2021年09月20日放送 03回

2021年9月20日放送 3回

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『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記』~♪

3回目の放送となります。今日のパーソナリティは、正木ゼミ4年の遠藤真子です。
出身高校は仙台二華高校です。9月に入り、一気に秋の訪れを感じるようになりましたね。ということで今日は「この秋にやりたいこと」をテーマに自己紹介させていただきます。

そして、今日一緒に番組を担当する仲間は3年の佐藤奈々紗さんと土方茉優さんです。
そして番組のコメンテーターはお馴染み、正木先生です。
本日はこの4名でお送りします。よろしくお願いします!

また、今回の放送もコロナウイルス感染症対策のために、スタジオ、大学、学生の自宅と遠隔で繋ぎ収録しております。一部聴き取りにくい場面もあると思いますが、ご了承ください。本日も元気に楽しく活動して参ります。どうぞ30分間お付き合いください。
≪コーナー1私たちのキャンパスライフ≫
最初のコーナーは私達、宮城学院女子大学の大学生活についてご紹介する『私達のキャンパスライフ!』のコーナーです。
今回は私、土方茉優が「宮城学院女子大学のサークル」についてお話ししたいと思います。

宮城学院女子大学には、約40のサークルと約10の同好会などがあります。
種類の多さはもちろんどのサークルもとても魅力的で、私も入学当時どこに所属するかかなり迷いました。
そんな時に「うちのサークルに入って絶対後悔はさせない」と当時の部長に誘われて入部を決めた「演劇部」について紹介します。

演劇部と言うと舞台の上で大勢の観客を前に演技などのパフォーマンスをするというイメージが強いと思いますが、部活動での役割は主に役者と裏方の2つに分かれています。
役者は先ほども言ったように、舞台の上で最高のパフォーマンスをするために台本を読み込み、役の魅力を引き出す役割があります。宮城学院女子大学では、大学から役者を始めた部員が大半です。始めはもちろんみんな緊張からか棒読みだったり、声が張れなかったりしますが
日々の練習や強いチームワークで本番近くなると見違える程上達します。
裏方は観客が見えない所で舞台を裏から支え、舞台をより華やかにする役割があります。役者がそろっていても裏方なしでは舞台はできません。役者のメイク、台本の制作や演出、舞台の音響や照明の調整など役割は様々です。
なので人前が苦手でも「演劇を観るのが好き」「物作りが好き」「一丸となって一つのものを完成させたい」という人にオススメです!

主な活動は文化祭で毎年2~3本、15分前後の作品を公演しており
それに向けて練習を重ねています。
最後に公演した2019年度の公演では全ての役を1日目と2日目で交代し違う人が演じるダブルキャストという仕組みを取り入れました。役の枠が倍になるので自分の持ち役が増え負担は大きいですが、同じ台本でも違う配役だと舞台の雰囲気や役の印象ががらりと変わってとても見応えがあります。
他の活動としては、2019年度に台原森林公園で開催されたホタルまつりで
ゴミ拾い活動や屋台の手伝いもしながらショートストーリーを2作品公演するなど地域の人たちとも一丸となって活動したりします。
夏休みと文化祭公演直前には1週間ほど学校に合宿し、一緒に練習しながら料理を作って食べたりボードゲームをしたりなどで親睦を更に深め合います。
普段の活動では台本を読んだり、声を大きく出すための発声練習や滑舌練習はもちろんですが、腹筋や背筋、柔軟体操などもします。一見すると関係ない練習のようにも見えますが、筋トレをするとしないとでは声の出やすさが全然違います。声を出したりするためにはとても重要です。
他にも変わった練習法としては1対1で相手の目を見ながらお手玉でキャッチボールをする練習があります。相手との距離感を掴むための練習です。床から足を離してはいけなかったり同じ手でしか受け取ってはいけなかったり、20回連続成功しないといけないのですが途中で落としたらまた1からやり直しなど意外と難しいです。
しかしうまくいったときの達成感からか、この練習をすると不思議と練習相手と心の距離が縮まり仲良くなることが出来ます。なので新入部員がいるときはいつもこの練習を取り入れています。

