2021年01月25日放送 16回 受験生応援編

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放送音源

16回目を担当します今日のパーソナリティは、正木ゼミ3年の吉田千優です。
出身高校は山形中央高校です。大学生はあと少しで春休みを迎えるので、おうち時間が増えると思います。そこで今日は「最近の家での過ごし方」をテーマに自己紹介させていただきます。

≪コーナー1私たちのキャンパスライフ≫
今回私、菖蒲繭子が「大学生ライフ~アルバイトと旅行編~」についてお話しをします。

年が明けると受験シーズンが一気にやってきますよね。先日行われた大学入試共通テストでは宮城学院女子大学のキャンパスも試験会場だったので、私たち大学生は大学内立ち入り禁止でした。そのため、ゼミは数か月ぶりにリモートで行いました。リモートだと私たち学生は通学時間がないため、開始時間ぎりぎりまで寝ていられるので少しだらしなくなるんですよね。いいか悪いかと言ったら、健康的にはやはりよくないですよね。

という雑談さておき、今回はリアルな大学生活(アルバイトと旅行)についてトークしていきたいと思います。受験シーズン真っ只中の高校3年生がこのラジオを聞いて少しでも受験勉強の励みになれたらいいなと思います。

私は、高校生の時、大学生になったら、あんなことしたい、こんなことしたいとか夢のキャンパスライフを派手に妄想しながら受験勉強のモチベーションをあげていました。
ちひろさんもそうでしたか?

私は、大学に入ってしたかったことはアルバイト。しかも絶対ここっていう場所が決まっていて面接は慎重にいきました。某コーヒーチェーン店なんですけれども、今もそこで働いていて大好きな場所だからこそ、アルバイトの時間はお金を稼いでいるという感覚より、楽しくて幸せな時間をもらっているという気持ちの方が強いかな。
ちひろさんはどんなアルバイトしているの?

でも、バイトに対しての向き合い方は本当に人それぞれで、高時給をもらえるところでたくさん稼いで、ライブとかのプライベートを充実させている友達も私の周りには多いかなと思います。
先生は学生時代、どこでアルバイトしていたの?

ちなみに、私たちの所属している食品栄養学科は管理栄養士の国家資格の取得を目指す学科なので、特に1年次は授業がみっちり入っているから他の学科の子たちよりはあんまり働けないかもしれません。テスト前や実習でも長期のお休みをもらうことが多くなるので、面接時に確認したりすることもアルバイトを決めるうえで大切になってくるかもしれません。学科によってキャンパスライフは変わってくると思うので入学してから学科の先輩のお話を参考にしてみるのもいいと思います。

次に、旅行のお話をしていきます!
学生と言えば、やっぱり時間に余裕があって、春休みとかみんなどこかには必ず出かけているのではないかと思いますが、ちひろさんは今までどこに行きましたか?

私は、ミュージカルが大好きで年に数回県外で行われる劇団四季の公演に行っていました。横浜公演の時はそのまま赤レンガ倉庫や鎌倉巡りしてきました。
ある日の夕方、突然東京にあるカフェ巡りしたくなって、その日の夜行バスで東京に一人で行ったことも2回ぐらいあるかな。国民の休日ではない日でも自由に旅行に行くことができるのは大学生ならではの特権ではないのかなと思います。

実は、1年前の春休みも実習が始まる前に金沢いく予定立てていたのですが、コロナで3日前くらいに泣く泣くキャンセルせざるおえなくなってしまって、それから旅行にはいけてないです。学生のうちにいきたい場所はまだまだあるんですけれどもね。
先生は一生の間行きたい場所とかあるんですか?

今は旅行になかなか行くことができないですが、みんなで感染予防を徹底して、また自由に旅行に行ける日が来ればいいなと思っています。

そして、このラジオを聞いてくれた受験生、共通テストも終わり、大学の個別試験真っ只中かと思います。私たちは頑張るみんなを応援しています。最後まであきらめずに頑張ってください!!!!

