2022年01月31日放送 21回

2022年01月31日放送 21回

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21回目の放送となります。今日のパーソナリティは、正木ゼミ3年の島谷尚佳です。
出身校は青森東高校です。
最近また新しいコロナウイルスが流行ってきていて、まだまだ家で過ごす時間が多くなると思います。このような状況の中で、皆さんは最近おうち時間をどのように充実させていますか。そこで今日は「おうち時間の過ごし方」をテーマに自己紹介させていただきます。

今日一緒に番組を担当する仲間は土方茉優さんとお馴染み、横山さんです。
本日はこの3名でお送りします。よろしくお願いします!
≪コーナー1私たちのキャンパスライフ≫

今回は私、土方茉優が「私の大学入試エピソードや大学入試の心構え」についてお話しします。

今月15日から16日にかけて大学入学共通テストがありましたね。
宮城学院女子大学のキャンパスも試験会場として使われました。
私が受験生だった頃の試験会場が偶然、宮城学院女子大学だったので受験シーズンになると当時の事をよく思い出します。

模試ではずっといい成績が取れず、宮城学院の合格ラインに一度も入った事がありませんでした。当日はとても不安で、中でも模試でずっと50点未満だった英語は受けたくもないと思っていました。
しかし、いざ入試を受けてみると得意な生物や日本史は勿論、苦手な英語もいままで練習したとおりに慌てずに落ち着いて問題を解くことができました。
後日、自己採点の結果宮城学院の合格点を超えることができとても安心したのを覚えています。

英語も平均点よりは低かったですが今までの中でも最も成績がよく、自分は受験勉強を頑張れたんだなと実感しました。
本番最後まで諦めずに努力しなければ、今現在この学校に通うことはなく今のクラスメイトやサークル仲間に会えなかったと思います。
これからもまだ、追試の方や二次試験を受ける方もいると思います。

そこで、試験前の心構えを簡単に紹介します。
まずは使い慣れた参考書を繰り返し復習する事です。本番が近くなって新しい参考書を使うと、わからなくなって余計に焦ってしまうからです。今まで勉強してきた参考書やノートを見直して、新たなことを覚えるよりも、今までやってきた事を確実に固めましょう。

もう一つは、生活習慣を整えることです。特に睡眠時間はちゃんと取りましょう。最後の追い込みで焦ってしまって睡眠不足になってしまっては本番で十分な実力を発揮できませんし、睡眠を取らないと勉強したことが頭に定着しません。
また、それが体調不良の原因にも繋がってきます。
私も、大学入試を受け終わった後体調を一気に崩してしまいました。もしこの体調不良が試験当日と被っていたらと思うと少しヒヤッとします。
大学入学共通テストは終わりましたが、これからも二次試験や追試、面接がある人はたくさんいると思います。
最後まで頑張ることも大切ですが、次の試験に備えて体調を万全にして挑んでください!

そして、当日はスケジュールに余裕を持って会場に向かうことです。ぎりぎりのスケジュールだと朝ごはんを十分に摂れなかったり、今年は雪も多く交通機関が遅れる可能性もあります。時間に余裕がないと心にも余裕がなくなってきてしまいますので、前日から会場までに余裕を持てるスケジュールを確認しましょう。

ちなみに、当日の朝ご飯はお米や味噌汁などのバランスの良い和食がオススメで、試験が始まる時間に食物のエネルギーが脳に行くよう、試験の2~3時間前に食べると良いです。

今回は受験についての話ですけど、私達からしたら懐かしいですよね!なおかさんは大学入学共通テストは受けてましたか?印象に残ってる教科はありますか?横山さんは受験で印象に残った出来事はありますか?

今の時期はいっぱいいっぱいで、不安も多いと思います。
ですがもう少し頑張れば楽しい事がたくさんあるので頑張ってください!
今回は私、土方茉優が「私の大学入試エピソードや大学入試の心構え」についてご紹介しました。
≪音楽タイム≫
~♪~
≪泉区いいとこ大発見 part5≫
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。
泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきます。

今回は私、島谷尚佳が担当させていただきます。よろしくお願いします。

今回私が紹介するのは泉区紫山にあるレストラン、「黄色いからす」というお店です。私は17回目の放送でコリアンキッチンナムカフェさんを紹介したのですが、取材の時、ナムカフェさんの隣に黄色くておしゃれなお店があるのを発見しました。鮮やかな黄色い外壁が印象的で気になったため、「次はこのお店を紹介しよう」と思い、今回お伺いしに行ってきました。

黄色いからすさんは泉アウトレットパークから徒歩15分、白百合学園から徒歩5分の住宅街のところにあります。名前の通り黄色い外観が目印です。

黄色いからすさんは昭和60年、山形市に第1号店としてオープンし、その後仙台市に移転して、長い間ご夫婦で営業を続けてきたレストランです。ですが、ご主人が年末に体調を崩してしまったため、来年の秋にお店を閉めることになってしまいました。

取材の際にご主人がお店の歴史について話してくださったので、それを少し紹介したいと思います。
お店を開く前は、お二人は山形市で結婚生活を送っていましたが、ご主人が、40歳になる時にサラリーマンをやめて、事業を始めることを決意したそうです。不動産業者の勧めで現地を下見した際に、奥さんが「ここでお店をやりたい」とその気になり、お店を始めた、とお話しされていました。

ちなみに、お店の壁を黄色くしたのは、避暑地のペンションみたいにしたかったからで、お店の名前は昔見た「黄色いからす」という映画のタイトルからとってきたそうです。お二人のこだわりが詰まってこのようにおしゃれなお店になったのですね。

