今日の授業内容は「桜ヶ丘地域を知る~地域アセスメントのために~」でした。地域アセスメントとは地域の情報を確認し観察しながら、対象となる地域の特徴を捉え、課題を分析し解決に導く手法です。今日は「地域を観察する」ところに焦点を当てて授業を行いました。桜ヶ丘の地域を分担して、1時間ほど3~4名のグループで歩いて来ました。
子どもや若者にとっては何でもない坂道や階段も、高齢者にとっては歩くのに辛く、住みやすいとはいえない地域になってしまいます。道路のデコボコにも足を取られて転びそう。また、その地域に住むみなさんにとって、銀行やコンビニなど生活に欠かせない施設があるのかどうかは重要なポイントです。「地形」「歩いていた人」「住宅の様子(一軒家が多いか、マンション・アパートが多いのか)」「空き地や空き家」「施設の状況」「福祉に関わる施設」等、項目に沿って観察して歩きました。戻ってきた際には、公園が意外に多かった、歩くのが楽しかった等の感想が聞かれました。
来週の授業で発表を行います。たまには教室の外で学習するのも新鮮ですね。