自主制作ラジオ放送 パワフル奮闘記 第11回 (2013.12.16) 

20131216放送分音源です。キャンパスライフは「被災イチゴ農家のお話を聞く」、お魚ワンポイントは「カレイ」です。山田桃子さんの軽妙な進行が素敵です。卒論発表終了後の四年生の安堵感たっぷりの動画も追加しておきました。

 

11回目を担当します今日のメインパーソナリティーは3年の 山田桃子 です。今日の自己紹介テーマはクリスマスも近いので「今一番ほしいもの」についてです。私はもうすぐ新しい年になるので、新しい手帳が欲しいです。1年間使うのでお気に入りのものを見つけたいなと思います!よろしくお願いします。
毎週週替わりで私たちの仲間が登場します!
今日一緒に番組を担当する、私たちの仲間はこの方です!
熊谷恵実さん、鈴木愛子さん自己紹介してね!!
そして、番組のコメンテーターは正木恭介先生です。先生よろしくお願いします。
本日はこの4人でお送りします。よろしくお願いします。それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は、「山元町での農作業体験」について語り合います。
1曲音楽をはさんで、番組後半は、魚の魅力をさぐる「お魚ワンポイント」のコーナーと、皆さんから頂いた疑問を私たちが何とか答える「解決!なんでもアンサー」のコーナーをお届けします。
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≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
私たち正木ゼミでは、作物の栽培から収穫までを体験し、農業や食べることについて関心を深める農業体験の活動をNPO法人オリザネットのご支援をいただきながら行っています。今回は、先日12月1日に行った「山元町での農作業体験」についてお伝えしたいと思います。
宮城県山元町は、農業が盛んで、米、いちご、りんご等が栽培されており、特にいちごについては、隣接する亘理町と併せて「仙台いちご」の産地となっています。いちご農家が集まっている「ストロベリーライン」という通りもありました。しかし、東日本大震災の大津波によって山元町は大きな被害を受けました。津波によって田んぼや畑、地下水などが使えなくなり、現在、いちご農家は震災前の半分に減少してしまいました。
今回いちご狩りをさせていただいた「夢いちごの郷」も震災により大きな被害を受け、一度はいちご作りをやめざるを得ない状況になってしまいましたが、現在再び山元町にていちご作りをおこなっています。いちごのハウスに入ると、いちごの甘い香りがして、ミツバチがたくさん飛びまわっていて、そして、いちごがたくさんなっていました!このいちごは、みなさんも食べるであろう、クリスマスケーキ用のいちごだそうです。やっぱりクリスマスにはいちごの乗ったケーキがないと、ですよね!このクリスマス用のいちごは、12月初旬にすでに出荷されているようです。今回、なっているいちごをいただくことができました。採りたてのいちごは、みずみずしくて、身がひきしまっていて、とっても甘かったです!これはいちご狩りでしか堪能できない味ですよ。
いちご狩りのときに教えていただいたおいしいいちごの選び方を恵実ちゃんに紹介してもらいたいと思います。
・赤くてつやのあるもの(特に)
・かたちが悪い
次に、いちごのおいしい食べ方について、愛子ちゃんに紹介してもらいます。
・いちごは常温で食べるとおいしい(なぜか)
・食べる前にはぬるま湯で洗うといい
震災にも負けずに育ったいちごは特別においしかったです。作っている方の顔を見て、思いを知ると今まで何気なく食べていたものも、特別なものになるんだなということを感じました。今年からクリスマスのケーキに乗っているいちごを大切に味わって食べたいなあと思います。山元町の直売所でいただいたはらこめしも、潮の香りを感じながら食べることができ、ますますおいしく感じました。
以上「私たちのキャンパスライフ」今回は「山元町での農作業体験」についてお送りしました。

