本日は、高橋幸さん、佐伯奈美さん、コメンテーターは横山さんと蘓武さん、メインパーソナリティは鈴木美羽でお送りします。
≪コーナー1私たちのキャンパスライフ≫
今回は、私、佐伯奈美が「サークル活動」について紹介します。
私は現在アーチェリー部に所属しています。部員は1年生3人、2年生6人、3年生6人の計15人です。主に毎週火曜日と木曜日の放課後に活動していて、大会に向けて日々練習を重ねています。さらに夏休み、冬休みには校内で合宿をしたり、サークルがない日は、みんなでご飯に行ったりと、学年問わず仲が良いのが特徴です。
みなさんもご存知だと思いますが、アーチェリーは、いわゆる的に矢を当てて、その当たった点数を競う競技です。的の中心に近くなればなるほど点数が高くなります。
突然ですが、みなさんは今までアーチェリーをやってみたことはありますか?
私はアーチェリーというものを今まで一度もやったことがありませんでしたが、大学に入学してサークル選びに迷っていたところ、友人に勧められて一緒に入部することにしました。また、入部する前、放課後に開催されていた体験会に行った際、サークル内の雰囲気が良く、先輩方が優しかったのも入部した理由の一つです。
アーチェリーを行うためには、まず様々な用具が必要になります。
一つ目は射つときに必要な「弓」です。リカーブボウといってオリンピックでも使用されているものと、コンパウンドボウといって両端に滑車が付いているものの2種類があります。ちなみに私たちが使っているものはリカーブボウで初心者でも安心です。
さらに、「弦」と「矢」があります。弦は矢をつがえるもの、矢はその人の体格や技術に合わせて選ぶことができるため、一人一人矢の長さや太さが異なります。
また矢を放つ時に、弦の摩擦から、指を守るためのものとして「タブ」というものがあります。これは中指にはめて使います。
次に、「アームガード」です。アームガードは弓を持つ手の内側に装着します。これをつけることにより弦の跳ね返りから守ってくれます。私も初めは弦がよく腕に当たって、何度もアザを作っていたため、アームガードの存在は、とても大切だと思います。
次に「クイーバー」です。クイーバーは矢やアームガードなどを入れるバッグのようなもので、腰に巻いたまま練習します。種類や大きさ、色のバリエーションも豊富なので、自分好みのものを選ぶことができます。
ここで、アーチェリーの歴史について紹介したいと思います。「公益社団法人 全日本アーチェリー連盟」よりアーチェリーの歴史は、紀元前2万年頃、狩猟のために弓矢を使用したのが始まりとされています。その後は人間同士の争いに使われる武器として使用されるようになりました。現代のようにスポーツとして確立されたのは、16世紀にイギリスの王ヘンリー8世がアーチェリーのコンテストを開いたのがきっかけとされています。歴史は浅く、日本でアーチェリーが本格化したのも1950年代後半に入ってからです。
練習では、はじめに「素引き」といって、的に当てるためのフォームを身につけます。これが基礎となるため繰り返し練習することがとても大切です。
素引きができてきたら、はじめは的から少し離れたあたりから練習し、徐々に距離を伸ばしていきます。距離が離れていくにつれて、難しくなりますが、それが楽しさの一つでもあります。
アーチェリーは野外で行うイメージがあるかもしれませんが体育館など屋内で行われることもあります。また平地ではなく、山の中で行われるフィールドアーチェリーという競技もあります。
アーチェリーは年齢、さらに男性、女性も関係なく、誰でも楽しむことができます。
みなさんも、ぜひ一度はじめてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございます。今回の「私たちのキャンパスライフ」は「サークル活動」について、佐伯奈美さんに紹介してもらいました。
≪音楽タイム≫
~♪~
≪コーナー2 泉区いいとこ大発見 part3≫
私鈴木美羽が担当させていただきます。よろしくお願いします。
今回は、泉中央から車で10分、宮城生協高森店の別棟にあります、「無添生粉打そば 桂木庵」さんにお邪魔させていただきました。
私はお蕎麦がとても好きで、よく食べに行くのですが、そばにはルチンという、体に良い栄養素が豊富に含まれています。ルチンには、強い抗酸化作用があったり、血流を良くする働きがあるので、高血圧などの生活習慣病に良いとされています。そんなルチンを美味しく摂取できる、ステキなお蕎麦屋さんを発見しましたので、今回ご紹介させて頂きます。
桂木庵さんは無添生粉打ちそばということですが、この生粉打ち(きこうち)そばとは、そば粉100%の十割そばという意味です。そばには、使用しているつなぎの割合によって、二八蕎麦など種類が変わってきますが、桂木庵さんの蕎麦は、防腐剤、のび防止剤、めん離れ剤、香料等が一切入っておらず、つなぎを使せずにそば粉と水だけで作る、本物の十割そばなのだそうです。そのため、賞味期限5分!と言うほど、出されてすぐに口に入れて味わってほしいということでした。美味しいそばは、秒単位で味が落ちてしまうそうです。また、そば粉100%のそばであるゆえ、時間が経つとすぐにぽろぽろ崩れ使えなくなってしまいます。そのため、仕込みの時間にそばを作り直しているそうです。特に夏場は、小まめに作り直す必要があり大変そうでした。そんな手間や苦労をかけてでも、お客さんにとっても美味しいそばを食べて欲しいという、強いこだわりや想いを感じました。
そして、そんなこだわりの強い桂木庵さんのお蕎麦ですが、こだわりはこれだけではなく、好みに合わせて麺が3種類に分かれているそうです。
1つ目は、黒っぽいお蕎麦である田舎蕎麦。そばの実の外側である黒い部分、二、三番粉を使用しており、香りの強いそば通好みの蕎麦だそうです。
2つ目は、白っぽいお蕎麦である更科蕎麦。そばの実の一番中心である白い部分、一番粉を使用しており、コシが強く喉越しのいい、上品な味わいの蕎麦だそうです。
3つ目は、私が先ほど紹介したルチンを豊富に含んだ、韃靼(ダッタン)そば。ルチンが、通常のそばの100倍含まれており、爽やかな苦味が特徴の苦そばと言われる蕎麦だそうです。このルチンのちからにより、認知症予防や、血中の糖、コレステロール、血圧を下げる作用があります。宮城県内で韃靼そばを取り扱うお店は少なく、韃靼そばを求めてくるお客様も多いそうです。
そして、こちらの3種類のそばの中から、2種類のそばを半分ずつ味わうことのできる、二色蕎麦が人気のメニューとなっています。
桂木庵さんにいらっしゃるお客様は、家族連れの方や年配の方が多く、「両親に長生きしてほしい」という想いで通って頂いているお客様もおられるそうで、そういうお客様の声を聞いたとき、お店をやっていてよかったと強く思うそうです。蕎麦は体に良いので、今後どう若い方に広めていくかが課題であり、試行錯誤をしているとのことでした。
私も、桂木庵さんのお蕎麦を食べに行かせて頂いた時、本当にこだわりの伝わる味わいで、感動しました。若い方にも、ヘルシーで健康的なお蕎麦は、習慣的に食べて欲しいほどおすすめです。
皆さんも、ご自身の健康、またご家族や大切な方の健康を、桂木庵さんのお蕎麦を食べて維持してみてはいかがでしょうか。
最後に、「無添生粉打そば 桂木庵」さん、取材を快く引き受けていただき、ありがとうございました。
今回は、桂木庵さんを経営されている株式会社アトリオン、取締役部長の小林慎太郎さんからお話を頂きました。 優しくて、気さくに色んなお話をして下さる素敵なお方でした。
今回の「泉区いいとこ大発見 part3」は、「無添生粉打そば 桂木庵」さんについて、私鈴木美羽がご紹介させていただきました。
≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は、4年の高橋幸さんに解決してもらいます。よろしくお願いします。
ペンネーム、アンパンマンさんからの質問です。「最近近所にパン屋さんが出来て、よく買いに行くようになりました。そこでは、カレーパンとピロシキが売っているのですが違いがよくわかりません。教えてください!」という質問を頂きました。
近所にパン屋さんがあるっていいですね!私は、買い物中にパン屋さんを見つけるとついつい買ってしまいます。
みなさんは、パン屋さんに行きますか?
ピロシキとは、ロシア、ウクライナ、ベラルーシなどの東ヨーロッパで発祥した惣菜パンで、小麦粉を練った生地にいろいろな具材を包み、オーブンで焼くか油で揚げて作ったものです。ピロシキには決まった定義はなく、国や地方によって異なる作られ方をしています。
まずは、ピロシキ発祥の地であるロシア、ウクライナ、ベラルーシでの作られ方を説明いきたいと思います。ピロシキの大きさは幅6cmから13cmくらいで、生地は鶏卵とバターを使ったパン生地、折りパイ生地、練りパイ生地など様々なものがあります。具も多種多様で、挽肉、レバー、脳などの畜肉、サケ、チョウザメ、コクチマスなどの魚肉、ゆで卵、フレッシュチーズ、米、粥、ジャガイモ、キノコ、キャベツなどが用いられます。焼くピロシキの方が揚げるピロシキよりも一般的になっています。その他にも、お茶のお菓子として、ジャムや果物を詰めた菓子パン風の甘いピロシキも作られています。間食として食べる他、コンソメやボルシチなどの汁物に添えたり、朝と夜のお茶の時間に食べるのが一般的だそうです。
ピロシキにはジャムや果物を詰めた菓子パン風のものもあるんですね!初めて知りました。パンには惣菜パン、菓子パンがありますが、みなさんはどちらの方が好きですか?
日本におけるピロシキは揚げたものが主流で、具は挽肉、ゆで卵、春雨、タマネギ等を炒めたものを入れることが多く、日本のカツレツ風にパン粉をまぶして揚げたものもあります。具に春様を入れる日本風ピロシキは1951年創業の渋谷ロゴスキー初代料理
長・長屋美代が考案し、同店で提供するほか、料理レシピ本やロシア料理講習会を行うことによって全国に広まりました。また、日本でピロシキとして販売されているパンには日本人の味覚に合わせて大幅にアレンジされたものや、製造者が抱くイメージに基づいて作られているものも多く、実質的には揚げた中華まんとでも言うべき具材構成・味付けのものも決して珍しくないです。
次にカレーパンの説明をします。
カレーパンは、カレーを具材とした調理パンのことです。カレーパンにも決まった定義はありませんが、一般的なものはドライカレーと同様の汁気の少ないカレーの具材と、パン粉をまぶして油で揚げた生地が特徴です。揚げたものはカレードーナツとも呼ばれるほか、揚げたものをカレーパン、焼いたものを焼きカレーパンと呼んで区別する店もあります。
これらのことから、ピロシキとカレーパンの違いは具材と言えるでしょう。
ありがとうございます。
本日は、高橋幸さん、佐伯奈美さん、コメンテーターは横山さんと蘓武さん、メインパーソナリティは鈴木美羽でお送りしました。
『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週は最終回 お楽しみに!』