幼児教育専攻の福祉コース(社会福祉士養成)は2年生からスタートします。幼稚園教諭や保育士の資格と社会福祉士、3つも資格を取得するために社会福祉士養成の授業は国家資格で定められた「指定科目」のみとなっています。しかし、ソーシャルワーカー(社会福祉士)は子どもや高齢者、障害者のみなさんがどのように地域で生活しているのか、どんな課題に直面しているかが少しでも分かる「現場」にふれて、考えることも大切な勉強なのです。
そこで福祉コースでは2年生の1年間、桜ヶ丘地区で子ども食堂の活動等を行っている、ボランティア団体COCOKU~RU(ココクール)の実施している子ども食堂にスタッフ側として協力します。当日は準備からお手伝いし、子どもや保護者をお迎えします。一緒に遊んだり食事をしたりして共に過ごすことを楽しむ“居場所”です。私たちは2022年度から始めて、今年で4年目を迎えました。土曜日月1回の活動で、2年生の間に各自1~2回担当することにしていますので負担感はなく、「3年生になっても子ども食堂に行きたい」という希望が出ているほどです。
2025年4月3日(木)COCOKU~RUのスタッフが2名、大学に2024年度の活動報告に来て下さいました。そこで打合せを実施。本日4月11日(金)には、これから活動を担う2年生に説明会を実施しました。子ども食堂を担うための基礎知識や注意事項を熱心に聞いていました。
さぁ、今年も子どもたちの声に耳を傾け一緒に遊んで、保護者ともかかわりながら「生きた勉強」をして来ましょうね。
