「英国友好親善交流事業」に参加

 こんにちは!
 現代ビジネス学科の宇佐美麻華(うさみあさか)です。現在ビジネス学科2年生の授業では学生が13グループに分かれ、それぞれの先生のご指導のもと、ビジネスに関する知識を実際にビジネスの現場に赴き、自分たちの身で体験しながら学んでいます。
 私が所属するブレンダ・ハヤシ先生のゼミは、8月15、16日の2日間にわたって宮城県の村田町が開催している「英国友好親善交流事業」に参加してきました。村田町は平成元年にイギリスのフリトンシャーと友好姉妹都市を宣言しており、今回私たちが参加したこの交流プログラムもその宣言によるもので、現在までの参加人数は合わせて約200名にもなるそうです。
 では、交流プログラムの様子を皆さんにもお見せしようと思います。

【1日目】

最初に村田町のガラス工房へ行き、
「ガラス工房体験」をしてきました。
職人の方が一緒についていてくれましたが、
なかなか思い通りの形にならず
みんな苦戦していました…(⌒-⌒; )

次に川崎市へ移動して「手すき和紙体験」をしてきました。
和紙の作り方を知らない留学生でも、フレンドリーな講師のおかげで楽しんで体験することができました。また、日本の文化ではありますが、自分たちもはじめての体験だったので、とてもいい機会になりました。

昼食は村田町にある「そば処金谷」に行き、美味しいお蕎麦をいただきました。
箸で食べづらそうにしている留学生の姿を見て、食の文化の違いを感じました。

【2日目】

2日目の最初は、蔵王にある「神の湯」という足湯体験ができる観光スポットへ行きました。
想像していたよりもお湯が熱くてみんなびっくりしていましたが、慣れてくると気持ちよさそうに足湯に浸かっていました(^ ^)

次に蔵王山の御釜を見るために移動したのですが、あいにくの雨に見舞われてしまい、御釜を見ることができませんでした(;;)
とても残念でしたが、レストハウスで食べた御釜飯はとても美味しかったです。

 最後に、こけし館にて「こけしの絵付け体験」をしてきました。みんなそれぞれに個性を発揮した絵付けをしていて、見ていて楽しかったです。最後には写真のような可愛らしいこけしが完成しました( ´ ▽ ` )ノ
 こけし館にて、コマやだるま落とし、けん玉などの昔ながらの遊び体験ができるコーナーがあり、留学生たちが興味津々に遊んでいる姿を見ることができました。

 交流プログラムに参加したイギリス人メンバーは高校生でしたが、どの体験も生き生きと楽しそうに取り組んでいて、見ていた私たちも思わず笑みがこぼれてしまいました。
 今回このプログラムに参加してみて、日本の文化は海外にも通用する魅力があることを改めて感じさせられました。また、私たちのゼミでは村田町と話し合いながら、村田町の観光資源を生かして観光客を呼び寄せるための様々な計画を練っているのですが、今回の経験は海外からの観光客にも目を向け、インバウンドを狙うための知識を得られる良い機会となりました。このように、今回のプログラムを通して感じたこと、学んだことをこれからのゼミの活動に大いに生かしていきたいです。