2023年11月10日放送 11回 管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記

2023年11月10日放送 11回

「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記」~♪

放送音源

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第11回を担当します今日のメインパーソナリティは正木ゼミ3年の塚根璃奈です。
出身高校は岩手県立福岡高等学校です。
11月になり、だんだんと寒くなってきて暖かいものが欠かせなくなってきましたが。そこで今回は、「体を温めるために食べるものや温めるためにしていること」をテーマに自己紹介させていただきます。
そして、今日一緒に番組を担当する仲間は、大内梓紀さん、藤崎真実さん、そして番組コメンテーターはお馴染み、正木恭介先生です。

それでは今日の番組内容です。

最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
宮城県は野菜の摂取量が減少傾向にあり、今よりもとってもらうための取り組みとして、大学生や市町村の食生活改善推進員協議会から野菜たっぷり・塩控えめの「みやぎベジプラスメニュー」を募集しています。そして募集したものをスーパーやコンビニエンスストア、百貨店などの協力を得て商品化し販売しています。
今回はこの「ベジプラスメニュー」について語らいます。

1曲音楽をはさんで、番組後半は、世界各国の朝ごはんを紹介し、朝食の重要性を考える「世界の素敵な朝ごはん」のコーナーです。
今日はフィンランドの朝ごはんを紹介します。

そして最後のコーナーは栄養や健康知識を常に学んでいる私たちが新鮮な情報をお届けする「栄養学生が教える!00」のコーナーです。
11月に入り、だんだんと冬が近づいてきて、寒さも本格的になってきましたね。冬が近くなると、ひじやひざ、すね、顔など、肌の乾燥が気になってくると思います。そこで、今回は肌の乾燥対策についてお話ししたいと思います。

fmいずみのスタジオからお送りします。 どうぞ30分間お付き合いください。
世界の朝ごはんレシピ公開します。下のリンクを閲覧してください。

第11回世界のすてきな朝ごはんレシピ

11 - フィンランドの朝ごはん「サーモンソテーとじゃがいものピューレ」

今回の朝ご飯はソテーにしたサーモンにじゃがいものピューレをかけるというスタイルですが、サーモンとじゃがいもとディルというハーブを牛乳と煮込んでスープにするスタイルも、フィンランドではよく食べられているようです。

それでは、サーモンソテーとじゃがいものピューレのレシピをご紹介します。

材料は2人分でご紹介します。バター大さじ1、サーモン2切れ、ブイヨン(コンソメスープの素)10g、じゃがいも3個、生クリーム100g、塩・胡椒適量です。

作り方のご紹介です。
1. 熱したフライパンにバターを引き、サーモンを入れて焼きます。
2. 鍋にお湯を沸かし、ブイヨンとじゃがいもを入れて茹でます。
3. 茹で上がったじゃがいもを取り出し、生クリーム、塩、胡椒を加えて、ブレンダーなどで混ぜてピューレ状にします。
4. 器に焼いたサーモンを乗せ、先ほどのピューレをかけます。お好みで炒めたじゃがいも、にんじん、絹さやを乗せると彩りが良くなりますよ!

ポイントとしては、サーモンは焼く前に塩を振っておき、皮目から、よく焼くことです。サーモン独特の臭みを抑えることができます。

実際に作ってみた感想としては、じゃがいもが柔らかくなるまでにちょっと手間がかかるくらいで、あとは分量さえ間違えなければ簡単にできる印象でした。
味は、サーモンの素材の味に、バターと、ピューレの優しいブイヨンの味が合って、美味しかったです。
今回使ったサーモンには、オレイン酸とリノール酸という2つの不飽和脂肪酸が、魚のなかでも多く含まれています。オレイン酸は、悪玉コレステロールを抑制する働きがあるといわれています。リノール酸は、人間の身体で作り出すことのできないもので、身体の組織を正常に保つのに欠かせない、「必須脂肪酸」の一つです。不足すると皮膚障害が起こることがあります。どちらの脂肪酸も、サーモンの他に植物油からも多く摂れるので、ぜひ、意識して取り入れてみてくださいね。
サーモンソテーとじゃがいものピューレは、寒い日の朝にぴったりな、温かく優しい味の朝ご飯です。作るのにちょっと時間がかかるので、ゆっくりできる日の朝に、ぜひ作ってみてください。