2020年11月16日放送 6回

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放送音源

パーソナリティの正木ゼミ4年の鈴木美羽です。
今日は「モーニングルーティン」をテーマに自己紹介させていただきます。
前回は、ナイトルーティーンについて聞いてみましたが、今回はモーニングルーティンということで、自己紹介がてらに毎朝習慣的に行っていることを聞いていきたいと思います。

3年生の遠藤瑠衣さんです。
そして番組のコメンテーターはお馴染み、横山さんです。
本日はこの3名でお送りします。よろしくお願いします!

≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
今回は私正木ゼミ3年遠藤瑠衣が、「最近の正木ゼミの授業」についてお話します。
先日正木先生の提案で、ゼミの時間に専用の機械で焼き芋を作りました。
その時に話題になったのは、なぜ家庭で焼き芋を作るとパサパサして甘くないのに、焼き芋屋さんの焼き芋は甘くておいしいのかということでした。

グループ分けをして先生にヒントをいただきながら、みんなで考えました。
皆さんは、なぜだかわかりますか?

ヒントは調理法の違いです。焼き芋屋さんでは石焼き、家庭では電子レンジで調理することが多いと思います。
さつまいもには、β‐アミラーゼという消化酵素が含まれており、その消化酵素がでんぷんを麦芽糖という甘味成分に分解します。この消化酵素が活発に働く温度が決まっており、その温度が70℃前後と言われています。
焼き芋をおいしく作るコツはこの70℃前後をいかに保てるかということにあるわけです。
家庭の電子レンジは急速で温度が上がってしまうため、酵素が働く前に死んでしまうので、甘い焼き芋が作れないということになります。家庭で作る場合は土鍋がおすすめだそうです。鍋全体の温度がまんべんなく上がり、均一に火を通すことができます。また、土鍋には遠赤外選効果があるとされており、これを利用することで、芋の中心部まで熱を通すことができます。弱火でじっくり加熱することもポイントです。ぜひご家庭でも試してみてください!

ここで秋の味覚さつまいもについてのクイズをしたいと思います。聞いている皆さんもぜひ一緒に考えてみてください!

第一問
さつまいもの原産はどこでしょうか?選択肢を3つあげます。①中国②ヨーロッパ③中南米(スタジオの人にも考えてもらい答えを聞く)正解は③の中南米です。中南米からヨーロッパ、中国、日本と伝わってきたとされています。日本へは、約400年前に中国を通じて伝来し、その後薩摩藩、現在の鹿児島県から全国に広まったとされています。今では身近な存在ですが、長い歴史があったんですね。

続いて、第二問!
さつまいもの家庭での保存方法は次のうちどれがよいでしょう?①冷蔵庫②日の当たらない場所③冷凍庫(スタジオの人にも考えてもらい答えを聞く)正解は②の日の当たらない場所です。さつまいもは寒さに弱いため、新聞紙に包んで、日の当たらないところで保管するのがよいです。普段どのように保管しているか確認してみてくださいね。

クイズは以上になります!皆さんは全問正解することができましたか?さつまいもは今が旬の野菜なので、ぜひ焼き芋にしたり甘煮にしたり、スイートポテトにしたりして、おいしく食べてみてくださいね。
ここまでは、私正木ゼミ3年遠藤瑠衣が「最近の正木ゼミの授業」についてお届けしました。
≪音楽タイム≫
ここで一曲お届けします。
ラジオをお聞きのみなさんは、うれしいとき、悲しいとき、どんな音楽を聴きたくなりますか?
この番組では毎週、女子大生目線で心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、私、遠藤瑠衣の選曲でAAAの「HORIZON」です。
~♪~
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!
≪コーナー2泉区いいとこ大発見 part4≫
今回は、私鈴木美羽が担当させていただきます。よろしくお願いします。
さて、泉区いいとこ大発見のコーナーは、泉絆プロジェクトのご支援のもと、泉区のさまざまなお店やスポットへ取材をさせて頂き、コーナーを通じて泉区の皆様へご紹介しています。
今回は、そんな泉絆プロジェクト、他大学では一体どんな事を行っているのかについて、ご紹介します。

①聖和学園短期大学さん
【スポーツクラブBOA SORTEによる、スポーツによる地域貢献活動】
スポーツ教室、健康教室を開催し、地域の様々な年代の方や、団体での交流の場を作っているそうです。

②仙台白百合女子大学
佐々木ゼミ【コロナウイルスに負けない体づくり】
市民向けの感染対策予防講座を開催しているそうです。また、泉区の地場産品、郷土料理、運動施設に関しての啓発普及もしています。
仁藤研究室【白百合森のようちえん&森の小学校 木育あそびプロジェクト】
花・木・森・生き物など、大学周辺の自然を生かした遊びを、地域のお子様、保護者の方々と一緒に楽しむイベントを手がけています。また、障害を持ったお子様も参加できるイベントにする事で、地域の皆さんとの交流の場に繋げているそうです。

③東北生活文化大学
スポーツ栄養研究会【泉区の食材×スポーツ栄養 地域活性化プロジェクト】
「泉区産の食材を食べて体も強くなろう」をコンセプトに、泉区の食材を使ったスポーツ栄養レシピ本の考案や、泉区内の中学高校の運動部へ向けたイベントなどを考えているそうです。
版画研究会【生文大わくわくプロジェクト】
生活と文化の”融合”を目指し、地域の方々と協力しながら、泉区の暮らしをデザインする力を身につけようというプロジェクトです。

