自主制作ラジオ放送 パワフル奮闘記 第20回 (2014.02.17)

20回目を担当します今日のメインパーソナリティーは 正木ゼミ3年の 宮田盟子 です。今日の自己紹介テーマは、私の得意なことです。私の得意なことは早起きです!社会に出たらきっと常識的なことなのでしょうが、私は寝坊をしない自信があります!よろしくお願いします。毎週週替わりで私たちの仲間が登場します!

今回、ゲストに来てくれたのはこの方です!
高橋夏希さんと浪岡彩織さんです。
そして、本日のコメンテータは、農作業体験や工場見学など、私たちの学外の活動をサポートいただいているNPOオリザネットの横山正敏さんです。横山さん、よろしくお願いします。

本日はこの4名でお送りします。よろしくお願いします。それでは今日の番組内容です。最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は、「楽食プロジェクト」についてお届けします。
1曲音楽をはさんで、番組後半は、番組の人気コーナー、魚の魅力をさぐる「お魚ワンポイント」のコーナーと、皆さんから頂いた疑問を私たちが何とか答える「解決!なんでもアンサー」のコーナーをお届けします。

 

≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。今回は、「楽食プロジェクト」についてお伝えしたいと思います。
宮城学院にはサークルや部活動以外にも、学生の自主的な活動団体がたくさんあります。今日はその中でも、「楽食プロジェクト」をご紹介します。まず、この「楽食プロジェクト」ですが、「楽しい食」と書いて、「楽食」と読みます。今日ゲストに来てくれた夏希ちゃん、彩織ちゃんはこの楽食プロジェクトに所属しています。2人に「楽食プロジェクト」とはいったい何なのか紹介してもらいたいと思います。

Q1.「楽食プロジェクト」とはどんな団体なのですか?
私たち楽食プロジェクトは、宮城学院の学生食堂を「もっと楽しく。もっと美味しく」することを目標に、学生食堂で提供するメニューの提案や装飾などを行っています。2007年に、発足したプロジェクトで、宮城学院の学生食堂を2008年にリニューアルオープンする際、食堂の内装やデザイン決定にも携わってきたんです。現在は1年生から4年生まで約40名で活動しています。

Q2.楽食プロジェクトではどのような活動をしているのですか、詳しく教えてください!
私たちが考えたメニューを1週間~2週間くらいの期間限定で提供するフェアというものを年に5回ほど開催しています。このフェアで提供するメニューは、女子大生が好みそうなもの、自分だったらこれが食べたいな、というものを話し合いで決めて、そのメニューを自分たちで試作をしてみて、学生食堂の店長さんに提案して、さらに試食会をして実際に提供するメニューを決定します。宣伝のためのポスター作りや、食堂内の飾りつけなどもしています。クリスマスにはクリスマスツリーも飾っているんですよ。フェアの後には、アンケートを行って次回のフェアに学生の意見を反映させています。

Q3.今まで開催してきたフェアではどのようなメニューを考案してきたんですか?人気メニューなど
フェアでは、その季節に合ったメニューや、旬の食材を使ったメニューを提案しています。今年度のフェアは、新入生歓迎カレーフェア、韓国フェア、ハロウィーンフェア、クリスマスフェアなどを開催してきました。その中でも特に人気だったのは、ふわふわ卵のオムカレーライス、あんかけ丼、ピリ辛ビビンバ、かぼちゃクリームうどんです!どれもとってもおいしかったです!!

Q4.学外でもいろんな活動をしているようですが、どのようなことをしてきたんですか?
 他の大学の学生食堂に行って、アイディアを膨らませたりもしています。
味の素の丸鶏がらスープを使い「食材を無駄なく、かつ冷蔵庫に普段あるもので簡単につくれるもの」というテーマのもと、メニューの考案に携わったりもしました!
宮城学院の学生食堂、とっても魅力的ですよね。
私は楽食プロジェクトのフェアの中で、特に毎年クリスマスフェアがとっても楽しみで、食堂の中もクリスマスツリーが飾られてあったり、赤とか緑とか、クリスマスカラーが入った料理があったりしてウキウキします。
以上「私たちのキャンパスライフ」今回は「楽食プロジェクト」についてお送りしました。

 

≪音楽タイム≫
ここで一曲音楽をお届けします。
音楽を聴くと心が癒されたり、元気になりますよね。この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、ゲストの浪岡彩織ちゃんの選曲で、aikoの「二人」です。
それでは、お聴きください。
~♪~
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!