≪コーナー2≫
さて、次のコーナーは、お魚ワンポイントのコーナーです。
現在、日本人の魚離れが問題となっています。魚食だった日本の食事ですが、摂取量は肉が魚を上回り、魚食が逆転した「肉食化」の傾向が拡大しています。肉を好む若者だけではなく高齢者でも魚離れが進んでいます。そこで、このコーナーでは、毎週一種類、魚をとりあげ皆さんにご紹介していき、魚離れを食い止められればと思います。そして今日の担当は私、山田桃子です。
今回、ご紹介する魚は、「カレイ」です。
さっそくですがこのカレイ、漢字ではどう書くでしょうか?
恵実ちゃん、愛子ちゃん、どうかな?カレイは魚へんに、葉っぱの葉、の草冠を取った漢字を書きます。この漢字はカレイの見た目が葉っぱのように平たく、ひらひらと泳ぐことからできたそうです。(なぜカレイが平たい特徴的な姿をしているかというと、海底に潜むのに適するためだといわれています。カレイは海底に潜りこみ、砂に扮し、えさとなる?がきたときに砂からバッと出て、あっという間に食べてしまいます。ハンターですね。)
このカレイ、一口にカレイ、といっても実は種類がたくさんあるんです。日本の近海で獲れるカレイの種類だけでも、マガレイ、マコガレイ、ホシガレイなど、数十種類があると言われています。(種類によって肉の厚さや脂ののり方、また、一番おいしく食べられる旬の時期が異なるため、種類ごとにオススメの調理方法が異なります。)今、冬の時期によく食べられる子持ちガレイというのはマコガレイのことをいい、このマコガレイは煮物やフライにして食べるのがオススメです。
カレイは、刺身や寿司、煮付け、焼き物、揚げ物、干物などさまざまな調理方法がありますが、みなさんはどうやって食べるのが好きですか?
・お正月にカレイを食べる話など
カレイは、体をつくるたんぱく質が豊富で脂肪が少なく、また、きめの細かい身をしているので消化も良く、成長期の子どもや消化機能が低下している高齢者などにも適した魚です。ビタミンB群やタウリンも多く含んでいます。また、今が旬の子持ちガレイの卵にはビタミンAが多く含まれています。ビタミンAには、目の機能を整えるはたらき、皮膚や粘膜の免疫力を維持するはたらきがあります。風邪やインフルエンザが流行る冬に、積極的に摂取したいですね。
このコーナーで魚の知識を付けて、少しでも摂取量が増えるといいですね!
『明日の!おかずは!カレイで!決まり!!!』
以上『お魚ワンポイント』 今回は「カレイ」を紹介しました。

≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していくコーナーです。
今回の質問は「猫背を直すにはどうしたらいいの?」です。この疑問は、東京と新潟にいる私の高校時代の友人たちからいただきました。いろいろな場所の方々にこのラジオを聞いていただいていると思うと、ますますがんばらないと!と思いますね。まずはこの「猫背を直すにはどうしたらいいの?」というお悩みをがんばって解決したいと思います。
みなさん、今、どんな姿勢ですか?猫背にはなっていませんか?
猫背チェックというものがありました。さっそくやってみましょう。
次の項目のうち、当てはまるものはいくつありますか?
1.写真を撮るときに、あごを引くように言われる 2.座るときには、背もたれに寄りかかる
3.足を組む事が多い  4.スマートフォンをよく見る
5.ハイヒールをよく履く 6.かばんをいつも片方の肩に掛けている
1つでも当てはまったあなたは「猫背」かもしれません。多ければ多いほど、要注意です。
みなさんはいかがでしたか?(スタジオのみんなに聞く)
パソコンや携帯電話などを使う現代人の9割以上は猫背と言われ、猫背は今や現代病の一つにあがっています。
この猫背、なぜよくないかというと、変に曲がった背中によって、首や肩、腰に負担がかかるため、肩こりや頭痛、腰痛を引き起こす原因となってしまうからだそうです。それだけでなく、首周りや脇の下のリンパの流れを滞らせてしまうため、体の新陳代謝をダウンさせてしまいます。猫背というだけでこんなにたくさんのデメリットがあるんですね。
直そうと思ってもなかなか直らないこの猫背。どうすれば姿勢がよくなるでしょうか。
・イスに座るときに背中にものを置いて深く腰掛けないように気をつける
・自分の高さにあった枕を使う
・ストレッチをする など
お悩みは解決できたでしょうか?
このコーナーではリスナーの皆さんからの身近な疑問なども大募集しています。食品や栄養のことはもちろん、日常生活でのちょっとした疑問、質問など、私たちが一生懸命解決していきたいと思います。
今回は「猫背を直すにはどうしたらいいの?」について紹介しました。
以上、解決!なんでもアンサーのコーナーでした。

 

本日のゲストは3年生の熊谷恵実さん、鈴木愛子さん、コメンテーターは正木恭介先生、メインパーソナリティーは3年山田桃子でお送りしました。
『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』