現代ビジネス学科石原ゼミナールでは、米の消費が減少する状況に鑑み、産学連携体制で米粉パンを開発するプロジェクトを推進しています。今までは、福島県の会津地域において米粉パンの開発を進めてきましたが、今年度からは、宮城県でも取り組むことになりました。
6月22日(土)、大崎市の工房パルコ様において、宮城県産米粉を使用した米粉パンの試作会を開催しました。工房パルコ様は、今までも米粉を使用したパンを製造・販売されてきましたが、今回は石原ゼミが開発したレシピで試作を行いました。
試作会には、加美町で米粉の製粉業を営む有限会社菅原商店様にもご参加いただき、製粉方法が異なる2種類の米粉を使用してパンを製造しました。今回は、プロが使用しているミキサーやオーブンなどの機器を使用して2斤サイズのパンも試作してみましたが、米粉特有のもっちりとした食感が感じられるパンを焼き上げることができました。
石原ゼミの学生たちは、今後も工房パルコ様ならびに菅原商店様と連携し、宮城県で生産されている米の特長を生かしたパンの試作を行っていく予定です。