1年後期の「ビジネス基礎演習(d)」では、長命ヶ丘のレストラン「シェフ2」さんにご協力をいただき、「バレンタインギフト用スイーツ」の商品企画に挑戦しています。お菓子作り教室と違うのは、原価を計算し、市場ターゲティングを行い、販売方法や包装まで考える。ビジネスですから、美味しいお菓子を考案するだけでなく、それを販売して利益を上げることが目的です。レストランがどのような料理を提供し、サービスをし、時間と場所の演出をし、それをどんなお客様が楽しんでいるのか。様々なことを考慮して、お店に合った企画を立てねばなりません。
そもそも「シェフ2」さんがどんなお店なのかを知るために、10月8日に受講生全員で訪問し、洋菓子企画の指導をして下さるパティシエの鈴木好文様から、オリエンテーションをしていただきました。のみならず、素晴らしいランチとデザートを提供してくださり、学生一同、大感激。
鈴木さんには、これから数度にわたり、洋菓子のレシピの考え方や原価計算、ただ売るのではなくいかに利益をあげるかなど、最新の業界事情も踏まえながら、ご指導をいただきます。加えて学生の側では、街の洋菓子店を見学したり、知人にインタビューを行うなどのフィールドワークを経て、いま求められるスイーツの形を、自分たちなりに考えていきます。
洋菓子企画の最終プレゼンは年明けの最終授業。「シェフ2」のみなさまに審査をしていただき、最優秀の企画は実際に商品化される可能性があります。優秀作品は、年明け2月11日(火・祝)にシェフ2さんで開催されるマルシェで販売される予定です。もしそうなった暁には、「シェフ2」さんで食事を楽しみがてら、学生が企画したお菓子もぜひお買い上げください!