『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記』~♪
ラジオをお聞きのみなさんこんばんは!
「宮城学院女子大学 食品栄養学科」で管理栄養士を目指す私たちが、食べ物や健康に関する話題を取り上げ語り合うこの番組、先輩から引き継ぎ、今年で14年目になります。
今年のラジオは今日が最終回となります。食や健康にかかわる情報に加え、私たちのキャンパスライフも紹介していきました。堅苦しくない、わかりやすい女子大生が作る教養番組はいかがでしたでしょうか。
最終回となる第26回を担当します今日のメインパーソナリティは正木ゼミ3年の菊池美月です。 出身高校は岩手県立盛岡第四高校です。
3月に入り、卒業シーズンに入りましたね。今回は 「卒業式の思い出」をテーマに自己紹介させていただきます。
今日一緒に番組を担当する仲間は森口聡子さんと正木先生そして横山さん。
最終回はこの4名でお送りします。よろしくお願いします。
それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は「大学入学前の春休みの過ごし方」というテーマでお話します。
1曲音楽をはさんで、番組後半は、泉区の食、健康にかかわる情報を紹介する「泉区いいとこ大発見」のコーナーと、栄養や健康知識を常に学んでいる私たちが、新鮮な情報をお届けする「栄養学生が教える!○○」のコーナーをお届けします。
泉区いいとこ大発見のコーナーは、イズミ絆プロジェクトの支援をいただいています
≪私たちのキャンパスライフ≫
今回は、私、森口聡子が「大学入学前の春休みの過ごし方」について紹介します。
大学の春休みはとても長いです。この春から大学生になる方はこのような長いお休みは初めてではないでしょうか。この長いお休みを利用して、自分の好きなことをして過ごす方、大学への準備をする方など様々なお休みをお過ごしでしょう。今回はそんな長い大学の春休みを有意義に過ごすためのポイントを私の体験をもとにご紹介させていただきます。
美月さんは入学前の春休みはどんな風に過ごしていましたか?
大学入学前には、学校の授業について準備しておくことも大切です。
私は入る学科が食品栄養学科だったため、大学入学前の春休みで料理を頑張りました。それまで料理をほとんどしてこなかったため、味のつけ方や食材の切り方など基本的なことから学ぶことになりました。何もしないまま大学入学を迎えたらその後の授業で苦労していたと思いますが、春休みに練習をしたおかげで少し調理技術を上げることができました。
このように、入学前大学の授業に備えておくのも大事です。
大学入学を間近に控え、もう高校時代の勉強は関係ないと思っている方もいるかもしれません。しかし、大学では英語の授業があります。また、私の所属する食品栄養学科は理系の学科であり、化学実験の授業もあり、高校時代の化学の授業の知識が必要になりました。
このように、高校時代の勉強の内容が大学でも必要になるケースもあることと思います。ですので高校時代の勉強の復習をしておくこともおすすめします。
春休み中は自動車の運転免許の取得を目指してみるのも良いかもしれません。大学の授業が始まるとどうしても自動車教習所に行ける時間が限られてきます。時間がたくさんある春休みだからこそ、教習所に通う時間が多く取れます。私も入学前の春休みから教習所に通い始め、多くの講義や技能練習を受けることができました。ところが大学が始まってからは教習所に行ける日数が大きく減ってしまいました。そのため、早く免許を取得したいという方はぜひ長期休業中であるこの入学前の期間を活用していただきたいです。
また、アルバイトを始めてみるのもおすすめです。私は自動車学校に通うために時間を多く割こうと考えたため、入学前はアルバイトをしていませんでした。しかしいざアルバイトを始めた時は、自分で働いた分お金を稼げる喜びを知り、もっと早く始めておけばよかったと感じました。ですので時間に余裕がある方はアルバイトをしてみると良いかもしれませんね。
ちなみに皆さんはどのようなアルバイトの経験がありますか?
大学生は様々なアルバイトにチャレンジできる期間です。ぜひ春休みのこの期間にも、挑戦してみてください。
入学前の春休みでやっておきたいことの1つは何といっても自分の好きなことをして過ごすことです。大学は春休みや夏休みなど長期休業が中学・高校に比べて長いです。大学入学前は学校を卒業し受験も終わり、部活もないため自由な時間がたくさんあります。好きな本を読んだり、遊んだり、様々なことをしてみてください。
私は春休み中、漫画を読んだりピアノを弾いたり、出かけたりと、受験中はできなかった趣味などをたくさん楽しみました。
最後に、春休みを過ごすうえで注意すべきことをお伝えします。
春休みなどの長期休業期間中は生活習慣が乱れがちです。しかし、休みが明け大学が始まると生活習慣をもとに戻すのに苦労しますので、皆さまはぜひ、休業中も規則正しい生活習慣を心掛けていただきたいと思います。
体に気を付けて、この春大学生になる方々にはこの長い春休みを思う存分に楽しんでいただきたいと思います。
今回は私森口聡子が「大学入学前の春休みの過ごし方」についてお話ししました。
≪音楽タイム≫
ここで一曲お届けします。
ラジオをお聞きのみなさんは、うれしいとき、悲しいとき、どんな音楽を聴きたくなりますか?
