12回目の放送となります。今日のパーソナリティは、正木ゼミ3年の菊池美月です。
出身高校は岩手県立盛岡第四高校です。
今年も残すところあと1ヶ月ですね。ということで今回は「今年中にやりたいこと」をテーマに自己紹介させていただきます。
そして、今日一緒に番組を担当する仲間は佐藤菜々紗さんと正木先生です。
fmいずみのスタジオからお送りします。本日も元気に楽しく活動してまいります。よろしくお願いします!
≪コーナー1私たちのキャンパスライフ≫
今回は私、菊池美月が「臨床栄養学実習」について紹介します。
管理栄養士を目指す三年生にとってこの臨地実習はとても大きなイベントの一つです。
私たちは三年生のうちに高齢者施設や学校給食センターに訪問する給食経営実習、保健所や保健センターに訪問する公衆栄養学実習、病院などの医療施設に訪問する臨床栄養学実習の3つの実習を行います。今年は、コロナウイルス感染拡大の影響を受けオンラインで実習を行った施設も多くなりました。今回は私が学んだ臨床分野のオンライン実習について皆さんにご紹介したいと思います。
私は10月18日から29日の2週間オンラインでの実習を受けました。
臨床分野では、例年皆さんも想像するように実際に病院に訪問して行う実習ですが、今年はzoomを用いた遠隔のリアルタイムの実習になりました。毎日午前9時から17時まで学生は各自のパソコンで自宅から講義を受講しました。
オンラインでの実習では、病院の先生方が学生のためにたくさんの資料を用意してくださり、病院での管理栄養士の役割や病院での栄養管理の仕組みについて詳しく教えていただきました。
普段の実習ではなかなか間近で拝見することができない管理栄養士と患者様の栄養指導の様子や調理師の方のお話、患者様の実際の声についても動画を通して拝見することができました。
病院の管理栄養士の先生方の話を聴いて、管理栄養士の仕事の難しさや責任の重さを痛感し、改めて管理栄養士の学習の奥深さを学びました。
また、従来の訪問による実習では宮学の学生だけで行うことが多くなりますが、オンラインでの実習では他大学の学生と一緒に講義を受けたり、グループワークでのディスカッションを行ったりしたことで、自分と同じ志を持つ学生と意見を交わしあう貴重な経験ができ、たくさんの刺激を受けました。
オンラインだからこそできる新たな学びをすることができ、管理栄養士の仕事に対する憧れを胸にさらに勉学に励んでいきたいと感じました。
今回は私、菊池美月が「臨床栄養学実習」について紹介しました。
≪音楽タイム≫
~♪~
≪コーナー2泉区いいとこ大発見 part5≫
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。
泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきます。
今回は私佐藤菜々紗が、「SENDAI光のページェントin泉パークタウン」について紹介致します。
以前友人と行ったことがあるのですが、とても綺麗で印象に残っていたので今回紹介したいと思いました。
泉パークタウンは、バス停の寺岡一丁目北・泉アウトレット、もしくは寺岡六丁目・泉アウトレットで下車し、徒歩約3分のところにあります。
[イベント1 SDGsツリー]
今回のイルミネーションは11月1日から来年の2月28日まで点灯されています。点灯時間は、11月1日から2022年1月31日までが16:30~21:00まで、2月1日から 2月28日までが17:30~21:00までとなっています。2月17日はお休みとなっています。
また、今年で6年目になるということで、SDGsツリーが仙台ロイヤルパークホテルガーデン入り口付近のメインストリートにて点灯されます。このツリーは、泉パークタウンの施設で使用した廃食用油をリサイクルした燃料を使用し、明かりを灯しているそうです。廃食用油は、天ぷら油などの食用油の使用後の油のことを言います。
〜SDGsとは何か知っていますか?〜
SDGsは「持続可能な開発目標」のことです。少し難しく感じるかもしれませんが、貧困をなくすことや、自然を守ること、平和と公平など、誰1人として置き去りにしない世界を目指すことがこのSDGsの大きな目標になっています。このように、本来ならば捨てられていたものを再利用して使うことは、環境に配慮した持続可能な社会のための取り組みとしてとても大切なことです。
SDGsツリーの点灯は、12月1日から2022年2月28日までです。
[イベント2 スターライトウィンク]
また、毎日18:00、19:00、20:00になると、イルミネーションが一気に消えて、再点灯を行うスターライトウィンクというイベントが行われます。再点灯の瞬間はきっととても綺麗なんだろうなと思います。私も見にいきたいです。 スターライトウィンクは11月1日から2022年2月28日までです。
