2018年09月10日放送 14回

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2018年09月10日放送 14回

本日は、櫻井麻里子さん、山口侑香さん、コメンテーターは横山さん、蘓武さん、メインパーソナリティは菅野優衣でお送りします。

最初のコーナーは『私たちのキャンパスライフ』のコーナーです。
今回は3年の山口侑香さんに「自主活動団体・SAY(sport at you)」について紹介してもらいます。山口さん、よろしくお願いします。

はい、今回は私が所属している自主活動団体、SAY、sport at youについて紹介させていただきます。名前の由来は、スポーツ栄養とあなたに焦点を当てるということをかけています。

この団体は、スポーツ栄養を自主的に学ぶ団体で、多くの活動を行っています。1,2年生では月1,2回の勉強会を通して、スポーツ栄養に関する知識をつけ、3,4年生ではそれぞれチームについて栄養指導を行います。また、日本スポーツ栄養学会や栄養セミナーに参加し、さらに知識をつけていきます。サポートチームは、オリンピック選手を輩出した小中学生のバレーボールチーム「チームi」やFリーグのフットサルチーム「ヴォスクオーレ仙台」東北福祉大学のハンドンボール部や東北工業大学のアメリカンフットボール部です。活動内容は、選手の体組成や体重身長などを測定し、それぞれの選手のカウンセリングを行ったうえで目標に合わせ、栄養指導を行ったり、その競技についてしるためにプロの選手と一緒にスポーツをしています。
先日、本校にヴォスクオーレ仙台のキャプテン、荒巻さんに来ていただき、一緒に体を動かしました。

Qみなさんはフットサルをしたことがありますか?
→桜井さん、菅野さんにこたえてもらう
フットサルはサッカーと似たスポーツで、ボールをけってゴールを決めるスポーツです。フットサルはサッカーよりコートもゴールも小さく、サッカーよりも少ない人数で行うスポーツです。

Qフットサルはどのようなスポーツだと思いますか。
→桜井さん、菅野さんにこたえてもらう
フットサルは足が中心のスポーツで、選手はいとも簡単にボールを操っているので簡単そうに見えますが、実際にやってみるととても難しく、全然できませんでした。フットサル経験者は、戦術や動き方が違うため、サッカーとはまた別のスポーツだということも言っていました。また、試合中は、今の状況を目で見て、相手のポジションやボールの流れを頭で考えながらボールをけらなきゃいけないため、足だけでなく頭を多く使うスポーツであると感じました。

Qみなさんは中学時代や高校時代スポーツをしていましたか?
私は、中学高校とテニスをしていたのですが、テニスもボールを打ちながら頭で作戦を考えて行うスポーツで、個人競技でもあるため、なかなか大変でした。
このように、SAYでは、スポーツ栄養の知識をつけていくだけでなく、自分たちで実際にその種目のスポーツを行うことで、その競技自体を知るだけでなく、選手の気持ちになることも大事にしています。

スポーツ現場ではアスリートによって競技だけでなく1人1人の特徴によって課題が異なります。そのため、その選手の性格や食べ物の好き嫌い、食事面のルーティーン、練習内容などに合わせた栄養指導が必要です。また、アメフトやラグビーなどは大きな体格が求められます。さらに、ポジションによって適した体格があるため、タックルをとめるディフェンスポジションの人はとても大きな体が必要です。筋肉を大きくするために、プロテインなども使用しながらたんぱく質をしっかりとる必要があります。逆に攻撃をしかけるオフェンスの人は俊敏な動きが求められるため、体格が大きすぎでもいけません。このように競技によっては、食事もトレーニングの一環として大きくかかわっているものもあります。
また、スポーツ選手は、人によって言われたことをそのまま実践し、それにのめりこんでしまう人もいるため、競技に支障がでないようにアドバイスをすること、選手との適度な距離感を保ちつつ、信頼してもらえるようサポートしていくことが大切です。
今では、スポーツ現場において専属の管理栄養士がつくほど「栄養」とても大事な分野であると考えられるようになりました。このスポーツ選手の食べるアスリート飯は筋肉が衰えた高齢者にも役立てられないかという研究も進められています。

2020年の東京オリンピックも近づいてきました、アスリートはみな1日1日努力を積み重ねてメダル獲得を目指しています。2年後、みなさんで応援しましょう!
以上、「私たちのキャンパスライフ」、今回は山口侑香さんに「自主活動団体・SAY(sport at you)」について紹介してもらいました。

