福島県郡山市で白小豆の圃場整備を行いました【現代ビジネス学科・石原ゼミ】

現代ビジネス学科の石原ゼミナールでは、東北各地の事業者様と連携し、地域性を生かしたビジネスを開発するために実証研究を推進しています。昨年度からは、福島県郡山市の西田町アグリプロジェクトと連携し、江戸時代の和菓子の原料に使用されていたと言われている「白小豆」の生産活動に取り組んでいます。先行研究によると、「白小豆」を使用した白あんの国内流通量は0.1〜0.2%であると述べられており、現代では手亡(白インゲン)を使用したものがほとんどです。石原ゼミでは、「白小豆」の産地化を目指し、福島県内の和菓子店と連携して商品化を目指しています。

昨年度は13アールの耕作放棄地で試験栽培に取り組み、約34kgの白小豆を収穫することができました。今年度は20アールの圃場に種をまき、土壌改良などを行いながら増産する計画を立てています。

6月14日(土)、石原ゼミの3年生が郡山市を訪問し、西田町アグリプロジェクトの方とともにマルチカバーを張る作業などに取り組みました。学生たちは、今後も郡山市へ定期的に訪問し、作業を行うことを計画しています。

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