 

≪コーナー2≫
今回ご紹介するお魚は「ワカサギ」です。
皆さん、ワカサギってどんなお魚か思い浮かびますか?
よく、氷に穴を空けて、釣りをしている光景をテレビなんかでみるあのお魚です!
さて、この「ワカサギ」ですが、漢字で書くとどのように書くか分かりますか、、、夏希ちゃん!
正解は、、、公園の公(七北公園の公の字ですね)、に魚と書いて、二文字で「ワカサギ」と読みます。なぜ、このように書くのかと言うと、江戸時代に将軍へワカサギを献上されていたことから、将軍様を指す言葉、公方様の魚(くぼうさま※公方様は、公園の公に方向の方と書きます)ということで、このような漢字が使われているそうです。
ワカサギは全長15cmほどの小さなお魚で、凍った湖の上でのワカサギ釣りは冬の風物詩となっているように、旬は秋の暮れから冬です。しかし、桜が咲く頃の、3月頃のものも脂が乗っていて美味しいそうです。元々は海水で暮らしていたのですが、湖などに放流されたり、地形の変化などにより陸水に封じ込められ、そこで繁殖して、淡水魚になったものも多いそうです。
主な産地として茨城県の、霞ヶ浦(かすみがうら)、島根県の宍道湖(しんじこ)、長野県の諏訪湖(すわこ)が知られていますが、東北では、岩手県盛岡市の岩洞湖(がんどうこ)でのワカサギ釣りの様子は何度かテレビで見たことがあります。私は今まで一度もワカサギ釣りしたことがないので、いつか氷の上でのワカサギ釣りに行ってみたいな~と思っているのですが、皆さんはワカサギ釣り行ったことありますか?
ワカサギは丸ごと食べることができるため、一匹丸ごと、唐揚げや天ぷら、フライなどに調理されます。また、揚げたものをマリネや南蛮漬けにしても美味しいです。その他にも、佃煮、甘露煮にもされます。皆さんはワカサギ、どのような食べ方が好きですか?
ワカサギは骨が柔らかく、丸ごと食べることができるので、私たちの歯や骨を丈夫にするために欠かせない、カルシウムを摂取することができます。小さなお魚ですが、釣りも楽しめる、美味しい、カルシウムたっぷり!と、とっても優秀なお魚ですね。今が旬のワカサギ、食べたくなっちゃいましたね!
明日の、おかずは、ワカサギで、決まり~!!
以上『お魚ワンポイント』 今回は「ワカサギ」を紹介しました。

 

≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していくコーナーです。
今回は「いま、放射能と食事との関連について不安解消にどんな活動をしているの?」という疑問です。これは私の所属する正木ゼミの仲間の会話の中で上がった疑問なので今回取り上げてみました。食について学んでいる私たちにとっては、ぜひ理解しておきたいお話です。
まず、放射能についてですが、放射能の強さはベクレル、実際に放射線から人体が受ける影響はシーベルトという単位で表さえます。
私たちのまわりには、もともと放射性物質があり、私たちは、生まれてきてからずっと、食べものを口にすることで、毎年0.4ミリシーベルト分くらい体に取り込んできました。

 

原発事故後、それがどれくらい増えたかというと、厚生労働省などが調べたところ、年間で0.02~0.003ミリシーベルトほどで、今まで食べものから摂ってきた量の、1 /20~1/130ほどで、仮に最も増えた場合で、80年間摂り続けて1.6ミリシーベルトということになります。では、元々受けてきた放射線のほか、どのくらいの放射線を受けると、わたしたちの健康に影響が出る可能性があるのかというと、科学的に確認されているのは、一生涯で100ミリシーベルト以上とされています。

 

では、本題です。放射能と食事との関連について不安解消にどんな活動をしているの?についてですが、
2012年4月からの新しい基準値その食品に含まれる放射性物質から生涯に受ける影響が、十分小さく安全なレベル(年間1ミリシーベルト以下)になるよう定めて、暫定基準値が上回る食品が市場に出回らないように出荷制限などをしているそうです。また、国では、厚生労働省や消費者庁、食品安全委員会、農林水産省などが、放射能についてや基準値などについて分かりやすく示されたポスターや冊子を作成しています。これは、厚生労働省のホームページなどからも見る事ができます。
宮城県では、市町村やJA、農産物直売所、魚市場などの関係機関の協力を得ながら県産農林水産物の放射性物質検査を実施していて、安全が確認できたものだけを出荷・水揚げしています。

 

また、関係機関などでは、自主検査も実施していて、流通品の安全確認を行っているそうです。
宮城県内の放射線・放射能に関する情報をお伝えしている「放射能情報サイトみやぎ」などがあり、よくある質問に答えているQ&Aなども見る事ができます。自分で食べるために栽培した野菜の放射能が気になるので県で測定してくれないか。という声に答えて、現在、県内の全市町村で自家栽培や自ら採取した食材の放射能測定を無料で実施しているそうです。

 

私は、今現在このような、基準値の引き上げや検査などの取り組みで、スーパーやお店で並んでいる食材は全て基準を満たしているものだ、と私は捉えているのですが、横山さんは、このような取り組みなどのついてどのように思いますか?風評被害も心配ですし、今後も、注目していきたい話題ですよね。「いま、放射能と食事との関連について不安解消にどんな活動をしているの?」という私たちと同じような疑問を抱いていた方、私はまだまだ勉強不足でしたが、少しでも理解していただけたでしょうか?

 

以上、解決!なんでもアンサーのコーナーでした。
本日のゲストは、3年 高橋夏希さん、浪岡彩織さん、コメンテーターは、横山正敏さん、メインパーソナリティーは3年 宮田盟子でお送りしました。