自主制作ラジオ放送 パワフル奮闘記 第06回 (2015 07 06)

今日のメインパーソナリティーは4年の近江遥奈です。
今日一緒に番組を担当する仲間を紹介します。
正木ゼミ4年の佐藤李咲です。正木ゼミ3年の武田真季です。
そして、番組のコメンテーターは私たちの大学の先生の正木恭介先生です.
本日はこの4人でお送りしますが、後ほどゲストも登場しますので、お楽しみに。

 

この番組は、食育関連事業を行っているNPO法人オリザネットの提供でお送りいたします。

 

≪コーナー1≫
最初のコーナーは、「気になる」「身になる」「クエスチョン」
私達が気になる疑問をゲストにぶつけて、教えてもらい、リスナーのみなさんの身になる情報を発信します。
先週に引き続き、「管理栄養士のお仕事とは」についてうかがっていきます。そしてこのクエスチョンに答えていただくゲストは平本福子先生です。
【平本福子先生登場】
平本福子先生には現在宮城学院女子大学、食品栄養学科で「調理学」について教えていただいています。平本先生はとてもパワフルでチャーミングな先生で私は1年生の時の先生の授業がとても楽しみでした。今日も平本先生のお話を聞けるということですごく楽しみです。宜しくお願いします。
先週は平本福子先生の管理栄養士になったきっかけや、やりがい、そしてゼミ活動の一部である「商品開発と来年度新設されるビジネス学科との繋がり」を中心に、お話ししていただきました。「パワフル奮闘記」で検索すると以前の放送も聞く事ができるので聞き逃した方はぜひ聞いてみてください。
今回も引き続き、平本先生の行なっている活動についてお伺いしていきます。

 

Q1.さっそく質問なのですが、今年から新しく始めたという閖上での活動について教えてください。
→・閖上での震災復興活動
・銀じゃけ
Q2.管理栄養士を目指す学生に一言お願いします。
→理不尽なところもある。おかしい事はおかしいと言えるようになるまでえらくなれ!

 

Q3.これからの目標があったら教えてください。

 

平本福子先生、2週にわたりお忙しい中のご出演、ありがとうございました!
また機会があったらぜひお話聞かせてください。
以上、「気になる身になるクエスチョン」、『管理栄養士のお仕事とは』についてお伝えしました。

 

≪コーナー2≫
さて次は、旬の食材について1分間でお伝えする、「旬の食材1分メモ」です。
佐藤李咲さんお願いします。
はい。今日は『ゴーヤ』についてお伝えします。
あの苦さが苦手…という方もいると思うのですが
実はゴーヤは栄養豊富で、夏バテ予防には効果絶大なのです。
日本で最も夏が長い沖縄では、栄養豊富なゴーヤが「夏野菜の王様」と呼ばれ
夏バテの特効薬だと言われてきました。
そんなゴーヤの栄養成分の特徴とは…
まずは、ビタミンCが非常に豊富で、レモンのおよそ4倍も含まれています。
ビタミンCは抵抗力を強くし、疲労回復効果があるので夏バテ予防にはとても効果的なのです。
その他にも、カロテンやミネラル類も豊富に含まれているので、夏の暑さで疲れた体を回復させ、体力をつける効果もあります。
さらに、ゴーヤの苦み成分である「モモルデシン」には消化を助け、食欲を増進させる効果もあるのです。
最近では、1年中ゴーヤを食べられるようになりましたが、
やはり旬の夏場に収穫されたものほど苦く、栄養価が高く美味しいのです。
旬の夏野菜ゴーヤを食べて
これから、やってくる暑い夏を乗り切りましょう!

 

明日(あす)の、野菜は、ゴーヤで 決まり~!!
以上「旬の食材1分メモ」、今回は「ゴーヤ」でした。

 

《コーナー3》
さて、続いては「ヒラケ!ミヤガク!」のコーナーです。
このコ-ナーでは、私たちが学内外で多くの事を学び体験することで、夢や才能を開花させさせたい!そして、それら学び得たことを社会に開放していきたい!という想いとともに、私たちのキャンパスライフでの、学びや体験を発信していきます。

 

