『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記』~♪
ラジオをお聞きのみなさんこんばんは!
「宮城学院女子大学 食品栄養学科」で管理栄養士を目指す私たちが、食べ物や健康に関する話題を取り上げ語り合うこの番組。食や健康にかかわる情報に加え、私たちのキャンパスライフも紹介していきます。
堅苦しくない、わかりやすい女子大生が作る教養番組を目指します。応援してください。
このパワフル奮闘記も先輩たちから引き継いで15年目の放送になります。
もう長寿番組と言って胸を張れる番組なのかもしれませんね。
今までは稲刈りから田植えまでの半年間の放送を続けてきましたが、感染状況が好ましくなく、ラジオの放送ができない状態でした。
大変お待たせしました。9月から、またこのラジオの放送を再開できるようになりました。
今まで以上に、皆さんのためになるような食の知識、そして宮城学院女子大学でのキャンパスライフなどをメンバーを新たに、明るく楽しくご紹介していければと思っています。
今日のパーソナリティは、正木ゼミ4年の井深里菜です。
出身高校は宮城学院高校です。
9月に入り、夏休みもそろそろ終わりですね。そこで今日は「夏の思い出」をテーマに自己紹介させていただきます。
そして、今日一緒に番組を担当する仲間は、佐藤直花さんと遠藤日和さんです!
そして番組のコメンテーターはお馴染み、正木先生、横山さんです。
本日はこの5名でお送りします。よろしくお願いします!
それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は「食品栄養学科」についてお話しします。
1曲音楽をはさんで、番組後半は、泉区の食、健康にかかわる情報を紹介する「泉区いいとこ大発見」のコーナーと、栄養や健康知識を常に学んでいる私達が、新鮮な情報 をお届けする「栄養学生が教える!〇〇」のコーナーをお届けします。
今回の放送は現在新型コロナウイルス感染症対策のために、スタジオ、大学、学生の自宅などと遠隔でつないだ収録をしております。一部お聴きづらいところもあるかと思いますが、ご了承ください。今年も元気に楽しく活動して参ります。よろしくお願いします!
≪私たちのキャンパスライフ≫
最初のコーナーは私達宮城学院女子大学の、大学生活についてご紹介する 「私たちのキャンパスライフ!」のコーナーです。
こちらは、コーナー担当者の方に、大学行事やイベント、サークル活動などのキャンパスライフを紹介してもらいます。
今日の担当は佐藤直花さんです。お願いします。
今回私が紹介するのは、今年度初めてのラジオ放送ということで、私たちが学んでいる宮城学院女子大学の食品栄養学科について紹介します。
食品栄養学科とは、栄養や食育への注目が集まる中で、食と健康のスペシャリストともいうべき管理栄養士や栄養教諭などを養成する学科です。
まずは簡単に管理栄養士などの資格について紹介します。
栄養士は、都道府県知事の免許を受けた資格で、私たち宮城学院女子大学の学生は卒業と同時に取得することができます。一方、管理栄養士とは、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格であり、私たちの場合は4年間の間で管理栄養士になるための決められた授業を受け、単位を取得することで国家試験の受験資格が得られます。4年生の2.3月に行われる国家試験に合格することで管理栄養士の資格が得られるということになります。
栄養士や管理栄養士が活動する場所は様々あります。例えば、医療施設、老人福祉施設、介護保険施設、児童福祉施設、小・中学校、行政機関、企業、研究機関などです。学生は4年間の間に授業や大学外の各施設で行われる実習を経験することで、自分がどの分野で働きたいか考え過ごしていきます。
次に大学4年間でどんなことを学んでいくか紹介します。
1年生は主に知識の習得を中心とした講義が多くあり、毎日朝から夕方までかけて授業があります。調理技術の習得として、調理実習も毎週行われています。食や健康に関する基礎的な知識や考え方を身に付け、管理栄養士の土台を固めることを目標としています。
2年生では、講義だけではなく、実際に自分たちで50食、100食など大量調理で給食を作る授業など実践的な授業もあります。
3年生では、大学で学んだことを給食分野、行政分野、臨床分野の3つの分野の実習先で実践力を身に付けることを目標にしています。
4年生では、管理栄養士の国家試験合格に向けての授業や、ゼミでの研究活動を中心に行われていきます。
ここまで、私たちの食品栄養学科について紹介してきましたが、みなさんはこの学科に入ったきっかけは何ですか?
