2023年10月04日放送 06回 管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記

2023年10月04日放送 06回

「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記」~♪

放送音源

第6回を担当します今日のメインパーソナリティは正木ゼミ4年の佐藤乙羽です。
出身高校は仙台三桜高校です。

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今日、10月10日は世界メンタルヘルスデーだそうです。メンタルヘルスに関する正しい知識を普及させ、偏見をなくすことを目的とした国際デーの一つです。
そこで今回は「自分なりのストレス解消法」をテーマに自己紹介させていただきます。

そして、今日一緒に番組を担当する仲間は永沼珠美さん、塚根璃奈さんと正木恭介先生です。

それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は「宮城学院女子大学の大学祭」について語らいます。

1曲音楽をはさんで、番組後半は、世界各国の朝ごはんを紹介し、朝食の重要性を考える「世界の素敵な朝ごはん」のコーナーです。
今回はアイルランドの朝ごはんを紹介します。

そして最後のコーナーは私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していく、「解決!なんでもアンサー」のコーナーです。
「太りにくいチョコレートの食べ方ってあるの?」という質問を解決します。

fmいずみのスタジオからお送りします。 どうぞ30分間お付き合いください。

世界の朝ごはんレシピ公開します。下のリンクを閲覧してください。

第6回世界のすてきな朝ごはんレシピ

06 - アイルランドの朝ごはん「アイリッシュシチュー」

アイルランドといえばじゃがいもといっても過言ではありません。アイルランド人は毎日じゃがいもを食べると言われています。アイルランドは、かつてイギリスの統治下にあったために、栽培した小麦をイギリスに吸いあげられてしまっていました。そこで、アメリカ大陸から入ったじゃがいもを栽培して飢えを耐えしのいでいました。じゃがいもは人々の栄養状態を大いに人々を助けたそうです。このように食文化を知ると国の歴史についても学ぶことができて楽しいですね。

それでは、アイリッシュシチューのレシピを紹介していきます。2人分の材料は羊肉または牛肉300g、玉ねぎ1個、にんじん1本、セロリ1本、じゃがいも(メークイン)2個、タイム2本、パセリ大さじ1、ローリエ1枚、セロリの葉少々、ニンニク1片、塩、こしょう各適量、オリーブオイル小さじ1です。

作り方を紹介していきます。まず下準備として、牛肉は3cmの角切りにします。玉ねぎは1cm幅の薄切りに、にんじんは1cm幅に切り、じゃがいもは3〜4等分にします。ニンニクはつぶしローリエは切れ目を入れます。鍋にオリーブオイルと羊肉を入れて熱し、肉の表面に焼き色をつけます。塩、こしょうをし、取り出します。鍋に玉ねぎを入れて強火で炒め、焼き色がついたらにんじん、セロリを入れて炒めます。じゃがいもを加えてさっと炒め、羊肉を戻し入れる。水500mlとA、塩、こしょうを加えて煮ます。沸騰したら弱火にし、羊肉がスープに浸かるように沈め、蓋をずらして弱火で30〜40分間煮たら完成です。お肉は羊肉の薄切り肉や骨つき肉、または牛でも美味しく作りことができます。お好みで具材を加えても美味しいと思うので皆さんもぜひ作ってみて下さい。

今回紹介した料理の材料であるじゃがいもの主な栄養素はビタミンB1、ビタミンC、カリウムなども豊富に含まれています。芋類の中では低エネルギーでじゃがいものビタミンCはでんぷんに包まれているため、加熱していても壊れにくく、抗酸化作用により、活性酵素を抑えるため、老化防止に役立ちます。カリウムにはむくみの予防や高血圧の予防、ビタミンB1は疲労回復の効果があります。また、じゃがいもの皮にはポリフェノールの一種でクロロゲン酸という成分が含まれています。 クロロゲン酸は、強い抗酸化作用を持つ成分で、老化や癌の予防、糖尿病の予防効果が期待出来るので皮ごと調理するのもおすすめです。

私も今回作って食べてみたのですが、じっくりと煮込んだ分、じゃがいものとろみや玉ねぎの甘み、肉の旨みがスープにしみ込んでいて、優しい味わいがとてもおいしかったです。アイリッシュシチューは鍋に具材を重ねて煮るだけで30分ほど煮るだけで簡単に作ることができます。朝の忙しい時間帯に作ることもできれば、前日の夜に作って朝温め直してすぐに食べることもできるので、朝ごはんにぴったりです。特にこれから肌寒くなってくるので、朝の冷えた身体を温めるのに良いでしょう。お好きな具材を加えたり、羊肉は牛肉で代用したりとアレンジもしやすいので、皆さんも是非作ってみて下さい。