらいの頻度で外食や中食を利用していますか。

自分自身外食や中食を利用する中でどうしても好きなものばかりになって健康に気を使えていないと感じていました。皆さんの中にも健康に配慮してメニューを選べていないと感じているかと思います。そこ今回「食で健康サポート店」についてご紹介しようと思いました。

「食で健康サポート店」とは市民の皆さんが外食をしたり、市販のお弁当、総菜を利用するときに、健康に配慮しながら選んでいただけるように栄養成分表示や健康的なメニューの提供をしているお店のことです。

取り組みには4つの項目があります。
1つ目は栄養成分表示です。お店の定番メニューやおすすめのメニューにエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5つのうちエネルギー含む1項目以上を表示するものです。
2つ目はバランスメニューの提供です。主食、主菜、副菜が揃っており、かつ一食あたり650㎉未満で野菜が100g以上使用、食塩相当量3g未満の要件を満たすメニューの継続的な提供を行うものです。
3つ目は野菜たっぷりメニューの提供です。1食あたり野菜120g以上使用したメニューの継続的な提供を行うものです。
4つ目は塩エコメニューの提供です。1食あたり食塩相当量3g未満のメニューを継続的な提供を行うものです。

対象のお店はそれぞれ4つの項目中から1つ以上の取り組みをしている飲食店です。
対象の飲食店にはステッカーが目印になっています。

泉区で対象の店舗は大戸屋ごはん処アリオ仙台泉店、サーティワンアイスクリーム泉パークタウンタピオ店、サイゼリヤアリオ仙台泉店、タリーズコーヒー仙台泉店、泉区役所食堂、宅配クック1.2.3仙台泉店、お茶の井ケ田(株)喜久水庵タピオ店、みやぎ生協(虹の丘店、黒松駅、高森店、南光台店、市名坂店)です。

皆さんが利用する店舗もあるかと思います。
便利な外食・中食を健康的に利用できるシステムであると思うのでぜひ皆さんもステッカーの貼ってある対象店を利用してみてください。

今回は、私、伊藤優衣が「食で健康サポート店」について紹介しました。
≪栄養学生が教える!○○ ≫

さて、続いては『栄養学生が教える!○○』のコーナーです。
栄養や健康知識を常に学んでいる私達が、新鮮な情報をお届けします。
今回は正木ゼミ3年、大沼風華さんからの情報提供です。

2月も後半に入り、少しづつ暖かくなる季節が近づいてきました。そんな春の訪れを感じさせるような山菜について紹介したいと思います。

みなさん山菜は食べたことがありますか?

ふきやわらびなど様々な種類がありますよね。
山菜とは山野に自生している植物の中で食用に適しているものの総称で、旬の山菜は季節の訪れを告げる食材です。山菜は海岸線から、都市、里山、高山等の様々な環境で育ち、国内で食用とされている種類は280種にもなるといわれています。今回は山菜にまつわる歴史や文化等も合わせて紹介します。

山菜草を食べる習慣は、縄文時代から続く日本の風土が生んだ食文化のひとつです。四季折々の季節感を表す食材とされ、日本文化を支える貴重な存在でもあります。多くの山菜は山野に自生する山菜からの採取をしていましたが、山菜ブームにより需要が拡大したことから農山村などで山菜の栽培がおこなわれるようになってきました。せり、みつば、ふき、うど、わさびなどの従来から栽培されてきた山菜に加えて、最近ではたらのめ、わらび、ぜんまい、コシアブラも栽培がおこなわれるようになり、簡単に手に入るようになりました。

ふき、ふきのとうは京都ではあおぶき、北海道、青森県ではたかぶきとも呼ばれています。本州、四国、九州の原野や山地のやや湿潤な場所に群生している多年草です。奥羽地方や北海道に分布しているのは変種のアキタケブキです。ふきのとうはカリウムを豊富に含んでいます。また独特の苦み成分はアルカノイドとケンフェールと呼ばれるものです。アルカノイドは肝機能を強化し、ケンフェールは活性酸素などの発がん物質を抑制する効果があります。香り成分はフキノリドと呼ばれ消化液の分泌を促進し、胃腸の働きをサポートします。

たれのめは全国の山野や日当たりのよい林縁に自生する落葉低木です。枝・幹に鋭いとげが多いのが特徴です。カリウムを多く含み、ナトリウムを体外に排出する働きがあると言われています。

コシアブラは全国各地の山間部林地の日当たりのよい地に自生する落葉低木です。この名前の由来として、かつてこの木の樹脂を絞り、濾したものを漆のように塗料として使っていたからだそうです。薬用植物としても知られており、若葉にはケンフェロール、クエルセチン配糖体、イソクエルチトリンなどが含まれていおり、イソクエルチトリンには血圧を下げる効果が認められています。若葉を生あるいは日干しにしたあと、煎じて飲むと高血圧にも効果があるとされています。健康食に若葉に塩を少量加えて短時間でゆで、お浸しにして食べると良いとされています。

山菜は春の訪れを感じられるだけではなく、栄養価も高い食べ物です。ぜひ、この春は山菜を食卓に取り入れてはいかがでしょうか。

今回の「栄養学生が教える!○○」は

森林の旬を楽しむ 農林水産省
/www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/jouhoushi/attach/pdf/2605-1.pdf

旬の食材百科
/foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/koshiabura.htm

を参照し、紹介いたしました。
以上、「栄養学生が教える!○○」のコーナーでした。
管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記
「来週もお楽しみに!」