次に私たちが所属している正木ゼミの活動について紹介します。
正木ゼミの主な活動は、毎週の論文発表や卒業研究の授業のほかに、ラジオ放送を行っていることが大きな特徴であると思います。普段関わることのできない3年生、4年生それぞれの学年のゼミ生が交流できる貴重な機会であり、ラジオ放送という貴重な体験をしています。
最後に正木先生に、もし今後コロナウイルスが落ち着いたらゼミ生とやってみたいことがあれば教えていただきたいと思います。
今回は、佐藤直花が宮城学院女子大学の食品栄養学科についてご紹介しました。
≪音楽タイム≫
ここで一曲お届けします。
ラジオをお聞きのみなさんは、うれしいとき、悲しいとき、どんな音楽を聴きたくなりますか?
この番組では毎週、女子大生目線で心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、私、井深里菜の選曲で、ストレイテナーの「シーグラス」です。
夏が終わる切なさと夏の楽しい思い出を思いだすような、夏の終わりに聴きたくなる曲です。
それでは、お聞きください。
~♪~
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!
≪泉区いいとこ大発見≫
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。
泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきます。
今回は、私、遠藤日和が「将監風致公園(しょうげんふうちこうえん)」について紹介いたします。よろしくお願いします。
みなさんは将監風致公園に行かれたことはありますか?
私がこの公園を紹介したいと思ったきっかけは、家族が公園散策が好きなので、一緒に行きたい公園を調べていた時に見つけたことです。地図で見つけた時に大きな沼が目を引き、調べるうちにたくさん魅力があることが分かったので、ぜひ紹介したいと考えました。
将監風致公園は、地下鉄泉中央駅、宮城交通バス6番のりばより将監団地循環に乗車し、「将監交番前」で下車したところにあります。
周りには多くの学校や他の公園、郵便局や市民センター、児童センターなどがあり、将監地区の動線がこの公園の周囲に集まっています。
将監風致公園は、名前の通り風致公園という特殊な公園に分類されます。風致とは、自然のおもむきや、あじわいのことです。国土交通省のサイトによると、風致公園は都市における風致を維持するために定められる、都市計画法という法律によって規定する地域・地区なのだそうです。
将監風致公園には、将監沼という大きな沼があります。この沼と周辺の自然を保全するために、風致公園としているのだそうです。
実は、「将監」という地名はこの将監沼からつけられたということをご存じですか?
さらに、その将監沼の由来を調べると、将監とは、君主を守る近衛(このえ)のことであり、伊達政宗公の重鎮である「横沢吉久(よこざわ よしひさ)」、通称「横沢将監」という人物にちなむそうです。
昔、治水工事で根白石の新堰(しんせき)から水を引いて作られたのが将監沼でした。この治水工事において、土木家・設計技術者でもあった横沢将監の尽力は偉大であったため、その遺名として「将監沼」が継承され、かつ「将監」という地名ともなっているのだそうです。
将監風致公園には、将監沼以外にも魅力的な自然がたくさんあります。昔の里山の面影を残しながら公園として整備されており、仙台市民が選んだ「わがまち緑の名所100選」にも選ばれています。
特に、桜が大変美しい場所として有名なのだそうです。たくさんの桜が植えられ、公園名で調べるとたくさんの美しい桜のトンネルの写真を見ることができました。公園の桜と道路沿いに植えられた桜が一体化しているため、公園の周りをドライブするだけでも、見事な桜が楽しめるそうです。新型コロナウイルス感染防止のためのソーシャルディスタンスを保ったままお花見ができるので、気軽にドライブするのもよさそうです。また、四月中旬には、毎年近くの市民センターにて「将監さくらまつり」が開催されるそうです。春になったらぜひ私もお花見に行きたいです。
今の季節も、公園の北側の林などで森林浴を楽しめます。ベンチもあるため、里山の面影が残る自然林の中でリラックスするのにも最適だと思います。
「さくらまつり」以外にも、様々なイベントがこの公園で開催されるそうなので、気軽に訪れてみると楽しいと思います。
