2022年01月10日放送 18回

2022年01月10日放送 18回

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18回目の放送となります。今日のパーソナリティは、正木ゼミ3年の井深里菜です。 出身高校は宮城学院高校です。

さて、今回は新年最初の放送となりましたが、18回目の放送は成人の日にあたります。新成人の皆さま、おめでとうございます。
「成人」と言えば、今年の4月1日から法律の改正により成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。今後は18歳の方も大人として、責任ある行動が求められます。
ちなみに今後の成人式の開催については各市町村にゆだねられるのですが、仙台市はこれからも20歳を対象に催されるそうです。

今回成人された新成人のみなさま、そして4月に成人される皆様の幸せ溢れる1年を願いまして、今回は成人の日の思い出をテーマに自己紹介をさせていただきます。

今日一緒に番組を担当する仲間はこの方です!
森口聡子さんとお馴染み、正木先生です。

本日はこの3名でお送りします。よろしくお願いします!

≪私たちのキャンパスライフ≫
今回は私、井深里菜が「宮学生の自習環境」についてお話しします。
大学生活の中で、授業と授業の間の空コマに課題をしたり、テスト前に勉強をしたりと大学の自習室を利用する場面が多くあると思います。本日は、宮学生の自習室についていくつかご紹介したいと思います。

まずは、図書館のご紹介です。
宮城学院女子大学の図書館は3階建ての構造になっており、館内には約37万冊もの本が貯蔵されています。席数が多く、静かな環境のため勉強に集中することができます。参考図書など様々な分野の本があるため、レポートを書くための参考文献や情報収集などで活用できるところが良い点だと思いました。
2階の第一閲覧室にはグループで学習できるセミナー室があります。ここではノートパソコン、プロジェクタの利用が可能です。私のおすすめの図書館の自習スペースは、1階の第二閲覧室です。このフロアの自習室は、一席ずつ区切られているため、課題や勉強に集中することができます。図書館の大きい窓から外の景色が綺麗でお気に入りです。図書館には、レポートや論文の書き方講座の開催などのサービスもあります。あまり図書館を利用しないという学生もいると思うのですが、課題や勉強にはうってつけの空間なので、ぜひ図書館を活用していきましょう。

次に、私たち食品栄養学科の学生が多く利用しているであろう、食品栄養学科自習室のご紹介です。家政館入ってすぐにあり、ロッカー室の隣に設置されています。この自習室は、食品栄養学科の学生のみ利用することができます。 7〜8人掛けの大きな机が4つあり、友人と課題に取り組む場合やグループワークなどでも活用できます。実習のまとめや授業の中で取り組む課題など、複数人での利用に向いていると思います。静かな空間の図書室で話し合うことはなかなか難しいですが、食品栄養学科の自習室では、友人との意見交換や話し合いがよく行われています。また、パソコンが10台ほどあり、自由に使うことができます。また、コピー機も設置されているため、私も授業で使う資料の作成などでよく利用しています。コロナウイルス感染症拡大防止のため、日中は常に換気がされているため、安心して利用することができます。

最後に、新しくできた自習室をご紹介します。
宮城学院女子大学の施設の中の人文館2階のロッカー室、講義館2階の改修工事が9月末に終わり、学生課と学生相談・特別支援センターが新しくなりました。ここには、教職員の執務空間だけではなく、学生が自習などで使える空間があります。席数は、2人がけが7席ほどあり、充電できるコンセントがあるほか、中庭を眺めて勉強できるロケーションが最高です。自習室を使用できる時間は8:50から17:00と朝早くから開いていて長い時間利用できるところも良いポイントだと思います。実際に、自習室を訪れてみると、大きな窓から光が入ってきて眺めがとても綺麗でした。静かに読書や自習ができる空間で、パソコンの使用が可能なので授業動画の視聴などもすることができます。大学の正門から入ってすぐなので、利用しやすのではないでしょうか。

聡子ちゃんはこの新しくできた自習室利用したことありますか?

実は、この自習室、新しくできたばかりのため、まだ名前がありません。
宮城学院の学食には「ピエリス」、カフェには「うふカフェ」、講義館2階の学生の共用スペースには「ブリックハウス」と名付けられているように、学生が使う空間には愛称があります。これらの愛称のほとんどが学生たちからの発案で決定しています。今回新しくできたこの自習室も学生からのアイディアを募集し、現在検討中だそうです。今の段階では、まだ自習室の名前は決まっていないそうなので、どんな愛称になるのかこれから楽しみですね。

正木先生、聡子ちゃん、新しい自習室に名前を付けるとしたら、何か候補はありますか?

さて、様々な自習室の場所のご紹介をして来ましたが、みなさんのおすすめの場所はありましたか?学生の皆さんは、ぜひ今回紹介した新しい自習室も利用してみてください!
今回は私、井深里菜が「宮学生の自習環境」について紹介しました。
≪音楽タイム≫

~♪~
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!
≪泉区いいとこ大発見 part5≫
今回は私、森口聡子が「長命館公園」をご紹介します

今回私森口聡子が紹介するのは「長命館公園」です。この公園は加茂2丁目の団地にあり、森に囲まれた歴史公園となっています。私は泉区に住んで10年以上になるのですが、泉区の歴史についてあまり知らないなと感じていました。そんなときにこの公園を知り、ぜひ詳しく知りたいと思い、公園を訪れこの番組で紹介しようと考えました。

皆さんは長命館公園をご存じでしたか?

