「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記~!!!!」
ラジオをお聴きの皆さんこんばんは!
「宮城学院女子大学 食品栄養学科」で管理栄養士を目指す私たちが、毎週、担当者とトークテーマを変えながら、キャンパスライフや食べ物に関する話題をお届けします。女子大生が作る分かりやすい教養番組です。応援してください!
5回目を担当します今日のメインパーソナリティーは4年の誉田彩乃です。
今日一緒に番組を担当する、私たちの仲間を紹介します!
正木ゼミ4年の久米真奈美です。正木ゼミ3年の村上里菜です。
そして、番組のコメンテーターは私たちのラジオ活動を支えてくださっている丹野ななこさんです。
こちらの4人でお送りします。そして後ほどゲストにもご登場いただきます。お楽しみに!
fmいずみのスタジオからお送りします。どうぞ、30分間お付き合いください。
≪コーナー1≫
最初のコーナーは、「気になる 身になる クエスチョン」!
ここでは、気になる話題を追求して、私達そしてリスナーのみなさんの身になる情報を発信します。
今回のテーマは『管理栄養士のお仕事とは』です。ひとことに管理栄養士といってもいろいろな活動をしている方々がいます。その中でも特に食事に関わる活動を積極的に行っている「食のスペシャリスト」をお呼びしています!さっそくゲストにご登場いただきましょう。管理栄養士でもあり、大学の先生でもある平本福子先生です!
平本福子先生は現在、宮城学院女子大学食品栄養学科で主に「調理学」を担当なさっています。
Q さっそく先生に質問していきたいと思うのですが、そもそも管理栄養士になろうと思ったきっかけは何ですか?
Q 平本先生といえばゼミの話は欠かせませんね。平本ゼミといえば学内・学外問わず活発に活動している印象があるのですが、具体的にはどのような活動を行っているのですか?
Q 平本ゼミは来年度新設される現代ビジネス学科との連携も予定されているそうですね。忙しく活動されている中で、やりがいを感じることはありますか?
今回だけでは紹介しきれないお話がまだまだたくさんありますので、平本先生には来週もお越しいただきます。平本先生、ありがとうございました。来週もよろしくお願いします!
以上、「気になる 身になる クエスチョン」、今回は『食育活動とは』について誉田彩乃がお伝えしました。
≪コーナー2≫
さて次は、旬の食材について1分間でお伝えする、「旬の食材1分メモ」です。
村上里菜さんお願いします。今日は『ライチ』についてお伝えします。
ライチというと「普段あまり食べないし、よく知らない・・・」と思う方が多いのではないでしょうか。
ですが実はライチは女性の美しさと健康に関わる果物だと知っていましたか?世界三大美女の1人である楊貴妃も、その上品な甘さと香りを愛していたといわれています。
栄養価に着目してみると、美しい肌をつくるのに必須のビタミンC、ビタミンBが豊富で、特に最近、妊娠をめざす女性に注目されている「造血のビタミン」こと葉酸は、キウイフルーツやオレンジの3倍も含まれています。
そんなライチは主に台湾で栽培し、日本に輸入される果物で、まさに今、6~7月に輸入されるものが旬のものになります。おいしくて美肌作りにも一役買うとなったら旬のライチを食べないわけにはいきませんね。ライチを食べて身も心も美人になりましょう!
あすの デザートは ライチで 決まり~!!以上「旬の食材1分メモ」、今回は「ライチ」でした。
≪コーナー3≫
さて、続いては「ヒラケ!ミヤガク」のコーナーです。
このコーナーでは、私たちのキャンパスライフでの、学びや体験を発信していきます。
久米真奈美さん、お願いします。
皆さんは普段、人の話を上手に聴いてあげられていますか?生活の中で、人の話や相談を聴く場面は多くあります。しっかりと話を聴くことで、より有意義な時間を過ごせるようになるのではないでしょうか。
ですので今回は、『栄養カウンセリングと話の聴き方』についてお話しします。
まず、「栄養カウンセリング」とはどのようなものか知っていますか?
栄養カウンセリングとは、対象者が自分の食生活について理解を深め、運動不足や栄養の偏りといった課題に気づき、目標を決め、問題を解決するために行動を起こすという一連の流れを支援することをいいます。
肥満や貧血など、対象者のさまざまな健康課題を解決する手助けをするのが管理栄養士であり、そのためには栄養カウンセリングはとても大切なものです。
4年生になるとカウンセリング技術の習得を目指すための授業、「栄養教育論実習Ⅱ」があり、3人1グループを組み実習を行います。いちばん最初に行う実習は、「話し手、聴き手、観察者」と役割を決め、とあるテーマについて3分間話すというものでした。
おもしろいのは、3分間のなかで、聴き手は2種類の対応をとるということです。最初は自然な態度で話を聴き、次に指定の態度をとりつつ話を聴きます。具体的には「話に興味をもっていない」、「忙しく時間がないので集中できない」、「強い興味・関心を持って話を聞く」といった態度で話を聴きます。話し手は何が起こっているのか分からないまま話すので、態度が変わった瞬間驚いたり動揺したりする人が続出でした。
実際にやってみてどう思いましたか?
いろいろな聴き手の態度を体験することで、どのような聴き手なら話しやすいのかということが見えてきます。
栄養カウンセリングを行う上で管理栄養士は聴き手の立場に立つことになります。そこで大切なことは、「傾聴」をすることです。「傾聴」って聞いたことありますか?
「傾ける」という字に「みみへんの聴く」と書いて『傾聴』です。傾聴とは、意見を言ったり、評価したり、誘導することをせず、本人の感情を受けとめ、繰り返しや要約を通じて確認していく聴き方です。
傾聴には、対象者に共感的態度をとることで、不安や悩みを分かちあえる人がいるという安心感をもたらし、お互いの信頼関係を築くことができるなど様々な効果があります。
普段傾聴をできていると思いますか?
これから人の話を聴くときは、どのような事を心がけていこうと思いますか?
3年生の里菜さんは来年の授業が楽しみですね!
将来管理栄養士として働くときだけに限らず、傾聴が有効な場面は多くあります。例えば就職活動をしていくなかで、グループディスカッションや集団面接などで自分の意見を伝えることも大切ですが、人の話を聴くこともとても重要です。今回学んだ事は、就職活動のときだけでなく、社会人になってからも多くの人と円滑なコミュニケーションを図るための土台になっていくと思うので、しっかりと生かしていきたいですね。
以上、「ヒラケ!ミヤガク」今回は「栄養カウンセリングと話の聴き方」について久米真奈美さんがお伝えしました。