2022年10月03日放送 05回

2022年10月03日放送 05回

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今日のパーソナリティは、正木ゼミ4年の岡田葉月です。
出身高校は宮城第一高校です

来週、10月10日はスポーツの日ということで、「自分の好きなスポーツ」をテーマに自己紹介させていただきます。
そして、今日一緒に番組を担当する仲間は佐藤乙羽さん、佐藤成美さんと正木先生です。

本日はこの4名でお送りします。よろしくお願いします。

それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は「食品栄養学科の学内実習」についてお話しします。

1曲音楽をはさんで番組後半は、泉区の食、健康にかかわる情報を紹介する「泉区いいとこ大発見part6」のコーナーと、栄養や健康知識を常に学んでいる私たちが、新鮮な情報をお届けする「栄養学生が教える!〇〇」のコーナーをお届けします。

今回の放送は新型コロナウイルス感染症対策のために、スタジオ、大学、学生の自宅などと遠隔でつないだ収録をしております。一部聞きづらいところもあるかと思いますが、ご了承ください。今年も元気に楽しく活動して参ります。よろしくお願いします!

≪私たちのキャンパスライフ≫

こちらは、コーナー担当者の方に、大学行事やイベント、サークル活動などのキャンパスライフを紹介してもらいます。

今回は私、佐藤成美が「食品栄養学科の学内実習」について紹介します。

宮城学院女子大学食品栄養学科の実習は大きく分けて給食関連の施設での実習、保健所・保健センターなどの行政の場での実習、病院での実習の3種類の施設で行われます。いずれかの施設で2週間、その他の実習では1週間行います。

今年も新型コロナウイルスが実習にどのくらい影響されるかが心配でしたが、夏休み前に行った給食関連の施設での実習のほとんどは現地で実習を行うことができました。しかし、小・中学校などが夏休みに入ったとたんに新型コロナウイルス患者が急増し、宮城県でも過去最多の数字を目にしました。そのため、保健所・保健センターでの実習は学内実習や自宅でのリモート実習に切り替わってしまった施設があり、多くの学生が学内実習を行いました。また、波が落ち着いてきた今も病院での実習はリモートでの実習が多く、とても残念です。

私たち3年生は入学当初から遠隔授業を行っていたため、大学で体験すべきことやその充実感をほとんど知らずに3年間過ごしました。そのため、実習だけは本来行う形で実施したい、本当に残念!という思いが私たちにはあったと思います。

今回、保健所・保健センターなどの行政の場での実習が中止になってしまった人の中で、学内実習に切り替わった人は約半数弱いました。施設で行う実習を臨地実習といいますが、今回は臨地実習の代わりに大学で実習を行ったため、学内実習となりました。学内実習は、スーツで大学に登校し、お昼休憩をはさんでみっちり9時間の実習を5日間行いました。この実習では、大学の教室に学生が集まり、リモートで石巻保健所の先生方と栗原市の職員の先生方に講義をしていただきました。

私は大学での実習で見知った顔がたくさんあってもスーツであることや保健所や市町村の先生方が講義をして下さることで、気は引き締まり、ピリッとしたいつもと違う空気を感じていました。

事業計画を立てる課題があったものの、保健所などの職員の先生方の講義が主でした。しかし、どの講義もとても細かく丁寧な講義で、情報量の多い興味深い内容でした。相互にやりとりをしながら、講義の区切りの良いところでは必ず質問の有無を聞いて下さり、課題に対するレスポンスを丁寧に行ってくださいました。雰囲気は明るく、施設の職員の方々の雰囲気を少し感じることができたと思います。
実習は食品栄養学科の学生が管理栄養士になるための大きな学びを得られる機会であり、大きく成長できる機会なので、入学当初から「施設に行って」実習を行うことを私含め、学生は皆緊張しながらも楽しみにしていたと思います。また、職場で働くとはどういうことかを知ること、実感することも目的としています。

それに対し、学内実習では実際の現場の空気感のほとんどは分からないままだったかもしれません。ですが、先生方の講義からはとても多くのことを学び、感じ、行政の管理栄養士も素敵だな、とか、やってみたいな、たずさわりたいな、と思った実習でした。

管理栄養士の先生方の働く姿や様々な職種の先生型との連携の仕方など実際に見て感じなければわからない部分を見ることができなかったことはとても残念でしたが、
先生方の教えたい、伝えたいという思いが私たちにも伝わり、しっかりと学ぶことができたと感じます。

★学内実習はどのように感じましたか?(施設での実習と比べてどうでしたか?)

学内実習だからこそのメリットもあったと感じていて、多くの学生の仲間と一緒に行うことで、多くの意見や考えを聞くことができました。現場での実習では多くても6人の学生で行います。それに比べ、今回は学内ではあるものの、40人での実習でした。40人分の意見や課題発表を通した自分と異なる発想の発見は私にとって大きな収穫でした。振り返ってみて、良かった部分を探すと学内での実習もとてもよいもので充実したものだったと思います。

今回は、佐藤成美が「食品栄養学科の学内実習」についてご紹介しました。
≪音楽タイム≫

~♪~
≪泉区いいとこ大発見part6≫さて、次は今年で6年目を迎える「泉区いいとこ大発見」のコーナーです。
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。

今回は、私、佐藤乙羽が「泉区の木、花、鳥」を紹介します。
皆さんは、「泉区の木、花、鳥」と聞いて、すぐに思い浮かべることはできますか。

私は、杜の都仙台市で開催される「SENDAI光のページェント」を毎年楽しみにしています。定禅寺通のケヤキに何十万ものLED電飾が施され、仙台のまちをあたたかく彩る光景がとても好きです。定禅寺通のケヤキ並木は、仙台のシンボルとして市民に愛され親しまれ続けていますが、植えられているケヤキが宮城県の「県の木」、仙台市の「市の木」と制定されていることはあまり知られていません。また、「県の木」について、知っている方も少ないかもしれません。