長命館公園は、中世以降、この地域の領主であった長命氏が築いた館跡があった場所です。中世とは鎌倉時代から江戸時代始まりくらいまでの、12世紀から16世紀ころを言います。
長命館は漢字で「長い命に館」と書きます。城主の長命氏の名前からとられました。また、館跡とは、なだらかな小さな山を利用した砦のことです。長命館公園は、そのような歴史を後世に伝えるために作られた歴史公園で、風の子公園とも呼ばれているそうです。
公園は少し高台にあり、仙台の街並みを見ることができます。

長命館公園はお花見広場、冠木門広場、館跡、梅園、物見岡、野鳥の森、カタクリの森、水鳥の広場のエリアがあり、公園内の自然や高台からの景色を楽しむことができます。私も物見岡の物見台にのぼり、景色を眺めてみたのですが、泉中央の街並みやシェルコム仙台など、泉区を中心に仙台の街を見下ろすことができました。私が公園に行った日は晴れていたので、遠くの方まで眺めることができました。

公園内の森には遊歩道が設置されており、森の散歩を楽しめます。
私が公園に訪れたのは12月下旬の冬で、植物や動物はそこまで多く見ることはできませんでしたが、木々の中を歩いたり、景色や風の音を楽しむことができました。

遊歩道は散歩するの程よい長さで、ちょうどよい運動にもなりました。
野鳥の森には野鳥観察小屋があり、そこでバードウォッチングもできるようです。インターネットで調べると、春にはカタクリの花も咲くようで植物観察も楽しめそうです。そして春には桜も咲き、お花見も楽しむことができるようです。インターネットで桜の写真を見たのですが、とても美しく咲いていました。

皆さんは森を歩いたり植物観察をしたことはありますか?

私は冬に公園を訪れたのですが、この先冬が明け、春が近くなるとより公園内の自然を楽しむことができるかもしれません。

また、自然を楽しむだけでなく、公園内には長命館跡やこの地域の歴史について説明された看板が立っており、それを見て、泉区の歴史に触れ、学ぶことができます。今回私は長命館公園を訪れ、泉区の歴史について新たに知ることができました。自分が住んでいる地域の歴史を知る、という面でも、楽しむことができました。

この長命館公園ですが、入り口が複数あり、北入口と南入口付近には駐車場がありますので自動車で訪れることもできます。また、住宅地に近く、バス停から徒歩で行ける距離にもあり、アクセスしやすい場所にあります。
公園内にはベンチやお手洗いもあり、ちょっとしたレジャーにはちょうど良いのではないかと思います。これから春が来るのとともに、ぜひ訪れててみてはいかがでしょうか。

今回の『泉区いいとこ大発見part5』は、私、森口聡子が「長命館公園」について、紹介いたしました。

≪『栄養学生が教える!○○』≫

栄養や健康知識を常に学んでいる私達が、新鮮な情報をお届けします。
今回は正木ゼミ3年、蒲倉真歩さんからの情報提供です。

少し日が経ちましたが、明けましておめでとうございます!新しい年を迎えましたね。お正月に食べるものと言えば、やはり餅ですよね。今日は新年を迎えてから初の放送ということで、「お正月と餅」に関する情報をお届けしたいと思います。

まず、お正月に餅を食べる理由は何故だか知っていますか。
お正月に餅を食べるのは、平安時代に宮中で健康と長寿を祈願して行われた正月行事、「歯固めの儀」に由来しています。歯固めの儀とは、お正月に一年の血行や長寿を願い、餅・大根・串柿・かぶ・するめ・昆布などの固いものを食べ、歯を固める儀式のことです。歯を固めることで、丈夫になることで健康になるという考えからはじまった行事だとされています。

また、もともと餅は、ハレの日に神さまに捧げる神聖な食べ物でした。ハレとは非日常のことを言い、折り目や節目を表す言葉です。お正月は、節目の中でも始まりであるまさにもっとも大切な日とされています。
そのため普段は食べられないお餅を食べて、お祝いするという日でもあるそうです。

餅は長く延びて切れないことから、長寿を願う意味も含まれています。
年神様に供えた餅を神棚から下ろし、お供え物をいただくことで、一年の無病息災を祈る気持ちが込められています。

次に餅に含まれている栄養素や効果について紹介します。

餅には、炭水化物、脂質がよく含まれており、実は意外と栄養のある食べ物です。ほぼ同カロリーとされているごはん軽く1杯を食べるよりも、切り餅2個を食べた方が、多くの栄養素を摂取できるそうです。餅は少ない量で必要なエネルギーを摂取する事ができ、短時間で手早く調理も可能であるため、実は朝ごはんにとてもぴったりな食べ物です。

また、お米の主成分の炭水化物はでんぷんというものであり、ぶどう糖がたくさん繋がってできています。でんぷんは、ぶどう糖の繋がり方の違いによって、2つのタイプがあります。一本のひものような繋がり方をしているアミロースと、枝分かれしているアミロペクチンです。このアミロペクチンは、普段食べているご飯には約80%含まれているところ、餅には100%含まれています。アミロペクチンは消化吸収が良く、少量で効率よくエネルギー補給ができます。お餅がもちっとしているのも、このアミロペクチンによる効果です。
粘りがあるので、消化に時間がかかるとされています。これが「腹持ちがいい」いいと言われる理由になっています。満腹感が持続するということで、間食防止や食べすぎ防止に繋がります。

餅の食べ方はさまざまあると思いますが、皆さんは、餅をどのような味付けや調理をして食べるのが好きですか。

色々な食べ方で飽きなく、楽しみながら餅を食べれると良いですね。

今回は正木ゼミ3年蒲倉真歩さんに「お正月と餅」について教えていただきました。

今回のコーナーは
日本鏡餅組合の「鏡餅について」
京都製菓製パン技術専門学校の「お正月とお餅の関係とは?餅つきと食べる理由って?」
ユーグレナの「健康コラム」
を参考にし、紹介させていただきました。

管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 『来週もお楽しみに!』