昨年度はコロナの影響でこれらの活動は全てできませんでした。学校での練習も12月に1回したのみです。
しかし3月に卒業する4年生の先輩方と共に卒業公演を行いました。
密を避けるため公演は音声のみの声劇と、役者4人が間隔を取ってそれぞれのマイクで演技のやりとりをする朗読劇を行いました。

去年に引き続き、今年もコロナ禍で以前のような活動は難しいですが
それでも1つの舞台をみんなで完成させたい、そしてそれを多くの観客に観てもらいたい。そんな思いで、現在はLINEなどを通して自宅練習を行ったりなど、できる範囲での活動を行っています。

後輩にもっと演劇をする楽しさを伝えたい、観客の方々が楽しんでくれる作品をみんなと作りたいという思いを胸にそして代々受け継いでいる、楽しく本気で活動する「エンジョイガチ」という精神をモットーにしそれぞれが日々努力しています。
キャンパスライフ「宮城学院女子大学のサークル」について、土方茉優がお届けしました。
≪音楽タイム≫
ここで一曲お届けします。
ラジオをお聞きのみなさんは、うれしいとき、悲しいとき、どんな音楽を聴きたくなりますか?
この番組では毎週、女子大生目線で心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、私、遠藤真子の選曲で、MISIAの「明日へ」です。
それでは、お聞きください。
~♪~
≪コーナー2泉区いいとこ大発見 part5≫
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。
泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきます。

今回は私佐藤菜々紗が、「h cafe」を紹介致します。
「h cafe」さんは、泉区松森にあります。泉中央駅から八乙女方面に車で10分ほどのところにあり、ホンダカーズ仙台北店さんと併設されています。今回は新型コロナウイルス感染症の拡大のため、お店の方に電話での取材に協力していただきました。
h cafeさんは以前母と行ったことがあるお店で、とても手頃な価格でランチやデザートメニューを食べることができるとても素敵なお店だったので、今回取材してみたいなと思いました。

[お店の特徴]
h cafeさんは、ヘルシー&ビューティーということで、ヘルシーな食事やドリンクメニューを提供しているカフェです。「食の面から美と健康を」というコンセプトのもと、様々なメニューを展開しているそうです。客層はとても幅広く、学生の方やご年配の方、親子連れなど、年齢や性別問わず多くの方がいらっしゃるということでした。

[メニューについて]
h cafeさんのメニューはとても豊富で値段もリーズナブルです。
モーニングやランチ、レギュラーメニューとしてパスタやカレー、デザートなどを食べることができます。
モーニングはパンやご飯など、複数の種類の中から選ぶことができ、390ととてもリーズナブルな価格です。
ランチにも様々なメニューがあり、価格は390円から990円の間で展開されています。ランチメニューでは小鉢の数を選ぶことができるものがあり、3種類、5種類、7種類とその日の気分に合わせて選ぶことができるのも嬉しいポイントですね。この小鉢は毎月考えているそうで、たんぱく質がとれる小鉢、ビタミンや食物繊維を摂ることができる小鉢など、バランスの良いメニューになるように作っているそうです。また、セットでドリンクメニューやデザートメニューをつけることができるのも、お得感がありますよね。
ドリンクメニューは、コーヒーや紅茶などのほか、豆乳を使ったラテや野菜とフルーツを使ったスムージーがあるそうです。9時から11時までがモーニング、11時から15時までがランチの時間となっています。その日の予定に合わせて食べに行ってみてください。

h cafeさんのデザートがとても美味しそうだったのですが、みなさん甘いものは好きですか?
―好きなスイーツなどについて話すー
ちなみに今回、お店の方オススメのデザートメニューを聞いたところ、「びっくりサイズのシュガートースト」がオススメということでした。ご褒美スイーツとして食べて欲しいそうです。1つでかなりお腹いっぱいになるということだったので、コロナが収まったら友達とシェアして食べに行きたいなと思います。

[アピールポイント]
ナチュラルな白や木を用いた落ち着いた雰囲気の店内で、バランスの良い美味しい食事を食べ、心も身体も健康になって欲しいと仰っていたのがとても印象的でした。

[最後に]
h cafeさんでは、手指消毒の徹底や空気清浄機の設置、席数を減らすなどの感染症対策を行いながら、お店を営業しているそうです。今回は電話取材だったのですが、今度は是非お店に来てくださいととても親切にしていただきました。ありがとうございました。
営業時間は9時から19時まで、日曜祝祭日は18時までとなっています。また、定休日は火曜日です。
今回の「泉区いいとこ大発見 part4」は、私、佐藤菜々紗が「h cafe」について紹介いたしました。
≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は正木ゼミ4年石山愛梨さんに解決していただきました。

「秋になると〇〇の秋とよく表現されますが、その中の一つとして、食欲の秋と言われるのはなぜでしょうか。」という質問をいただきました。

皆さんはどうして食欲の秋と言われるようになったと思いますか?

このように表現されるようになったのは、様々な理由が関係しています。
札幌医科大学の當瀬規嗣(とうせのりつぐ)教授によると、大きく二つの理由があるそうです。
1つ目は、太陽の出ている時間の減少と明るさの低下です。
夏から秋になると日が落ちるのが早くなり、入ってくる光の量自体も減ります。精神を安定させる力があり、食欲の調整にも深く関わっているセロトニンという物質は、日の光に当たった時間によって分泌される量が変化します。つまり、日の光を浴びることが少ない秋には、夏に比べセロトニンの分泌量が減ってしまうのです。日光に当たる以外にセロトニンの分泌量を増やす方法は、炭水化物や乳製品、肉などを食べることや睡眠を取ることです。秋になると食欲が増すのは、たくさん食べたり眠ったりすることでセロトニンを増やし、精神の安定を保とうとするからではないかと言われています。

2つ目は、気温の変化に対する体の反応です。
気温が下がると、体温を保つために熱を作ろうとするので、普段よりもエネルギーを必要とします。そうすると、いつもより多くエネルギーを使ってしまうためお腹がすくと言われています。

またこの他にも、秋に美味しくなる旬のものが多いため自然と食欲が増す、など、本当に様々な説があります。このような様々な理由が影響し合い「食欲の秋」に繋がっているようです。

ここからは秋の味覚に関するクイズを出題します。
全部で2問です。是非皆さんも一緒に考えてみてください!
第1問
干し柿に使われている柿はどちらでしょう。
A、甘柿  B、渋柿
(出演者答える)

正解はBの渋柿です。実は柿自体の甘みは甘柿よりも渋柿の方が強く、干し柿にした時により甘みが増すそうです。生柿の状態だと渋みに隠れて分かりにくいですが、干し柿にすることで本来の甘さを感じることができるのですね。

第2問
さんまは内臓まで食べられる魚として親しまれていますが、魚は基本的に内臓を食べることができません。さんまはなぜ美味しく食べることができるのでしょうか。
A、内臓の割合が小さいから
B、食べ物の消化が早いから
(出演者答える)
正解はBの消化が早いからです。さんまの内臓が食べられるのは、胃が無く排泄物が溜まりにくいためです。胃の無い魚のことをそのままの漢字を取って無胃魚といい、さんまの他にコイやイワシなどが当てはまります。胃が無い分消化が早いため、余分な消化液などが残らず苦味が少ないのです。
大根おろしやレモン汁などと一緒に食べるとより苦味が抑えられるので、旬を迎えるこれからの時期に是非食べてみてくださいね。

秋の味覚についてクイズを通してご紹介しましたが、全問正解できましたか?秋は食べるもの全てが美味しく感じられますし、旬のものも沢山あります。今季は「食欲の秋」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

1)食欲の秋と言われる訳については北海道建設新聞社の大人の養成訓(https://e-kensin.net/news/10288.html)と、タニタ からだクローズアップ(https://www.karadakarute.jp/tanita/kcloseup/kcup52.jsp)
を引用させていただきました。
2)干し柿クイズは朝日新聞、(https://mainichi.jp/maisho/articles/20161009/kei/00s/00s/012000c)
さんまクイズはTSURINEWS(https://tsurinews.jp/114626/)を参考に作成しました。

今回の「解決!なんでもアンサー」は「食欲の秋と言われる訳」について解決いたしました。

本日は、佐藤奈々紗さん、土方茉優さん、コメンテーターは正木先生、パーソナリティは遠藤真子でお送りしました。