10月9日、特別支援教育ゼミ(渡辺担当)の児童教育学科3年生13名が、社会福祉法人仙台市手をつなぐ育成会が運営する「工房しらかば」(仙台市青葉区中山)を見学してきました。
特別支援学校卒業後の知的障害者の進路先として、従来は通所の授産施設がありましたが、「工房しらかば」は授産施設から生活介護事業所に変わって、重度障害者や高齢者の利用が多くなり、多様なニーズに対応する支援が求められる難しさを抱えているようです。
ちなみに午前中の作業では、ベーカリー、機織り,箸入れなどをやっていました。職員の方々は、利用者の思いを尊重した支援や利用者の自己決定できる機会の支援を提供することを大事にしているとのことでした。以下は参加者の感想です。
Aさん:働く職員の方々の自分の仕事に対する誇りを感じました。利用者だけでなく、家族の課題にも目を向けた対応の大変さに気づかされました。
Bさん:利用者の方がいつも決められたことをするのではなく、自分自身で選択し、決定する機会を提供することが大事な支援であることを学びました。