就職内定者の声 [3] 株式会社朝日新聞社 佐藤美佳子さん

英文学科4年の佐藤美佳子さんが、朝日新聞社に卒業後勤務することになりました。

以下が、佐藤さんからのメッセージです。

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(1)英文学科を受験した理由

中学、高校で最も得意な教科が英語だったので、自然と英文科を志望していました。しかし、将来的に英語がスムーズに読めるようになりたいとは考えていましたが、卒業後にどのようにいかすのかということはまったく考えていなかったと思います。

(2) 新聞社を目指した理由

もともと本が好きで、新聞も読んでいたので、新聞社や出版社で働くことが出来たら理想的だと考えていました。しかし、他業界のインターンシップで様々な企画事業や課題解決に関わることのやりがいも感じました。そして、内定先の社員の方とお話する機会を得た際、新聞社ビジネスの多様性について教えて頂き、その業界で働きたいと思うようになりました。

(3) 英文学科の講義がどのように役だったのか

就職活動では、エントリーシートや履歴書に、必ずTOEICの点数を書く欄があります。英文科所属として、その欄はしっかり埋めたいと思っていました。そして、英文学科のどの講義でも、TOEICを受けるうえでのコツを教えて下さり、自信を持ってTOEICの点数を書くことができました。少人数指導の授業などを通して、先生方それぞれのTOEIC攻略法を聞き、参考にしたことが結果に結びついたのだと思います。また、経営学や教職科目など、幅広い知識を身につけることができました。私は教職の道には進みませんでしたが、その課程で経験した実習では多くの人と関わることができ、自分の英語力もさらに伸ばすことができたと思います。

(4) どのような勉強をしたのか

英語の勉強はもちろんですが、講義やインターンシップの中で、他の意見に対して「自分はこう思う」というような意識を持つようにしていました。また、公務員試験の参考書を眺めたりもしていました。結果的に公務員試験には挑戦しませんでしたが、就活中のSPI対策になったと思います。

(5) 今後の目標

新聞業界は、どの会社でも今が正念場だと聞きます。それは、新聞を読む機会が減り、読む人の中でも紙離れが進んでいるからです。私はその業界で、これからの新聞社の新たな収益源となるような事業の企画に積極的に関わっていきたいです。また、東北出身者として、全国紙であるという利点をいかした復興事業を考えていきたいと思っています。

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佐藤美佳子さん

宮城県宮城第一高等学校卒業 2019年3月宮城学院女子大学英文学科卒業予定

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「就職内定者の声」これまでの記事

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