県の木とは、都道府県を代表する木として選定されたものを言います。すべての都道府県、全国の市区町村では、木、花、鳥など動植物をシンボルとして制定しています。宮城県は、県の木はケヤキ、県の花はミヤギノハギ、県の鳥はガン、県の獣はシカです。仙台市は、市の木はケヤキ、市の花はハギ、市の鳥はカッコウ、市の虫はスズムシです。

そして、今回ご紹介する「泉区の木、花、鳥」ですが、
実は、泉区は東北で唯一「区の木」「区の花」「区の鳥」を持ちます。

泉区は、「泉市」だった時代があります。泉区では、泉市時代に制定した市の木であるマツ、市の花であるスイセン、市の鳥であるキジを政令指定都市移行時に「区の木」「区の花」「区の鳥」として継承したため、東北で唯一「区」の動植物が制定されたのです。

「市木のマツ」は泉市の市制施行記念行事で公募を行い、昭和47年6月に制定されました。また、「市花のスイセン」と「市鳥のキジ」は泉市の市制施行10周年を記念して公募を行い、昭和56年11月に制定されました。「市木のマツ」の選定理由は、緑は希望を表す色であり、マツは四季を通じて緑であること、しかも力強くいきいきと育つ木であるので、希望に燃えて大いに発展する泉市にふさわしい木であるなどがあるそうです。「市花のスイセン」の選定理由は、スイセンの花は清楚(せいそ)で気品があり、泉市の発展希望を表しているなどがあるそうです。「市鳥のキジ」の選定理由は、キジは泉市の自然環境が生息に適し、繁栄する泉市にふさわしい鳥であるなどがあるそうです。

★泉区の「区の木」がマツ、「区の花」がスイレン、「区の鳥」がキジであることは知っていましたか?

仙台市泉区の公式Facebookでは、プロフィールのアイコンがキジのイラストになっています。「泉区の木、花、鳥」は、泉区のシンボルとしてイラスト化され、広報などに活用されているようです。普段、何気なく過ごしている生活の中で、実は住んでいるまちを代表する動植物が隠れているかもしれません。この機会にぜひ、探してみてください。

今回の泉区いいとこ大発見は3年生、佐藤乙羽が「泉区の木、花、鳥」について紹介しました。

≪栄養学生が教える!○○≫1

栄養や健康知識を常に、学んでいる私たちが新鮮な情報をお届けします。
正木ゼミ3年、齋藤桃花さんからの情報提供です。

10月に入り、今年度も残り半分を切りました。皆さんどのようにお過ごしですか。夏の暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になってきましたね。

番組冒頭でも触れましたが、来週10月10日は、「スポーツの日」です。
1966年に東京オリンピックの開会式が行われた10月10日を、「スポーツの日」に定め国民の祝日としました。

スポーツの日に因んで、今日はスポーツと栄養についてお話をしたいと思います。

近年は、コロナ禍で外出自粛による運動不足解消、健康意識が高まっていることから筋トレやランニングなどを日常的に行う人が増えてきているように感じます。実際に筋力トレーニング 推計実施人口としては2002年の856万人から2018年には1,566万人と約2倍に増加しています。

国際オリンピック委員会(IOC)は、栄養に関する合意声明で「正しい食事がスポーツに適した体重や身体組成をつくり、各競技での好成績に貢献するだろう」としています。このことから、スポーツと栄養は切っても切り離せない関係であることがわかります。
皆さん運動の際に必要な栄養素と聞いて何を思い浮かべますか?

運動の際には、大きく分けて2タイプの栄養素が必要となります。1つはエネルギー源となる栄養素で、もう1つは体調管理に欠かせない栄養素です。

エネルギー源になる栄養素は、炭水化物・たんぱく質・脂質です。これらの栄養素は、生命活動や生活活動、スポーツをするときなどに使われます。
体づくりに必要な栄養素は主にタンパク質です。タンパク質を多く含む食品には、肉類、魚介類、卵類、大豆・大豆製品、乳製品などがあります。

そして、体調管理(コンディショニング)に欠かせない栄養素は、ビタミンやミネラルです。これらは微量栄養素とも呼ばれ、さまざまな物質の代謝をスムーズにします。エネルギー源になる栄養素と同様に、生命維持に欠かせない栄養素です。

運動する際にはこれらの栄養を摂取するタイミングも重要です。
運動1、2時間前は消化の遅い脂質は避け、おにぎり、サンドイッチなどの糖質、タンパク質が多いものが良いでしょう。30分前にはバナナ、オレンジなど糖質が多く消化吸収の良いもの、30分未満だと、ゼリー、コーンスープなど液状で体を冷やさないものを摂取すると良いでしょう。
このようにスポーツと栄養には深いつながりがあるのです。
ぜひ皆さんも体を動かす際には栄養のことも意識しながらやってみてはいかがでしょうか?

今回の「栄養学生が教える!○○」は
スポーツするときに必要な栄養とは?運動時に必要な栄養素とその働きを解説
/www.suntory-kenko.com/column2/article/2386/

運動時の栄養補給のポイント
/www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=93&category=performance

スポーツの秋!運動に欠かせない栄養を知ろう
/www.abc-cooking.co.jp/plus/feature/201810_labo/

を参考にして、紹介させていただきました。
管理栄養士を目指す宮城学院女子大学のパワフル奮闘記「来週もお楽しみに!」