今回は、私、遠藤日和が「将監風致公園」について、紹介いたしました。
≪栄養学生が教える!〇〇≫
栄養や健康知識を常に学んでいる私達が、新鮮な情報をお届けします。
今回は正木ゼミ3年、伊藤優衣さんからの情報提供です。
夏休みが終わりを迎え授業や仕事がスタートした方が多いと思います。皆さんはどのようにお過ごしですか。夏休みからなかなか学校・仕事モードに切り替えられない方も多いのではないでしょうか。
今回は「9月病」についてご紹介します。5月病はよく聞いたことがある方も多いと思います。9月病を聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか。
9月病とは夏に長期間のバカンスを取るヨーロッパで生まれたもので、長い休みが続いた後に、なかなか仕事モードに戻れなくなってしまった人が心身の不調に陥ることからそう呼ばれているものです。
具体的に9月病の症状は5月病と似ており、体の症状と心の症状があります。やる気が出ない、集中力が続かない、食欲がない、むくむ、頭が重く感じるなどこのような症状を感じたことがある人も多いと思います。
このような症状に対する対策として、生活習慣を整えることが有効です。生活習慣といわれて何に気をつければいいのでしょうか。
生活習慣に大きく関わってくることは食事、睡眠です。質の良い睡眠には食事が大きく関わってきます。睡眠、食事の生活習慣を整えるポイントを紹介します。
まずは寝る直前に食事をとらないようにすることです。寝る直前に食事をとってしまうと消化しようと胃腸の動きが活発になってしまい寝つきが悪くなってしまいます。就寝時間と食事時間が短くなってしまう場合は消化の良い食べ物を少量取ると良いとされています。
2つ目に食事にたんぱく質を取り入れることです。睡眠に関わる大切な物質にセロトニンとメラトニンがあります。セロトニンは太陽の光を浴びることで必須アミノ酸のトリプファンから生成される物質で精神の安定や体温調節に関与しています。メラトニンはセロトニンから生成されるホルモンで深夜に多く分泌され深部温度を下げ快適な睡眠を促します。このセロトニンとメラトニンを生成するためにもトリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸が必要になります。必須アミノ酸は体内で作ることのできないアミノ酸であるため、必須アミノ酸であるトリプトファンを多く含んだ食べ物を取ることが重要になります。タンパク質は20種類ほどのアミノ酸がたくさんつながっている物質なので、トリプトファンを摂取するにはたんぱく質が多く含まれている肉類、魚類、豆類、卵を食生活に多く取り入れることが大切です。
3つ目に温かい飲み物を飲むことです。温かい飲み物を飲むことで体温が上がり、段々と体温が下がることで睡眠に導く効果があります。
ご紹介したポイントはごく1部ですが、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。
また9月病にはやる気が出ないという症状があります。やる気は測ることができないものです。そこで最近はCES-Dという簡易テストが用いられることがあります。うつ病をセルフチェックできる簡易テストのことで心理テストのようなものです。全部で20問の質問に対して0~3点で合計得点を算出します。点数化することで自分の精神的な状態を確認することができます。興味のある方は自分でも簡単にできるテストですのでやってみてはどうでしょうか。
本日のコーナーは
やる気が出ない日が続けば「9月病」かも? 今できる対策は?
/weathernews.jp/s/topics/202109/020185/
なんとなくだるい、気力が出ない それは「9月病」かも
/style.nikkei.com/article/DGXMZO91255010S5A900C1000000
睡眠不足の主な原因と眠りによい効果的な解消法8つご紹介!
/hogushi-chouette.com/suimin_kaizen/
CES-D(うつ病自己評価尺度)
/cocoromi-cl.jp/knowledge/other/psychological-test/ces-d/
を参考にいたしました。
管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 『来週もお楽しみに!』