この番組では毎週、女子大生目線で心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、私菊池美月の選曲で、サンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」です。
この曲は私が高校三年生の受験期から大学入学までの期間に何度も聞いていた曲です。新生活に向けて期待と不安で胸がいっぱいのあなたに向けた応援ソングです。
それでは、お聞きください。
~♪~
お届けした曲は、サンボマスターで「できっこないをやらなくちゃ」でした。
今回までの26曲の心の栄養源となる音楽はいかがだったでしょうか?
来年もお楽しみに!
≪泉区いいとこ大発見 part5≫
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。
泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきます。
今回は私菊池美月が 「自家焙煎珈琲豆工房 ほの香 泉店」をご紹介します。
ほの香泉店は、泉区大沢にありますハウジングカフェ仙台の敷地内にある一軒家カフェです。
ほの香を取り上げたいと思ったきっかけは、定禅寺通りにあるほの香定禅寺通り店を利用したことにあります。私はスコーンが好きで定禅寺通りのお店にスコーンを買いに行った際に泉区にもお店があることを知り、ぜひラジオで紹介したいと思い取材しました。
泉中央駅から車で12分、または泉中央駅からバス泉ヶ丘大富線に乗り、泉ヶ丘南バス停から徒歩8分のところにあります。約20台分の駐車場が用意してありますので、車でのご利用にも便利です。
営業時間は平日午前10時半から午後5時半まで。土日祝日が午前10時から午後6時までです。
店舗でのお食事もできますし、テイクアウトでのご利用も可能です。
ほの香では、こだわりのコーヒーと豊富な種類のスイーツを販売しています。
本日は、泉店のこだわりをご紹介いたします。
まず初めのこだわりはコーヒーの淹れ方です。
泉店では、富沢にありますほの香本店で焙煎したこだわりの詰まった豆を使い、一杯一杯丁寧にハンドドリップしたコーヒーを頂くことができます。
さらに、泉店ではネルドリップという方法を使ってコーヒーをいれることもあるのだそうです。ネルドリップとはネルといわれる布製のフィルターを用いて行うドリップのことで、私たちがよく目にする紙を使ったペーパードリップに比べて、柔らかく風味の豊かなコーヒーに仕上がるのだそうです。泉店ではお客様に最高の1杯を提供するために日々練習して美味しい1杯を作り上げているのだそうです。
またほの香といえば、スイーツの美味しさも忘れてはいけません。お店の看板メニューであるスコーンはお味の種類が豊富で選ぶ楽しさも感じられます。さらに泉店には泉店限定メニューとしてパンケーキがあります。定番メニューの2種類に加え、季節限定パンケーキも用意されています。今の時期は、春の訪れをテーマにした「白玉ずんだの和のパンケーキ」を食べることができます。
皆さんも是非、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。
ここまでで何か気になった商品や食べてみたいと思ったものはありましたか?
ほの香泉店は、南フランスをイメージした明るくて居心地の良いお店です。お客様一人一人に寄り添った優しい接客で、なんだかほっとする。そんな雰囲気のお店です。
お客様の身近なカフェでありたいというコンセプトのもと、最近ではSNSを使ってお客様の食べたいスイーツなどのアンケートをとり、1位になったスイーツを実際にお店で提供するなどお客様の声を取り入れる工夫もしています。
お外にはオシャレなテラス席が用意されています。これから暖かくなってきますので、お外で心地よい風を感じながらコーヒーを飲むのもオススメです。また、テラス席はペットも一緒に入ることができます。散歩の際に立ち寄っていつもより少し充実したお散歩時間を過ごしてみてくださいね
今回の泉区いいとこ大発見は菊池美月が
「自家焙煎珈琲豆工房 ほの香泉店」をご紹介しました。
≪コーナー3 「栄養学生が教える!〇〇」≫
さて、本日最後のコーナーは『栄養学生が教える!〇〇』のコーナーです。
栄養や健康知識を常に学んでいる私達が、新鮮な情報をお届けします。
今回は正木ゼミ3年、蒲倉真歩さんからの情報提供です。
先週の3月3日はひな祭りでしたね。おうちでひな祭りに関する料理を、何か食べたりしましたか?
色々料理が上がったと思いますが、その料理一つ一つには、実はそれぞれ意味が込められています。
今日は「ひな祭りに関する料理の意味や健康知識」に関する情報をお届けしたいと思います。
まず、「ちらし寿司」についてです。ちらし寿司には野菜や卵、魚介類など多くの食材が含まれています。ご家庭ごとにもよって、中身はそれぞれで色々な味の楽しみ方があると思います。ちらし寿司に含まれている食材は彩がよく、縁起の良いものばかりです。例として、「れんこん」は、先の見通しがよくなる、「海老」は腰が曲がるほどの長寿を象徴、「錦糸卵」は黄身と白身で金銀の財宝、「豆」は健康でまめに働けるということを表していると言われています。また、ちらし寿司にはたくさんの具材を使用することから、「様々なものをバランス良く食べて体調を崩しやすい季節の変わり目に健康を保てるように」、「大人になっても食べるものに困らないように」、「幸せに暮らせますように」といった願いも込められているようです。ちらし寿司は寿司料理の中でも野菜の量とバリエーションが多い上に多くの意味が込められていて魅力的な料理に感じますね。
次に「菱餅」についてです。菱餅は上から桃色・白色・草色と三色の餅が重ねられています。菱餅の色には、雪の下から植物の新芽が芽吹き、桃の花を咲かせる姿を表していると言われています。この色にはそれぞれ意味があります。桃色は「魔除け」、白色は「清浄、純潔」、草色は「健やかな成長」の意味が込められています。厄除けや女の子の健やかな成長を願うという想いが込められています。菱餅のそれぞれの層は次のようなもので色づけられており健康効果が期待できます。桃色の部分はクチナシの実で色づけられています。クチナシには解毒作用があります。白色の部分にはヒシの実が用いられています。ヒシの実には血圧を下げる働きがあります。緑色の部分はヨモギの新芽によるものです。ヨモギには造血効果があります。このように、健康効果が期待できるもので色付けられているとは意外で、驚きですよね。また、「ひなあられ」はひし餅を外でも食べやすくするために砕いて焼いたのが発祥と言われています。そのために、ひなあられも菱餅と同様に桃色・白色・草色のものが多いそうです。
最後に「はまぐりのお吸い物」についてです。はまぐりは2枚貝ですが、他の2枚貝とは違って殻が対でないと絶対に合わさらない貝です。このことから、はまぐりのようにぴったりと合った運命の人と巡り合えますように、良縁に恵まれますようにという願いを込めて、食べられるようになったそうです。はまぐりには、貧血を防ぐビタミンB12や、疲労回復や高血圧の抑制の働きがあるタウリンが豊富に含まれています。ビタミンB12とタウリンはいずれも水に溶けやすいものです。そのためにお吸い物はこれらの栄養を逃さない、効率の良い食べ方になります。
毎年何気なく食べているひな祭りのような行事食も、料理に込められている意味を知ると、食べるのがより楽しく、美味しくなりそうですね。
今回は正木ゼミ3年蒲倉真歩さんに「ひな祭りに関する料理の意味と健康知識」について教えていただきました。
今回のコーナーは
リンベルの「ひな祭りの行事食とは」
All aboutの「ひな祭りの食べ物とは?」
日本クリニック株式会社の「ひな祭り」
世田谷自然食品の「健康メニュー」
を参考にし、紹介させていただきました。
さて、今回が今年度最後のラジオ放送となりました。皆さん半年間ラジオをお聞きくださりありがとうございました。サークル活動から私たち正木ゼミの活動内容などをお伝えしてきました「私たちのキャンパスライフのコーナー」。宮城学院女子大学のことを知っていただけたでしょうか。
「泉区いいとこ大発見part5」のコーナーでは泉区のいいところを紹介するためにコロナ禍ではありますがたくさんの方にご協力いただきました。取材をさせていただいた皆様、ありがとうございました。ご紹介させていただいたお店やスポットにぜひ足を運んでみてください。
「解決なんでもアンサー」や「栄養学生が教える○〇!」のコーナーでは食に関する疑問や話題を取り上げ栄養学生の視点で情報をお届けしてきました。少しでも食に興味を持ってもらうきっかけとなっていたら嬉しいです。半年間お聞きくださり本当にありがとうございました。来年度もぜひお聞きください。
今年度は新型コロナウイルスの流行により、回によっては遠隔収録に変更になるなど例年とは少し異なったラジオ運営となりました。皆さんは半年を振り返ってみてどうでしたか?
このラジオを半年間支えていただいた堀籠さんにもコメントをいただきたいと思います。
fmいずみの堀籠さん、一言お願いします!
本日は、森口聡子さん、コメンテーターは正木先生、横山さん パーソナリティは菊池美月でお送りしました。
『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記』来年度もどうぞお楽しみに!