今回は私たち近江遥奈と佐藤李咲と武田真季が正木ゼミを代表して参加させてもらった「第10回食育推進全国大会inすみだ2015」についてお話していきます。
まず、食育推進全国大会とは、食育推進運動を「食育月間」に実施する、全国規模の中核的な行事です。食育に対する国民の理解を深めるとともに食育の取り組みへの積極的な参加を促し、国民の健全な食生活と豊かな人間形成に大きく役立つということを目的として平成18年から開催されています。参加人数はおよそ2万人ととても大規模な大会です。今年の「第10回食育推進全国大会」は内閣府と東京都墨田区の主催で先月の20日と21日に東京都墨田区で行なわれました。国・地方公共団体などによる食育推進のためのワークショップ、展示やコンサートなど本当にたくさんのイベントが行われる食育大会です。そんな中、私たち正木ゼミは21日の日曜日に「家庭で作った発酵食品の食への利用」ということで、納豆・豆腐を使った料理の試食会に参加させてもらいました。

 

当日の21日日曜日は新幹線で東京まで行き、9時半ころに会場に到着しました。そして館長さんやボランティアの方に挨拶をして、皆さんでおそろいのオレンジ色のTシャツに着替え、早速調理を開始しました。2時間弱で80人分を4種類の料理を作らなければなりませんでした。かなり時間との戦いで少し焦った場面もありましたが、ボランティアの方がたくさんお手伝いしてくださってなんとか作ることができました。
当日作った料理の紹介を李咲さんお願いします。
4種類作ったのですが、1つ目は「イソフラボンバー」という10年前から正木ゼミが大学祭で売っている歴史ある豆腐を使った丸いドーナツです。今回、会場にイソフラボンバーを作った先輩が来てくださり、今もまだ引き継がれていることにとても感動していらっしゃいました。私たちもお会いすることができて嬉しかったです。
残りの3つは納豆を使った料理で今回、正木ゼミの清水佳奈さんを中心に4年生全員で案を出して考えたものです。2つ目の「イソフラ棒」は、納豆を練り混んだ、麺状の生地を揚げたもので、納豆をスナック菓子のような感覚で食べることが出来たらという思いがこもったお菓子です。事前の試作では、美味しくできなかったり、失敗してしまうことが多く、正直不安もあったのですが、当日は私のパワーで今までで一番おいしく出来上がりました。会場の皆さんも「ビールのおつまみに最高だね」「もっとないの?」と言って下さり、本当にうれしかったです。
3つ目の「納豆チーズコロッケ」は刻んだ納豆にマヨネーズを加え、じゃがいもと混ぜ、真ん中にクリームチーズを入れて、揚げてコロッケにしたものです。納豆の臭みを消すためにマヨネーズとチーズを入れました。
4つ目の「納豆クッキー」は、納豆を甘いお菓子としておいしく食べると言うところにとても苦戦したもののひとつです。まず、納豆を少し洗って粘りを取り、小さく刻んでいれます。そして、納豆嫌いの人は少し納豆の臭いが気になってしまうかなと考え、チョコレートを加えたらとてもおいしいさくっとしたクッキーにありました。
今回私たちの作ったレシピを使って、納豆嫌いの方が少しでも好きになれるきっかけになったらうれしいです。会場に来ていたみなさんからは美味しい、家でも作るねという声が聞けて本当にやってよかったなと思いました。
ありがとうございます。
私たちの作った料理やボランティアの方が作った料理を食べるランチ会が終わった後は、現在京都学園大学で農学博士として微生物の機能と開発について研究している清水昌(しみずさかゆ)博士による、「暮らしを支えるミクロの働き者微生物の能力」についての講演を聞いたり、食を題材に歌とダンスとピアノで表現をするパフォーマンスユニットグループのコンサートなどのアトラクションも見学させていただきました。
真季さん、清水昌博士の講演を聞いて、どんなことを考えましたか?

 

李咲さん、パフォーマンスグループのコンサートを見てどんなことを感じましたか?

 

今回このイベントに参加させていただいて本当にたくさんのことを学びました。納豆を嫌いな人でも食べられるようにするにはどうしたら良いかみんなで何度も試作を重ね、本番では美味しいものを作ることが出来ました。また、正木先生をはじめ、会場でもたくさんの方に手助けをしていただき、みんなで協力することの大切さも学びました。貴重な体験をすることができて本当に良かったです。学んだことをこれからの就職活動や実習などに生かしていきたいです。

 

以上、「ヒラケ!ミヤガク」今回は『第10回食育推進全国大会inすみだ2015』についてお伝えしました