2018年09月03日放送 13回

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2018年09月03日放送 13回

本日は、安藤泉さん、石川怜奈さん、コメンテーターは正木恭介先生、メインパーソナリティは小原のどかでお送りします。

最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は私3年の小原のどかが「食品栄養学科のゼミ選び」についてお伝えします。

ゼミとはドイツ語のゼミナールの略であり、英語ではセミナーといいます。演習形式の授業科目を指します。少人数でテーマを決めて報告、議論、講読を行うような授業形態です。その内容は教員個々の研究領域などによって異なるので幅が当然広くなります。
いわゆるゼミでは卒業研究を扱う場合が多く、私たちは3年生で卒業研究のためのゼミを選ぶことになります。

宮城学院女子大学の食品栄養学科には9個のゼミがあります。昨年までは11個のゼミがありましたが、今の4年生まであった養護教諭養成課程が2016年度から教育学部教育学科健康教育専攻に移行したため、養護教諭に関連するゼミも移動してしまい、現在は9個のゼミになっています。

ゼミ決めは大学2年生の終わり頃に行われ、3年生からゼミに所属します。1つのゼミの定員は12名となっており、希望者が定員数を超えた場合は人数調整を行っています。私たちのゼミ決めの時も人数調整が行われました。年ごとに人気のゼミが異なるため、希望したゼミに入れるかとてもドキドキしていたことを覚えています。

食品栄養学科のゼミは栄養学・応用栄養学・食品化学・細胞生物学・調理学・臨床栄養学・給食経営管理・栄養教育・公衆栄養学など、ゼミによって分野が異なっています。そのため、論文を読んだり、実験をしたり、アンケートの集計をしたりと活動内容もゼミによって様々です。

ちなみに正木ゼミでは、3年生は農作業体験、ラジオ制作活動、健康・栄養関連のコラムから興味のあるものを選び、論文を翻訳・要約し自分の意見や感想とともに発表するなどの活動を行っています。
安藤さんは4年生ですが、4年生ではどんな活動を行っていますか?

自分が興味を持っている分野や将来就きたい職業に関連するゼミに入り、豊富な専門知識を持つ先生の下で学び、研究できることはとても勉強になり、貴重な時間であると感じます。

私はゼミを決める時にどのゼミにするかとても迷ったのですが、正木ゼミの先輩方の卒業論文をみて食品や食品の成分について研究を行っており、とても興味を惹かれました。また、農作業体験や学祭の出店など楽しそうな活動に加え、普段の正木先生の授業が面白かったので、ぜひ正木先生の下で研究を行いたいと思ったので正木ゼミに決めました。

お二人が正木ゼミを選んだのはどうしてですか?
安藤さんはどうですか?石川さんはどうですか?
正木先生はどのような生徒に正木ゼミに入ってほしいとお考えですか?

ゼミは大学生活のなかでも大切なものだと思います。大学や学科によって様々なゼミがあるので、大学選びの際にも決め手になるのではないでしょうか。高校生の皆さんはぜひ入学前にゼミについても調べてみてください。
以上、「私たちのキャンパスライフ」今回は私、小原のどかが「食品栄養学科のゼミ選び」についてお伝えしました。

≪音楽タイム≫
~♪~

さて、次は「泉区いいとこ大発見Part2」のコーナーです。
第13回のレポーターは3年の石川怜奈さんです。よろしくお願いします。
今回私がご紹介するのは、仙台市泉区七北田にある「七北田公園」です。
Q.みなさんは、七北田公園行ったことがありますか。
私はベガルタ仙台のファンでよくユアテックスタジアムに行くのですが、今まで一度も公園内を見たことがなくて、ずっと行きたいと思っていたので、今回紹介させていただきます。
実際に七北田公園都市緑化ホールの館長、鎌田さんにお話を伺ってきました。
七北田公園は仙台市営地下鉄泉中央駅より、徒歩5分のところにある、総合公園です。園内には、子どもに大人気の大型遊具が設置されているわんぱく大地、多くの人の憩いの場になっている泉ヶ池や芝生広場のほか、緑化相談の受け付けや、園芸講習会などを開催する都市緑化ホールも設置されています。

取材に行くと、明るく、カラフルでたくさんのお花たちが出迎えてくれました。このきれいなお花ですが、昨年と大きく変わったのだそうです。今年は昨年よりもお花の種類を大幅に増やしたそうです。たくさんの花壇の中には、緑化ホールの職員さんが種から育てた花壇もあるそうで、その花壇は他の花壇よりも一際目を引く美しさでした。また、花壇には一年を通してその季節の花が咲き誇ります。今年は猛暑が続き、水やりなど花壇の手入れはとても大変だったそうです。
鎌田さんの一番好きな花は、サルビアのボンファイヤーで、赤と緑のコントラストがとてもきれいだからだそうです。花壇について嬉しそうに話す鎌田さんは、本当にお花が好きなことが伝わってきました。

公園内には、子供たちの他に、うたた寝をする人や木陰で読書をする人、ランニングをする人などがいました。この七北田公園はリピーターが多く、多い日には4,5千人の人が利用するそうですよ。また、214種類もあるたくさんの樹木のなかで聞こえるせせらぎは、この暑さを和らげてくれます。カツラの葉はキャラメルの甘い香りがして、お腹が空いてきてしまいそうですね。
取材は8月22日に行ったのですが、25日には区民祭が行われ、15万から20万の人で賑わったそうです。区民祭に行った友達に話を聞くと、「雨が降ったけど、芝生広場にはたくさんの出店が出され、おいしい食べ物ときれいな花火でとても楽しかった。」と話していました。私は残念ながら、25日の区民祭に行くことができなかったので、来年はぜひ行ってみたいと思います。

これからの季節は、214種もの樹木の美しい紅葉が見どころとなります。また、まだ先ではありますが、クリスマスにはイルミネーションが飾られます。皆さんも七北田公園に足を運んでみてはいかがでしょうか。

以上、今回の泉区いいとこ大発見Part2では、「七北田公園」について、石川怜奈さんにレポートしていただきました。来週もこのコーナーをお楽しみに。

≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回の担当は4年の安藤泉さんです。よろしくお願いします。

ペンネーム「ベーコンエッグ」さんからの質問です。 「先日スーパーに行ったら殻が赤い卵と白い卵があったのですが、2つの卵では栄養に違いはあるのですか?」とのことです。
みなさんは赤い卵と白い卵の違いが何だか知っていますか?また栄養に違いがあると思いますか?

実は赤い卵と白い卵の違いは親鳥の種類によるもので、栄養価には全く関係ないそうです。
白いニワトリは白い卵を産み、茶色いニワトリは赤い卵を産みます。
しかし、スーパーで赤い卵と白い卵の値段を比べてみると赤い卵が高いです。これが、赤い卵の栄養価が高いと思われてしまう原因になっています。
では、なぜ赤い卵が高いのかというと、赤い卵を産むニワトリのほうが餌をたくさん食べ、卵を産む量が比較的少ないからだそうです。

ちなみに、「DHA強化卵」など栄養が強化された卵は餌に工夫がしてあるため価格が高いそうです。

他にも「黄身の色が濃い卵は栄養が多い」や「大きい卵のほうが栄養が多い」などということを聞いたことがありませんか?
黄身の色は与える飼料によって影響するもので栄養成分に違いはありません。
また、大きい卵は黄身の大きさが大きくなるイメージがありますが、実際には黄身の量はほとんど同じで、白身の量が多くなるそうです。
みなさんスーパーに行った時には参考にして選んでみてください。

以上、「解決!なんでもアンサー」、今回は安藤泉さんに解決していただきました。

『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに』