2022年02月07日放送 22回

2022年02月07日放送 22回

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22回目の放送となります。今日のパーソナリティは、正木ゼミ3年の高橋詩乃です。
出身高校は富谷高校です。
あっという間に今年度の授業も終わり、春休みに入りました。そこで今回は「春休みにしたいこと」をテーマに自己紹介させていただきます。

今日一緒に番組を担当する仲間は井深里菜さんと正木先生です。
本日はこの3名でお送りします。よろしくお願いします!

≪コーナー1私たちのキャンパスライフ≫

今回は私、高橋詩乃が「臨地実習報告会」についてお話しします。

私たち食品栄養学科では、管理栄養士になるために、3年生になると臨地実習を行っています。この臨地実習は、小学校や給食センターなどへ行く給食分野、保健所などに行く公衆栄養分野、病院へ行く臨床分野の3つの分野にわかれています。

以前このラジオでも臨地実習については何度かお話してきました。そして先日、臨地実習の集大成として、報告会を行いましたので、今回は報告会についてご紹介していきます。

報告会は先程お話した、給食、公衆栄養、臨床の3分野に分かれて行います。それぞれ実習が終わると、実習を行った施設ごとに、報告会資料としてパワーポイントやワードで資料を作成します。資料の内容は分野によって少し違いますが、大体は実習施設の概要、実習内容について、事前課題について、栄養指導など、実習中に行った取り組みについてなどがあります。

発表については先生方が提出した資料を確認し、数施設が選ばれて発表します。3分野、と言っても、分野の中で行っている施設は全然違います。例えば、給食の実習では、小学校、給食センターの他に、保育園、こども園、高齢者施設などで実習へ行った方もいます。そのため、自分が言った施設以外ではどのような事が行われていたのかを知ることができます。私は給食分野の実習ではこども園で行ったため、保育園は似たような点がたくさんありましたが、小学校、高齢者施設などの業務内容はわからないことが多く、とても勉強になりました。

また、今年は実習がリモートで行われた施設も多くありました。そのため、実際に実習へ行った方がどのようなことを行ったのか、また、実際に行った方はリモートではどのようなことを行ったのかも、この実習報告会で学ぶことが出来ました。私は公衆栄養分野、臨床分野がどちらもリモートでの実習だったので、実際に施設で行われた実習を聞いて、現場の仕事内容や指導内容が分かりました。

特に私は公衆栄養分野の実習は、学内実習だったので、実際に栄養指導や栄養に関する事業を行なっている様子を見ることはできず、また人数も多かったため、学校の講義に近い印象でした。なので今回の報告会で実際に行った事業などの話を聞き、現場の管理栄養士の先生からどのような指導を受けたのかなど、現場の雰囲気を学ぶことができました。
臨床のリモートでの実習はどの施設もとても丁寧に、実際の現場での仕事をわかりやすく指導してくださいました。ですが実際に対象者と触れ合って栄養指導などを行った方の発表を聞き、もし実際に実習へ行けていたらこんな感じだったのか、ととても勉強になりました。リモートでは把握しきれなかったところまで今回の報告会を受けて知ることができたと思います。

りなさんは実習報告会を聞いて、自分の実習の体験を比較してどう感じましたか?

報告会を通して、自身が行った実習以外の話を聞くことができ、とても勉強になりました。報告会を受けて、管理栄養士になりたい気持ちがより一層強まった方が多いと思います。これから1年間、国家試験に向けて勉強を頑張りたいと思います。

今回は私、高橋詩乃が「臨地実習報告会」についてについてご紹介しました。

≪音楽タイム≫
~♪~

≪コーナー2泉区いいとこ大発見 part5≫
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。
泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきます。

今回は、私、井深里菜が担当させていただきます。よろしくお願いします。

今回私が紹介するのは、泉区館にある一軒家カフェ、「アンソレイユ」というお店です。アンソレイユさんは、地下鉄泉中央駅から車で約20分、または仙台市営バス泉ビレジ4丁目バス停より徒歩5分のところにあります。閑静な住宅街の中にある赤茶色のレンガの屋根が目印です。
駐車場もあるので、車で行くことが可能です。

今回は、新型コロナウイルスの拡大のため、メールでの取材に協力して頂きました。
以前訪れた際に感じた温もりのある素敵な空間と美味しい料理に惹かれ、ぜひ紹介したいと思い、取材いたしました。

アンソレイユさんは2007年5月にオープンしたお店です。
店名の「アンソレイユ」はフランス語で「陽だまり」で、来てくださる方にホッと和んでいただけるそんな場所を目指しているそうです。

アンソレイユさんでは、こだわりのドリンクやフードを提供しています。長く愛され続けている定番商品の巣ごもりパフェを始め、季節のケーキやマカロンなど様々な焼き菓子やケーキがあります。ランチメニューでは、自家製ローストビーフのサンドウィッチプレートやキッシュランチプレートなどがあります。

そんなアンソレイユさんのこだわりについてご紹介します。
1つ目は、ドリンクへのこだわりです。コーヒーはスイーツに合わせたオリジナルブレンドで、紅茶は190年以上の歴史があるドイツのロンネフェルト社のものを使用し、台湾茶は現地から直輸入しています。
以前、私は「森のベリーティ」をいただきました。森のベリーティは、木苺、種無しぶどう、ハイビスカスを使用した茶葉を一切使わずドライフルーツのみで出来たデザートティで、甘酸っぱい香りがふわっと感じられ、すごく幸せな気持ちになりました。

アンソレイユさんはコーヒーにも紅茶にもこだわりを持って作っているそうですが、正木先生はコーヒーと紅茶どちら派ですか?

2つ目は、焼き菓子・ケーキへのこだわりです。アンソレイユさんは、食材の素材にとてもこだわっています。ケーキや焼き菓子は、岩手県南部小麦粉、発酵バター、蔵王産地養卵、フランスペック社のチョコレート、スペイン産の上質なマロンペースト、フランス産くるみ、フランスブルターニュ地方のゲラント塩などを使用しているそうです。ランチの食材にもなるべく宮城県産のものを使用するなど、素材を厳選して添加物はなるべく使わずに、常にお客様に喜んでもらえるようにしているそうです。
アンソレイユさんのスイーツはどれも可愛くて美味しいものばかりで、インスタグラムでもとても人気です。
私は以前訪れた際に、アンソレイユさんの定番商品である「巣ごもりパフェ」をいただいたことがあるのですが、まず、見た目のインパクトに目を惹かれました。鳥の巣に見立てた部分はカダイフと呼ばれるパリパリ食感で、中にはバニラアイスやチョコアイス、コーンフレークやマロンクリームなど盛りだくさんのパフェでとても美味しかったです。
また、アニバーサリーケーキも人気があり、誕生日や記念日など特別な日のケーキとして、テーマや好みを伝え、セミオーダーで作っていただくことができます。マカロンとアイシングクッキーを乗せたケーキが人気だそうです。

詩乃さんはアンソレイユさんのアニバーサリーケーキをオーダーしたことがあるそうですがいかがでしたか?

3つ目は、空間づくりへのこだわりです。
アンソレイユさんはアンティークの風合いで温もりのあるゆったりとした空間のお店です。手書きのイラストを空間デザイナーの尾形欣一さんに依頼して形にされたそうです。
また、緑豊かな場所にあり、天気の良い日には泉ヶ岳と七つ森を臨むロケーションが最高です。アンソレイユさんは食材の素材を厳選し、美味しさを追求するのはもちろん、単なる美味しさにとどまらず、お客様に幸せになっていただける味作りや空間を目指しているそうです。
コロナ対策として、非接触型顔認証体温計、24時間換気、電解水の噴射、アルコール消毒など、感染対策を万全に行なっています。

店内はワンちゃんと一緒に入ることができるため、小型犬を連れたお客様も度々いらっしゃるそうです。私もチワワを飼っているので今度はぜひ一緒にお邪魔したいと思います。
定休日は水曜日と木曜日で、営業時間は11時から19時までです。
今回、取材を快く引き受けてくださったアンソレイユさん、大変ありがとうございました。
みなさまもぜひ、アンソレイユさんのこだわりの空間で美味しいスイーツとドリンクに癒されてみてはいかがですか。

