卒業生による講演を行いました【1年次科目・ビジネスレディネス】

6月16日(火)、1年次科目「ビジネスレディネス」において株式会社高山の久保カノンさん(現代ビジネス学科卒業)をゲスト講師にお迎えし、「ビジネスパーソンとしての心構え」をテーマにご講演いただきました。

講義はまず、学生一人ひとりが今もっている「働く」のイメージを言葉にするアンケートから始まりました。「たくさん頑張りたい」「推しのために」「大変そう、続けられるか不安」——思い描くイメージは様々で、その違いを共有することで、これからの学びの入り口がつくられました。
続いて、久保さんが所属する株式会社高山についての紹介がありました。常に時代に合わせて成長し続ける会社であることに魅力を感じたことが、入社の決め手だったといいます。久保さんは現在、営業・人事・広報など、複数の領域をマルチに担当されています。そんな久保さんが、仕事でも生活でも大切にしたい心構えとして、「人の評価はバラバラである」「「絶対」はない」「「楽しそう」を大切にする」の3つが示されました。

講義の中心となったのは、久保さんが大学1年生から4年生までの気持ちの浮き沈みを一本のグラフに描いて振り返るパートでした。伝えられたのは、気持ちが沈んだときほど「きっかけ」が大切になるというメッセージです。 コロナ禍の影響で毎日家ですごす日々の中で、ふと手に取った大学のパンフレットにあった「何かを始めれば、1年後には『1周年』になる」という言葉。これが最初の「きっかけ」になったといいます。そして、コロナ禍が落ち着いてからは、アルバイトとは違う経験を求めてインターンを始めます。友達からの「何をやってるの?」という何気ない問いかけと、「インターンをやっている」と語れる人との出会いが、自分もそうありたいという気持ちを後押ししたといいます。

講義の終盤、久保さんは「大学生活もそうだったが、もちろん仕事にも波がある」と話し、「仕事は失敗が9割」と率直に伝えました。ネガティブな経験をしたときにこそ成長のきっかけがある。それでも、縁やきっかけは、自ら動いた先についてくる。実際に動いてみると、自分が意図していなかったところで物事が繋がっていく。しんどいときもあるけれど、そんなときこそ動くことが大切——そう久保さんは締めくくりました。

様々な仕事をこなして活躍している先輩が、浮き沈みのある4年間をどう歩み、どんなきっかけで前へ進んできたのか。等身大の言葉で語られた今回の講義は、1年生にとってこれからの大学生活を、そして「働く」をより具体的に思い描く機会となりました。

貴重なお話をしていただいた久保カノンさん、ありがとうございました。