「古今東北」商品の生産事業者の方々を訪問しました【ビジネス研究演習・宮原ゼミ/渡部美紀子ゼミ】

8月1日、宮原育子ゼミと渡部美紀子ゼミの2・3年生合同で、㈱東北協同事業開発のブランドである「古今東北」の生産・加工にご協力いただいている岩手県陸前高田市と宮城県南三陸町にある3か所の事業者を訪問しました。
1社目は、「陸前高田産小あみと野菜のサクッとかき揚げ」を作っている、岩手金陸前高田市にある㈱あんしん生活様の工場で、かき揚げが急速冷凍されて袋詰め、箱詰めされて冷凍庫に保管されていく様子を見せていただきました。㈱あんしん生活様では、手作りにこだわっており、かき揚げの現場では40℃、冷凍庫の中は-17℃の60度近い温度差の中で作業している現場を体感させていただきました。

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岩手県陸前高田市(株)安心生活さま 津田社長とともに

 2社目は、南三陸町の志津川で「宮城県産海苔使用パリッとみちのく味付けのり」を作っている創業76周年を迎える㈱渡辺海苔店様です。海苔の原材料は最初に-25℃の冷凍庫に保管され、徐々に常温に戻し、成型、乾燥、焼き、検品する作業を説明していただき、さまざまな用途のために成型される海苔の工程を見せていただきました。

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宮城県南三陸町 (株)渡辺海苔店さま

 3社目は、「しゃきっと小松菜」を出荷している星農場様です。社長ご夫妻にお出迎えいただき、多忙な星社長に替わり、奥様にご説明いただきました。ホタテや牡蠣の貝殻を使って作り上げた土や、西戸川の水を使って健康で栄養価の高い葉物を作っている様子、また、自然の力を利用して、無化学肥料・減農薬の努力の末に青々とした小松菜やケールが育っている様子を見せていただきました。

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宮城県南三陸町 星農場(コマツナ)星 綾子さま

 実際の生産・加工現場の状況を知ることは、学生たちにとってとても良い学びとなりました。3社とも、お盆を前にした繁忙期の作業の中、快くお迎えいただき、大変ありがとうございました。