宮城学院の養蜂事業へJ:COM-TVから依頼があり、5月11日(土)に実施した養蜂作業の取材を受けました。その映像は、6月17日から21日までJ:COMチャンネル「ジモトトピックス・プラス」(12:30~13:30、19:30~20:00)番組内の「大学生と考えるSDGs」特集にて放映されました。(6月24日からYouTube動画「大学生がみつばち事業でSDGsに取り組むがアップされました。ぜひご覧下さい!)
この日は採蜜が始まる前の最後の内検の日で、二手に分かれて作業を行いました。片方は、順調に進み、蜜も溜まってきた3つの巣箱の内検をするグループ、もう一つは、みつばちの個体数が少なく慎重に経過を観察しなければならない巣箱を内検するグループです。
前者のグループでは、みつばちの数が多い分、刺激をすると興奮して広範囲にみつばちが飛んでしまうのでスピーディーに正確に作業しなければなりませんまた、蜜が溜まってくると巣板は重く、持ち上げるのにも筋力が必要です。後者のグループは、より慎重な作業が求められます。女王蜂を目視で探し、見つけることが出来れば女王蜂から目を離さないようにしつつも卵を産んでいるか、さなぎがあるか、また衛生的に環境が整っているかなどを見ます。体力的に重労働な部分と、繊細で神経を使う作業の両面を取材していただきました。
そして、内見のあとにインタビューを受けました。この活動をしようと思ったきっかけや生産から販売まで行う六次産業としてのビジネスのやりがい、副産品である蜜蝋について、SDGsと密接に関係するこの養蜂事業の意義など、幅広い内容の質問に答えました。
特にSDGsに関連して、宮城学院の周りの自然の保全活動や植林も行っています。みつばちが生きていくためにも、花の香りや爽やかさを感じる宮城学院ならではのはちみつを採るためにも周りの自然が重要です。はちみつを採るだけではない、地域の自然環境を良くしていく活動であるということを再確認して、それを発信する貴重な経験が出来ました。
現代ビジネス学科3年 菅原実来