2021年8月4日
学生各位
学生部長
SNSの利用についての注意喚起
昨今、オリンピック選手への誹謗中傷が問題になっています。匿名性を盾に個人を攻撃することは、厳に慎むべきことです。公開している情報を組み合わせて、個人情報として特定される可能性があることや、不特定多数の読者がいることも想定する必要があります。
ソーシャルメディアは便利である反面、利用にはきちんとしたルールとモラルが必要です。不用意な発信が問題を引き起こし、社会に多大な影響を及ぼすなどの危険性をはらんでいます。例えば、学生が SNS に不適切な投稿をしたことで、アルバイト先から多額の損害賠償を請求されたり、内定先の会社から内定を取り消されたりといったこともあり得ます。
学生手帳や学生便覧にも記載されている大事な点を含め、今回新たにSNSの利用についての注意を喚起いたします。
SNS(Facebook、twitter、Instagram、LINE、mixi など)を利用するにあたっては、その特性を十分に理解したうえで利用し、トラブルを引き起こさないように注意しましょう。
1 法令を遵守し、他人のプライバシー権等を侵害しないようにすること
特に他人の写真や友達の発言を気軽に投稿しないこと。投稿する際には許可を得ること。他人への誹謗中傷、公序良俗に反する内容は発信しないこと。
2 自身の個人情報等の保護をすること
情報の公開範囲に注意し、位置情報等の公開は慎重にすること。位置情報の公開が空き巣被害につながる場合もあるので注意。公開情報を組み合わせて個人が特定され、自分だけでなく家族や友人までも個人を特定されてしまうことがあることに注意すること。パスワードは別々のものを使い、定期的に更新すること。
3 正確な情報の発信
誤った不確定な情報でも瞬時に拡散してしまうので、情報発信には責任を持ち、他人に誤解や不快感を与えないように注意すること。
4 大学の一員である自覚を持つ
本学の学生である自覚を持ち、節度を持った行動を心がけること。あなたの SNS での発言が、本学の学生全体のイメージとなる危険性があることを自覚すること。
5 SNS に依存しすぎない
時間を決めて使う、相手に反応を要求しないなど、SNS と適度な距離を取るように努めること。
以上