今回の「泉区いいとこ大発見 part5」は、「アンソレイユ」さんについて、紹介いたしました。

≪コーナー3 栄養学生が教える!〇〇≫

栄養や健康知識を常に学んでいる私達が、新鮮な情報をお届けします。
今回は正木ゼミ3年、蒲倉真歩さんからの情報提供です。

来週はいよいよバレンタインですね。いま、街中や多くのお店がチョコレートでたくさん賑わっていますよね。美味しそうで見た目も可愛いチョコレートを見るだけでも、とてもワクワクしますよね。中にはチョコレートを使った手作りのお菓子を、大切な人に送る人も多くいらっしゃるかもしれませんね。

皆さんは、何か印象に残るバレンタインの思い出などはありますか。

今日はバレンタインデーとチョコレートに関する情報をお届けしたいと思います。

バレンタインデーは、西暦269年2月14日に処刑された、司祭ウァレンティヌスの名前に由来しています。

当時のローマ皇帝は、「若者が戦争へ行きたがらないのは、故郷に残る家族や恋人と離れたくないからだ」として、結婚を禁じていました。そのような状況の中、結婚もできないまま戦地へ送られる若者をかわいそうに思ったキリスト教司祭のウァレンティヌスは、若い兵士の結婚式を内緒でとり行っていたそうです。

そのことを知った皇帝はウァレンティヌスを問いただし、二度と法に背かないよう命じます。しかし、ウァレンティヌスはそれにも従わなかったため、処刑されてしまいました。
その後、ウァレンティヌスは「聖バレンタイン」という聖人として、広く知られるようになりました。現在もバレンタインデーは、恋人たちが愛を誓い合う日として、世界各地でさまざまな形で祝われています。

バレンタインにチョコレートを贈る文化は、実は日本特有のものです。海外の場合はチョコレートに限らず、カードや花束、お菓子などを恋人や家族、友達に贈るそうです。

次にチョコレートの栄養成分について紹介します。チョコレートにはカカオポリフェノールが豊富に含まれています。カカオポリフェノールとはチョコレートの主な原料「カカオ豆」に含まれる抗酸化物質(ポリフェノール)のことです。ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する苦味や色素の成分で、自然界に5,000種類以上あると言われています。高い抗酸化作用を持つポリフェノールは体内の酸化を抑え、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があります。この作用が、肌老化の防止、動脈硬化の予防、アレルギーの改善、精神安定、リラックスといった良い効果を期待することができます。ポリフェノールは水に溶けやすい性質があります。そのため、比較的短時間で作用しますが、長期間効果が持続しないため、1度にたくさん摂取しても排出されています。ですので、毎日こまめに摂取することが効果的な摂取方法となっています。

また、チョコレートはイメージにあるように、食べ過ぎるとは肥満に繋がる恐れがありますが、食べ方に気をつければ、ダイエット効果を期待できます。これは、チョコレートに含まれている「テオブロミン」という苦味成分が、精神を安定させる働きのある神経伝達物質の働きを助けるからです。気持ちを落ち着かせ、過食を防ぐ効果があります。具体的な量は、一日に摂取するチョコレートは約200kcalまでにし、カカオ成分70%以上のものを選ぶと良い効果を期待できます。
今回の話を参考にし、食べ過ぎには気をつけながら、バレンタインを楽しんでください!

今回は正木ゼミ3年蒲倉真歩さんに「バレンタインデーとチョコレート」について教えていただきました。
今回のコーナーは
ダンデライオン・チョコレートの「チョコレート豆知識」
株式会社明治の「チョコレート効果」
健康長寿ネットの「ポリフェノールの種類と効果と摂取方法」
シンクヘルスブログの「チョコレートはダイエットに良い?」
を参考にし、紹介させていただきました。

管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 『来週もお楽しみに!』