本日は私、菖蒲繭子が「大学生ライフ~アルバイトと旅行編~」についてお話しさせていただきました。

≪音楽タイム≫
ここで一曲お届けします。
ラジオをお聞きのみなさんは、うれしいとき、悲しいとき、どんな音楽を聴きたくなりますか?
この番組では毎週、女子大生目線で心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、私、菖蒲繭子の選曲で、Enyaの「OnlyTime」です。
~♪~
≪コーナー2泉区いいとこ大発見 part4≫

このコーナーでは、泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきます。
今回は私、菖蒲繭子が創作フランス洋菓子店「JAMIN」(ジャマン)さんについてご紹介します。

その前に...実は私たちのこういったラジオ活動は多くの方々に支援されて成り立っている活動なんですけれども、先日、同じく様々な活動をしている泉区の6大学の方々との交流会がありまして、行ってきました。普段はなかなか、他大学のゼミでどのような活動をしているのか、同じ管理栄養士を目指す仲間がどのような授業を受けているのかなどお話を聞く機会はないのでとても貴重な時間になりました。私たちの活動の取り組みは3月に泉中央駅のスウィングビルに掲載されるのでぜひご興味ある方は、お立ち寄りいただければなと思います。

さてさて、お待たせいたしました。本題に戻ります。

創作フランス洋菓子店「JAMIN」さんは、泉中央駅から徒歩10分ほどの位置にあり、ゼビオスポーツの路地裏の通りにあります。
実は私、小学生の時からJAMINさんのケーキを食べていて、もともと大ファンだったんです。私にとって、そんななじみ深いおいしいケーキを作るオーナーさんに実は今までお会いしたことがなくて、取材がドキドキだったんですけれども、今回、快く取材を引き受けてくださいました。

オーナーの大村さんは15年間もフランスでパティシエとしての腕を磨き、帰国後すぐに「JAMIN」さんを開いたそうです。
店名である「JAMIN」の由来は、大村さんの最後の職場の名前で、フランスのお店のように人々に長く愛されるように願いを込めてつけられたみたいです。取材中もお客様がひっきりなしにご来店されていてショーケースにあるケーキをキラキラした目で悩まれている姿が印象的でした。

ケーキだけではなく、マドレーヌやフルーツケーキ、クッキー、フィナンシェなどの焼き菓子も豊富で本格的な焼き菓子がたくさん並んでいました。既に可愛くラッピングされているものもあって乙女心がくすぐられました。焼き菓子のこだわりやお話を聞いていくとどれもおいしそうで何を買おうか悩んでいたんですけれども、これまたオーナーの大村さんが本当に優しい方で焼き菓子に加え、ケーキもたくさんプレゼントしていただきまいた。大村さん、本当にありがとうございます。美味しかったです!

実はフランスでは、紅茶に浸して焼き菓子を食べる風習があることを恥ずかしながらまったく知らなくて、今回大村さんに教えて頂いたのでその食べ方で食べてみました。マドレーヌは、ぎゅっとしたしっかりした生地なんですけれども、紅茶に浸して食べたら、口に含んだときにバターとレモンの香りがファーって広がってお口の中が贅沢な状態でした。そしてコーヒーが好きなことを伝えるとコーヒーとコーヒークッキーでおもてなしまでしていただいて...これまた、コーヒークッキー生地に入っているアーモンドの香ばしくて甘い風味がコーヒーと相性が良くて幸せな時間でした。

そして、メインのケーキについてお話ししていきます。ケーキは季節の果物を用いた季節限定のケーキもあって私が取材しに行った12月には洋ナシのタルトがありました。オーナーの大村さんは素材にこだわっていて、洋ナシも生の洋ナシを一から加工して作られているとのことでした。洋ナシの色もきれいでつやつやしていて、洋ナシと下のタルトの生地がベストマッチして美味しかったです。大村さんのおすすめは「パリ・ブレスト」といったフランス生まれのリングシューなんですけれども、シュー生地の間に挟まれているアーモンド風味のクリームが素朴で濃厚な味わいなのにとても口当たりが軽やかで、今までに食べたことがないお菓子でした。オーナーさんの一押し、ぜひ食べてみてください。その他にもたくさん食べたんですけれども、大人のプリンといったものはウイスキーの香りと赤みがかったカラメル(?なのかな)色が上品で、上に金箔がちらっっとかかっているんですけれども高級フランス料理の食後のデザートに出てきそうなプリンで(高級ディナーとかしたことないんですけど)、個人的に大人の女性に好まれそうなお味でした。まだ未熟な女性の私ですがリピートしたいなと思いました。一方でジャージー牛乳プリンは、牛乳本来の優しい甘さとミルキーな感じが感動的に美味しくて、濃厚なのに飽きずに最後までおいしく食べ切れて、これまた美味しかったです。見た目も可愛い牛乳瓶に入っているので、お子様にも喜ばれそうですね。
紹介したケーキ以外にも店頭にはたくさんのケーキが並んでいます。
お二人は、紹介したケーキで何か気になるものありましたか?
ぜひぜひ、多くの方々にJAMINさんのケーキを食べてもらいたいなと思います。

2005年にオープンして以来、美味しいフランス洋菓子を作り続けてきたJAMINさん。なんと今年の3月で16周年を迎えるみたいです。1月は、店頭に「ガレット・デ・ロア」が並んでいるみたいですよ。ガレット・デ・ロアと聞いて何かわかりますか?フランスの1月の季節菓子で王様のお菓子という意味をもつみたいです。ガレット・デ・ロアの中には陶器製のミニチュアが入っているのがあって、それにあたった人は幸運が1年続くとも言われているみたいです。フランスでは皆で楽しみながら食べるお菓子とされているんですって。素敵な風習ですよね。
JAMINさんではミニチュアの代わりにアーモンドが1粒入っているみたいです。是非、みなさん早速お立ち寄りみてはいかがでしょうか?

泉区市名坂にあるJAMINさん、とっても人気なお店なので夕方にはケーキが売り切れていることが多いです。少しはやめの時間のご来店をお勧めします。

本日は私、菖蒲繭子が創作フランス洋菓子店「JAMIN」さんについてご紹介させていただきました。
≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。
今回は正木ゼミ3年遠藤真子さんに解決していただきました。ありがとうございます。
ペンネームきらきら星さんからの質問です。
「茶色い砂糖は、通常の白砂糖よりも体に良いと聞いて使っていますが、これは本当ですか。」という質問を頂きました。
皆さんは、普段どのような砂糖を使用していますか?

まず、ひとまとめに「砂糖」といっても、上白糖、グラニュー糖、きび砂糖、黒砂糖など様々な種類があります。これらの違いは、原材料や製造法です。
砂糖の原材料は主に2つで、北海道で栽培されている「てん菜」と鹿児島や沖縄などの温暖な地域で栽培される「さとうきび」です。

医療サイト朝日新聞アピタルによると、砂糖の製造方法について、原料にさとうきびを使用する場合、まずは細かく刻んで搾り、搾ったことにより得られた汁を石灰と一緒に煮ることで、要らない成分を取り除きます。こうしてできた甘いサトウキビジュースを煮詰めてできるのが、茶色い砂糖の1つである黒砂糖です。
白砂糖の作り方も途中までは黒砂糖と同じです。白砂糖の場合はここからさらに、濾過をしたり、お湯で洗ったり、活性炭などを使うことで、甘み成分であるショ糖以外の成分を徹底的に取り除く作業が加わります。こうしてショ糖の結晶を取り出したものが白砂糖です。
白砂糖にはいくつか種類がありますが、グラニュー糖が最もショ糖の純度が高く、99.9%以上を占めます。白砂糖の白い色は、漂白をしているというわけではなく、無色透明の結晶が光を反射させて白く見えています。

茶色い砂糖では、黒糖、きび砂糖、てん菜糖が代表的です。茶色い砂糖は、先ほどの製造過程の違いからも分かるように、白砂糖よりも精製度が低いため、ショ糖の他にもミネラルを多く含んでいます。ミネラルというのはカルシウムやカリウム、亜鉛や鉄などの栄養素のことをいいます。ミネラルは体の臓器や組織の様々な反応を円滑に働かせるために必要なものです。肉や魚、牛乳・乳製品、野菜、海藻類などに多く含まれています。
注意したいこととして、三温糖や中双糖(ザラメ)は茶色をしてはいますが、上白糖の糖液を煮詰めてカラメル化させたものであるため、ミネラルの多い黒糖、きび砂糖、てん菜糖などとは異なり、ミネラルはそう多くは含まれていません。混同しないように注意しましょう。

以上のことから、きらきら星さんの質問にお答えすると、白砂糖は精製する過程でミネラルが取り除かれてしまうので、ミネラル分が残されている黒糖、きび砂糖、てん菜糖などの茶色い砂糖は、このミネラルの分、白砂糖よりも栄養価が高いということが体に良いと言われる所以です。ただし、砂糖の摂取量を考慮すると、茶色い砂糖によって摂取できるミネラルはそれほど多くはなく、白砂糖のミネラル含有量との差もごくわずかなものです。決して茶色い砂糖を食べれば健康になれるというものではないということを念頭に置いておきましょう。体に良さそうだからといって摂りすぎるとかえって肥満の原因になるため注意が必要です。同じ砂糖を使うなら少しでもミネラルを多く摂りたいという方は、茶色い砂糖を使用してもよいかもしれません。

今回紹介したように、砂糖にはたくさんの種類があります。リスナーの皆さんも是非、様々な砂糖を使用して、その違いを味わってみてください!
今回の「解決!なんでもアンサー」は正木ゼミ3年遠藤真子さんが「砂糖の色による栄養成分の違い 」について解決いたしました。

本日は、菖蒲繭子さん、コメンテーターは正木先生、パーソナリティは正木ゼミ3年吉田千優でお送りしました。