④宮城学院女子大学
ミツバチ科学研究部門【魅力ある地域の自然環境 再発見プロジェクト】
ミツバチの飼育、研究をしながら、泉区周辺の生態系の調査をおこなっており、また、地域の子供達のところへ出向き授業を行う事で、子供達と一緒に地域の環境を考えたり、交流を深める活動を行っています。
正木ゼミ【ラジオ番組 管理栄養士を目指す 宮城学院女子大学のパワフル奮闘記】
泉区の食や健康に関わるニュース、各所イベント、泉区で活動している大学の活動などを、FM泉のラジオ番組を通して伝えています。

⑤宮城大学
まいちゼミ【デザイン援助による地域支援プロジェクト】
デザイン専攻で学んだ知識を活かし、泉区での町内会やイベントのポスターをデザインすることにより、より効果的な情報発信を手掛け、活発なイベントになるよう支援しています。

⑥東北学院大学
菅原真枝ゼミ【笑って欲しい スマイルモリモリプロジェクト】
介護の予防のための運動講座「スマもり体操」を行い、地域の住民が笑顔で集える場所づくりを行なっています。

私たち、正木ゼミのこのラジオ番組の他に、こんなにも泉絆プロジェクトには、泉区を活性化するための大学生の活動があるんですね。私たちも、泉絆プロジェクトの一員として、誇りを持ってこのラジオ番組をさらに素敵なものに繋げられるよう、磨いていきたいと思います。

今回の「泉区いいとこ大発見 part4」は、泉絆プロジェクトの、他大学の活動紹介についてお話ししました。ありがとうございます。

≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
さて、続いては「解決!なんでもアンサー」のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は、正木ゼミ4年の及川久子さんに解決して頂きました。ありがとうございます。

今回は、ペンネームライスライスライスさんから、「最近一人暮らしを始めました。自炊のため、お米を買いに行ったところ、たくさんのお米が売っていてどれにしようか悩んでしまいました。お米にはどのような違いがあるのですか?」という質問をいただきました。

確かに、スーパーに行くとたくさんのお米が売っていて迷ってしまいますよね。
そこで、今回はお米について様々なことを調査してきました。

まず、種類についてお話します。
先ほども話したように、スーパーにはたくさんの銘柄のお米が売られています。

Q1日本ではどれくらいの種類のお米があると思いますか?
2019年産の農産物検査を行う産地品種銘柄の合計は水稲うるち玄米で824銘柄、水稲もち玄米で132銘柄、醸造用玄米で223銘柄となっています。
お米にはこんなにたくさんの銘柄があるのです。みなさんは、自分の好きな銘柄とかありますか
またお米の中でも食感に違いがあるということもよく聞きますよね。

全部を紹介する時間はないということで、ここでは宮城県で生産されているお米であるササニシキ・ひとめぼれ・伊達正夢についてどのような違いがあるのかそれぞれも特徴についてお話していきたいと思います。

1つ目は、ササニシキについてです。
粘りの少ないあっさりとした食感で、冷めても食味が落ちにくいのが特徴です。
寿司米に適し、こだわりを持つ高級寿司店でも使用されています。
かつてはコシヒカリとともに良食味米の代表品種でしたが、病気や寒さに弱く年々生産量が減少していますが、熱烈なファンも多くいます。

2つ目はひとめぼれについてです。ひとめぼれは、「コシヒカリ」と「初星(はつぼし)」を両親として1991(平成3)年に宮城県古川農業試験場で誕生しました。
ひとめぼれは冷害にとても強く、味とかおりが良く、ねばりの強いお米です。
出会ったとたん見た目の美しさとそのおいしさにひとめぼれしてしまうことがその名の由来で全国38000件以上の応募の中から選ばれました。
東北地方を中心に作付けされており、お米の中で、コシヒカリの次に作付け量および流通量が多い品種で、市場においても人気があります。

3つ目は伊達正夢です。
もっちり食感の新品種。噛むほどに甘みが溢れ出し、お米本来の味わいが堪能できます。
じっくり、ゆったりと味わっていただきたい、贅沢な時間を演出するプレミアムなお米です。
仙台藩主・伊達政宗公を彷彿とさせる名前により”宮城らしさ”を表現するとともに、宮城の復興と、このお米で”食卓の天下をとる”という願いが込められています。
最大の特徴は食味の良さで、炊きたてはもちろん、放冷状態における味や香りの評価も高いお米です。

今回は宮城県で生産されている3つのお米について紹介させていただきました。日本にはまだまだたくさんのお米があるのでもっといろんなお米について調べてみるのも面白いなと思いました。

今回はライスライスライスさんの疑問について解決させていただきました。ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

今回の「解決!なんでもアンサー」は及川久子さんに「最近一人暮らしを始めました。自炊のため、お米を買いに行ったところ、たくさんのお米が売っていてどれにしようか悩んでしまいました。お米にはどのような違いがあるのですか?」という質問について、解決してもらいました。

本日は、遠藤瑠衣さん、コメンテーターは横山さん、パーソナリティは鈴木美羽でお送りしました。
「解決!なんでもアンサー」は、4年の及川久子さんに解決して頂きました。ありがとうございます。

『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』