2015年1月30日(金)17:30～19:00「うふカフェ」にて2014年度OGとのつどいカフェ「先輩に聞こう！養護教諭の仕事の魅力」を開催しました。
当日は、大変な大雪でしたが、食品栄養学科を卒業し県内で養護教諭として活躍している卒業生2名と、同じく食品栄養学科を卒業した健康栄養学科1年生1名を迎え、食品栄養学科在学生2～3年生、教職員総勢21名が集まり交流を持ちました。まず、先輩方から自己紹介と、学生時代の思い出や養護教諭の仕事の魅力、仕事をしていて考えていること感じていること等をお話して頂きました。

その後、学生たちは2グループに分かれ、先輩は各グループに入り、学生たちと自由な交流を持って頂きました。新任地での記録写真を準備してきてくださった先輩は、初めての海沿いの地区での勤務の戸惑いや、その土地に勤務できたからこそ出来た体験を楽しそうに話してくださいました。参加者は小さい学校がゆえに出来る保健指導や健康教育の実践のお話にどんどん引き込まれていました。学校における救急処置に不安に思っていた3年生は、矢継ぎ早に「こんな時は･･･。」「救急車を呼ぶ事態になったら･･･。」と質問していました。

そんな後輩に先輩は、「そんな大きな怪我は、私もまだ体験していないし、急病も日常おこることではないけど」と言いつつも一つ一つ具体的に応えてくれました。学生たちの不安も、徐々に解消されていったようです。また、大学院へ進学した先輩には、「大学院ではどんなことをするのか？」等、普段同じ校舎で顔を合わせていながらも、聞けないでいたことを聞くことができ、学生たちの進路の選択肢が増えたようです。各テーブル、話は尽きず時間はいくらあっても足りないという様子でした。

参加した学生たちからは、

「自分たちに近い存在の先輩の話を聞くことができ、質問もしやすかった。」
「今年3回目で気づいたことは、自分や友人の質問内容がより具体的になったということです。3年生になり実践的なことを学ぶ機会が増え、より具体的なお話を聞きたくてたまりませんでした。事例をもとにした対応を聞けたことは大変参考になりました。」

等の感想が寄せられました。

 

本講座は昨年度に続き3度目の開催で、回を重ねて参加の学生は、より具体的な質問を先輩方にしており、初めて参加した学生たちは刺激を受けている様子も伺えます。同じ目標を持ち同じカリキュラムで学んだ先輩方の話には説得力があり、キャリア形成の一助となった様子でした。