お店を開いてから数年経った頃、冬場の除雪などが大変に感じてきたため、暖かい土地への移転を考えるようになり、その場所を泉区紫山に決めたそうです。移転して約20年が経ち、東日本大震災や新型コロナウイルスなどの苦難を乗り越えてきましたが、震災から続くご主人の足のしびれや複数の疾患により、来年の11月までできる限り営業することに決めたとおっしゃっていました。閉店間際の案内を出したところ、飛び込み客が後を絶たなかったそうです。それだけ多くの方に愛されているということが伝わってきますね。

お店の中はこぢんまりとしており、お客さんは家族連れや年配の方が多く、お店の方とも仲が良い様子が見られ、なんだか落ち着く雰囲気がありました。

メニューについては、「からす村」というニシンの甘露煮をパスタに載せたオリジナル料理など、山形時代から積み重ねてきたものは約70点あります。どれも美味しそうで、豊富なメニューの中から1つを選ぶのにとても悩んでしまいました。時間をかけて悩んだ結果、私はほうれん草とホワイトクリームのハンバーグのランチセットを注文しました。ランチセットはご飯、サラダ、スープ、ドリンク、デザートがついて、全部で1100円でした。とてもお得ですよね。ハンバーグはナイフが必要ないほどとても軟らかく、食べやすくて美味しかったです。

お会計の後は、お店特製のおみくじを引かせていただきました。中吉だったのですが、中吉が一番丁度いいよと笑って話してくれました。また、ご主人がおみくじの話だけでなく最近初めて入院した時の話などをコミカルさも交えながらお話ししてくれました。

お店の方の人柄やお料理など、家庭的な雰囲気がとても居心地よく、また行きたいと思えるような素敵なお店でした。
今回快く取材を受け入れてくださった黄色いからすさん、ありがとうございました。お店は来年の秋ごろまで営業している予定なので、皆さんぜひ閉店前に足を運んでみてください。

今回の「泉区いいとこ大発見 part5」は、「黄色いからす」さんについて、紹介いたしました。
≪解決!なんでもアンサー≫
さて、続いては『解決!なんでもアンサー』のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで
考え、解決していきます。

本日は正木先生ゼミ3年の千葉星南さんに解決していただきました。

リスナーの方から質問をいただきました。
「スーパーなどで卵を買いに行くと、白玉と赤玉の卵がありますが、なぜ色の違いが生まれるのですか?また、栄養に違いはありますか?」という質問をいただきました。

白玉と赤玉の卵、それぞれにどのようなイメージを持っていますか?

まず、卵の色の違いについてお答えします。
卵の殻の色は、鶏のエサの違いではなく、鶏の種類によって決まります。卵の黄身の色などはエサによって変わります。一般的には羽毛の色が白い、「ジュリア」や「ジュリアライト」という種類の鶏が白玉を産み、羽毛の色が褐色や黒っぽい色の「ボリスブラウン」という種類の鶏は、褐色の色素であるプロトポルフィリンを分泌し、赤玉を産みます。

最近では、数は少ないものの、ピンク色や薄緑色の卵も販売されています。
ピンク色の卵は、白い鶏と茶色の鶏を掛け合わせた「ソニア」という種類の鶏から産まれた卵です。白色と茶色の間の色となるので、ピンク色の卵ができます。
薄緑色の卵は、とても珍しいもので、「アローカナ」というチリ原産の鶏から産まれます。

続いて、卵の栄養の違いについてお答えします。
よく、赤玉の方が美味しく、栄養豊富であるなどといった話を聞くこともあると思いますが、実際、白玉と赤玉に栄養価や味などの違いはないようです。
昔は、白玉が主流で、赤玉は少数派だったことから、赤玉は貴重な卵という印象がつき、高級で栄養豊富というイメージがついたと考えられています。

卵の栄養は、鶏が食べるエサによって違いが出てくるので、鶏が同じエサを食べていれば、殻の色が違っていても栄養価は同じになります。
栄養価の良い卵を選びたい場合は、卵の色ではなく、鶏のエサに注目して選ぶと良いでしょう。

皆さんは栄養成分を強化した卵があるということを知っていますか?
「鶏卵の表示に関する公正競争規約」の規則で定めている24種類の栄養成分のうち、その含有量が定めている量以上であるなどの条件をクリアしたものを「栄養強化卵」と表示されています。栄養強化卵は、商品の栄養成分が表示されている欄に、栄養成分名と可食部100g当たりの成分量が表示され、合わせて普通卵の成分量と比較してあることで栄養が強化されている成分がはっきりと分かるようになっています。

栄養強化卵の種類は、ビタミン強化卵、ミネラル強化卵、脂肪酸強化卵など様々あります。スーパーなどで購入できるものもあるので、これから卵を購入する時は、栄養強化卵にも注目して選ぶようにしてみても良いと思います。

今回の「解決!なんでもアンサー」は「卵の色の違い」について、解決いたしました。

なお、解決にあたっては
・日本卵業協会
/www.nichirankyo.or.jp/qa/iro.htm

・藤野屋ホームページ「たまごコラム」
/www.fujinoyaweb.co.jp/column/477

・一般社団法人 日本養鶏協会ホームページ
/www.jpa.or.jp/chishiki/no18/003.html

を参考にしました。

以上、「解決!なんでもアンサー」のコーナーでした。

管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 『来週もお楽しみに!』