養蜂活動とカヌレがtbc東北放送で紹介されました(動画あり)

現代ビジネス学科・市野澤ゼミ生が取り組む養蜂事業の活動の一部に、蜜蝋の生産があります。市野澤ゼミでは、養蜂の副産物として採れる蜜蝋を活用するため、長命ヶ丘のフレンチレストラン・シェフ2さんにご協力いただき、伝統的な製法にこだわったカヌレを開発し、販売しています。

Tbc東北放送の「Nスタみやぎ」7月24日放送回と「ひるまでウォッチン!」8月5日放送回で、市野澤ゼミ生の養蜂事業への取り組みと、蜜蝋を使用したカヌレの生産・販売の様子が、紹介されました。特に、8月5日の「ひるまでウォッチン!」では、番組ゲストのファンキー加藤さんと共にはちみつとカヌレの試食を行い、好評をいただきました!

カヌレを初めて作ったといわれるのはボルドーの女子修道院です。カヌレの伝統的な製法としては、銅製の型に溶かした蜜蝋を流し込み、型の表面にロウの薄い膜をまとわせるのが特徴です。そのことによって、表面に独特のカリカリ感が生まれます。蜜蝋の融点は60度以上と高く、ロウであるが故に水で流すこともできないため扱いにくい。また銅製の型も高価なので、日本では多くがシリコンかステンレスの型にバターを流して作っています。ロブションなど高級ブランドでは蜜蝋を使っているところもありますが、供給量やコストの関係から中国製の蜜蝋を使うのが一般的。それに対してMGみつばち事業が販売するカヌレに使っている蜜蝋は完全国産手作りオーガニック、混じりっけなしです。近年のカヌレブームで、様々な味のバリエーションが楽しめるようになりましたが、我々のカヌレはボルドー古来の製法にこだわった正統派です。

ただし、蜜蝋は溶けやすいので、カヌレは涼しい場所においてその日の内に食べて欲しい(温度と湿度が高い夏場は特に!)。そうすると外がカリっ、中がフニャっとした独特の食感が楽しめます。MGみつばち事業のカヌレは、藤崎仙台本店で年に2~3回、ほか宮城学院女子大学の夏のオープンキャンパス、大学祭やクリスマスマーケットなどで、お買い求めいただけます。

養蜂活動を紹介する映像は、下記のtbc東北放送ウェブサイトから視聴可能です。
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