≪音楽タイム≫
~♪~

≪コーナー2 泉区いいとこ大発見≫
第14回のレポーターは4年の櫻井麻里子さんです。櫻井さん、よろしくお願いします。

今回私は、泉区に住む友人から新しいカフェができたという情報をいただき、泉区古内坂ノ上のリズムタウン仙台という施設の1階のある「Cafe264」という場所に取材に行ってまいりました。こちらの「Cafe264」を含めたリズムタウン仙台は昨年2017年11月にできたばかりの施設です。このカフェの名前にもある「264」というのは県道264号沿いにリズムタウン仙台があることが由来となっているそうです。
みなさん、リズムタウン仙台はご存知でしたか?

まずは、リズムタウン仙台について少しご紹介します。リズムタウン仙台は「介護」を中心に地域の健康と文化を活性化し、未来の暮らし方と働き方を創造するコミュニティスペースで、世代を超えた出会いや交流が生まれる「まち」のような場所です。施設内には4階にRe:School(リ・スクール)と呼ばれるおとなの学校があり、いくつになっても学び続けたいという思いに応え、各種講座やワークショップが行われ、3階のRe:Studio(リ・スタジオ)ではヨガやエクササイズといった本格的フィットネスプログラム等にトライできます。また、2階Re:Street(リ・ストリート)ではギャラリーやライブラリーがあり、好奇心をくすぐるような上質な時間を過ごすことができます。そして、1階Re:Square(リ・スクエア)では人が行きかう広場、コミュニケーションの場となっており、住居介護、診療所のほか、保育園やカフェなどが入っています。大阪に拠点を置く社会福祉法人基弘(きこう)会と仙台リズムグループが提携して、震災復興の一助となるべく昨年11月に「リズムタウン仙台」が生まれたそうです。

その中の「Cafe264」は宮城学院から北の方向へ県道264号を進み徒歩20分ほどでつきます。おしゃれな店内に入ると、目的に合わせていろいろな使い方ができるようにエリアがわかれていて、テーブルやカウンターなどが並んでいました。落ち着いた雰囲気で食事をしながら語らうにはぴったりの場所でした。貸し切りもできるそうで、歓迎会や送別会、季節のイベントやパーティーなどの利用もできるそうです。11時~20時まで営業しており、毎週火曜日が定休日となっています。

今回私は大人気だというランチメニューをいただいてきました。ランチメニューは洋食スペシャルランチ、和食スペシャルランチ、シェフおすすめパスタランチのほかテイクアウトが可能なハンバーガーやピザなどシェフの千葉さんこだわりの料理の数々はどれもおいしそうでした。私は洋食スペシャルランチを注文したのですが、桜えびを使用したパスタ、チキンのトマトソース煮込み、お好み焼きがワンプレートにのっていてサラダ、スープ、ドリンク、ミニデザートまでついて900円でした!1000円以内で大満足できるのも魅力的です。洋食、和食、パスタのランチメニューは水曜日から週替わりのメニューになっていて多くの女性客がこのランチを食べに足を運んでいると伺いました。夜にはお酒も味わえるとのことだったのでぜひ夜にもまた行ってみたいです!チーズダッカルビやチーズフォンデュ、カレーフォンデュ、抹茶フォンデュ、チョコフォンデュなんかもあるそうです!

わたしはカレーフォンデュや抹茶、チョコフォンデュは食べたことないのですが3年生のお二人はありますか?
また、夜にはお酒も味わえますし、貸し切りも可能ということで正木ゼミのイベントにぴったりだと思うのですが横山さんいかがですか?

Cafe264を訪れた際に横山さんというお店の方にお話を伺ったのですが、実はこの横山さん、以前宮城学院の職員用の食堂で働かれていた経験があるそうです!意外な出会いに驚きました!横山さんはとても気さくな方で快く取材を受けてくださいました、ありがとうございました!

今回紹介したリズムタウン仙台にある「Cafe264」は、開店したばかりのとてもきれいでおしゃれなカフェでした。夏の季節限定で、フルーツを使ったパフェやなんとテイクアウトができるかき氷などもあります。お昼と夜で違った楽しみ方ができる空間でしたのでぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

以上、第14回の『泉区いいとこ大発見Part2』は櫻井さんに紹介していただきました。
来週もこのコーナーをお楽しみに!
≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
今回は、私、菅野優衣が解決担当です。よろしくお願いします。
今回はペンネーム、豆柴さんからの質問です。
「なぜ、青色の食べ物は食欲をなくしてしまうのですか?」という質問をいただきました。
青い食べ物を見ると、お腹がすいている時でも一気に食欲がなくなることありますよね?その食欲の減退には、脳に関係があると言われています。
皆さんは、青い食べ物と聞いて何を思い浮かべますか?

青い食べ物と言って、真っ先に思い浮かぶのは、かき氷のブルーハワイが多いと思います。また、青魚や青リンゴを思いつく人もいるかもしれませんが、実際に青魚は見た目も中身も青色ではなく、青リンゴも黄緑色をしています。青に一番近いと思われる茄子やブルーベリーも、ほんの少しではありますが赤みを帯びた紺色です。
着色された着色された青い食べ物だとかき氷のブルーハワイ味やソーダ味のアイスクリームなどがあり、暑い時に涼しい気分になるため、食べる機会が多いですよね。
天然の青い食べ物を調べてみると、「甘エビの卵」と「アロカーナの卵」が天然の青い食材として存在しています。甘エビの卵は、着色なしのきれいな青い色をしているそうです。

そもそも人間の脳は、青色の色をみると危険な色彩と認識しているそうです。人間は生物として誕生して以来、食べものに「青色」のものを見ることなく進化し、それがインプットされているので、青色に対して「綺麗」とは思っても「美味しそう」と感じることがないそうです。食欲を減退させるというより、青色から食べ物や食事を連想することが無ありません。
植物や動物で青色のものはほとんど見かけませんが、毒を盛った虫や毒のある植物は青色をしているものがあります。危険なものは、青色と脳が自然に判断するので青い食べ物を見ると脳が危険なもの、危ないものだと判断して食欲を抑える働きをするそうです。
もともと自然界には青い食べ物が少なく異質だと感じること、毒やカビを連想させることが食欲の減退につながっているそうです。

青色の食べ物の食欲の減退は主に食事にあり、最近では青いカレーや青いラーメン、青いご飯やパンをテレビなどでも見かけることがあります。
しかし、青い食べ物は食欲を減退させる効果がありますが、全ての青い食べ物が食欲の減退につながっているわけではありません。先ほどのブルーハワイ味のかき氷や、ソーダ味のソフトクリーム、ケーキやお菓子にも青色を着色した食べ物があり、デザートなどの甘いものは、基本的に青色でも食べられます。さらに、青色の栄養ドリンクやカクテルなどは、食欲を減退させることなく普通に飲むことができますよね。キャンデー、ラムネ、グミなどのお菓子も食欲に関係なく食べることができます。

食べ物には色を基本にした分類があり、古代中国の陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)に由来した色にまつわる考え方が、中国・韓国・日本には古くからあります。これがさらに研究され、現代に合わせて改良されたものも諸説あり、様々な分類法があります。
そこで、色を基本に、分かりやすく覚えやすい分類をご紹介したいと思います。
赤色は動物性タンパク質で、肉・魚・ハム・ソーセージ・ツナ缶など、肉魚の加工品などがあります。
黄色は豆類・イモ類・根菜で、大豆とその加工品の味噌・しょうゆ・納豆・豆腐・油揚げ、小豆・かぼちゃ・さつまいも・じゃがいも・玉ねぎ・ごぼうなどがあります。
青色は野菜・果物で、主に地上に生えているもの、ほとんどが緑・黄緑色をしています。白は穀物と乳製品 で、米・小麦・パン・うどん・パスタ・牛乳・ヨーグルト・チーズ・バターなどです。最後に、黒は海藻・きのこ・ゴマを表わしています。5つの色にはそれぞれ季節や、身体の臓器や、味覚と関わりが有り、食材も色ごとに5色に分かれています。それをバランス良く摂取することで、心身ともに氣の流れが良くなり、健康になるというものです。

夏の暑さや夏バテで食欲があまり湧かなくなってしまう今の時期だからこそ、食事に色を添え、工夫することでバランスの良い食事に繋げることが大切です。
以上、『解決!なんでもアンサー』、今回は私、菅野が「なぜ青色の食べ物は食欲を減退させてしまうのか」について解決しました。

『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに』