現代ビジネス学科市野澤ゼミでは2026年7月2日に京都府の錦市場でオーバーツーリズムについて調査を実施しました。
錦市場とは「京の台所」と呼ばれる市場で400年の歴史を持つ商店街であり、京都が育ててきた独特の食文化、珍しい食材を楽しむことができる場所です。世界的にも知名度の高い観光スポットであるため、欧米やアジア圏を中心とした外国人観光客や、日本全国から訪れる旅行者が大半を占めていました。また写真のように串刺しの鮮魚、だし巻き玉子、和スイーツなどのフードが豊富なため、SNS映えや食べ歩き目的の若者・カップルも見られました。

錦市場では、通行の妨げや衛生面への配慮から食べ歩きが禁止されており、購入した商品は店の前で食べるか店内での飲食を推奨されています。そのため、実際に訪れた際には、商品を購入した後に歩きながら食べている人は少なく、ルールを守って行動している観光客が多いと感じました。このことから、錦市場における食べ歩きに関するルールは、観光客にも一定程度認識され、守られていると考えられます。
一方で、購入した商品をその場で食べるための店内飲食スペースや休憩できる場所は少ないように感じました。そのため、食べ歩きが禁止されている一方で、購入した商品をどこで食べるのかという点には課題があると考えられます。今後、観光客の増加に対応するためには、ルールの周知だけでなく、観光客がルールを守りながら飲食できるスペースを確保することも重要だと感じました。(現代ビジネス学科2年 大泉柚葉、佐久間雫)