[イベント3 Instagramキャンペーン]
そして今回はInstagramの写真投稿キャンペーンが行われるそうです。
なんと、受賞者の方はお買い物券や宿泊券などがもらえるそうです。
水面に映るランタンはとても綺麗ですし、写真映えするような撮影スポットもたくさんあります。
インスタグラムで@sendaihikapaと検索・フォローし、#ヒカパ2021をつけて素敵な写真を投稿してみてください。期間は11月1日から2022年2月28日までとなっています。
[最後に]
入場料などかからないので、学校帰りやお買い物帰りなど、素敵なイルミネーションで非日常を味わってみるのはいかがでしょうか。
今回は私、佐藤菜々紗が「SENDAI光のページェントin泉パークタウン」について紹介いたしました。
≪コーナー3 栄養学生が教える!○○≫
栄養や健康知識を常に学んでいる私達が、新鮮な情報をお届けします。
今回は正木ゼミ3年の井深里菜さんからの情報です。
最近は一気に気温が下がってきて、スーパーにはみかんが並ぶようになり、みかんのおいしい季節がやってきましたね。
みかんの生産地には、年間の平均気温が15℃以上あり、冬の最低気温が−5℃以下にならないことという条件があります。そのため、東北地方の宮城県では生産されず、スーパーには和歌山県産や愛媛県産、広島県産や長崎県産などのみかんが並んでいます。
みかんは甘くておいしいだけではなく、これからの寒い時期の健康にぴったりな果物です。
今回は「栄養学生が教える!みかん」についてご紹介したいと思います。
みかんは健康に良いイメージがありますが、どのような栄養や健康効果があるのでしょうか。
みかんにはビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCは風邪などの感染症に対する免疫力を強くする働きがあります。
また、女性に嬉しい効果として、ビタミンCにはそばかすやシミの元になるチロシナーゼという酵素を抑制する効果があり、肌に弾力やハリを持たせる働きがあるのです。
また、みかんにはβ–クリプトキサンチンというオレンジ色のカロテノイド色素成分が含まれています。みなさんは、みかんを食べ過ぎてしまい、手のひらや足の裏が黄色くなったことはありませんか?これは、β–クリプトキサンチンが血液中の脂肪組織に蓄えられるために起こります。一時的な症状で、健康には害はなく、β–クリプトキサンチンは代謝され、のちにビタミンAになります。
β–クリプトキサンチンには生活習慣病の予防や美肌の維持、また骨粗しょう症や脂質異常症予防など様々な効果があると言われています。
さて、みなさん、みかんの食べ方で気になるのが、みかんの薄皮や白いスジは食べた方が良いのかどうかというところだと思います。
みなさんはみかんを食べる時に白いスジなども一緒に食べますか?
ラジオをお聞きのみなさんも食べる、食べないと意見が別れるところではあると思いますが、みかんの薄皮や白いスジには食物繊維がたっぷり含まれています。食物繊維は、コレステロールや糖分の吸収を抑えるとともに、便秘の予防に効果があります。
また、みかんの白いスジにはヘスペリジンという、ポリフェノールの一種が多く含まれています。果実の部分に比べると、白いスジにはおよそ40倍も含まれているのです。
ヘスペリジンは毛細血管の壁を強くするという働きがあり、その結果血流を促して、冷え性などの改善に効果があると言われています。また、むくみや顔のクマ、くすみなどの改善も期待できます。
薄皮や白いスジが苦手な方もいらっしゃると思いますが、実は良い効果があったんですね。
みかんが持つ栄養や効果を知っていただいたところで、せっかくならおいしいみかんを選びたいですよね。
今回はおいしいみかんの選び方をご紹介します。
ポイントは、「へたと皮を見ること」です。
へたは小さく、緑色のものがおすすめです。へたが小さいということは、つまり軸が細いということです。軸が細い方が枝から送られる水分が少なくなり、その分栄養が多く送られます。そのため、味が濃いみかんになるのです。
みかんの皮は、色鮮やかでハリ・ツヤがあるのが理想的です。また、皮のブツブツが多く、きめ細かいものを選ぶと良いでしょう。このようなみかんは、枝の先端近くに実がなっていたもので糖度が高く、甘いことが多いです。
これから更に気温が下がり、寒さが身に染みる時期になります。
みかんにも様々な効能があるため、おいしく食べて風邪や体調不良に負けないように過ごしていきましょう。
今回は正木ゼミ3年井深里菜さんに「みかん」について教えていただきました。
ふるなび公式「みかんの栄養と健康効果を徹底解説!」などの情報を参照し、紹介させていただきました。