現代ビジネス学科の学びの特徴「ゼミナール」【⑤成田凌ゼミナール】

成田ゼミ(地域社会/社会学ゼミナール)では、地域社会について多角的な視点から考えられるようになることを目標に、「実習」での社会調査(2・3年次)と「演習」での文献講読(3年次)、「卒業論文」の執筆(4年次)に取り組んでいます。

1)実習(2・3年次)
2023年度は、「日本社会のどこにでも見られる弊害が20~30年先取りした形で顕在介している」ともいわれる東日本大震災・津波被災地域の一つ、石巻市雄勝町をフィールドに調査研究をおこなっています。5月上旬までは社会調査の基本的な事項についての勉強、5月中旬~6月上旬に雄勝町の被災状況や復旧・復興プロセスに関する事前学習をおこない、6月中旬に現地でのフィールドワークを実施しました。7月以降、ゼミ生の関心に基づいて具体的なテーマ・方法を検討し、調査研究をすすめていく予定です。

写真1 ゼミの様子   写真2 FWの様子 (1)

2)演習(3年次)
2023年度は、月1~2回のペースで社会学のテキストを輪読し、地域社会や現代社会を社会学的にとらえる方法について勉強しています。

3)卒業論文(4年次)
2023年度は、月1回の定期報告会を開催し、調査の進捗報告や執筆原稿の検討をおこなっています。毎回、学生同士の忌憚ない質疑応答や活発な議論がおこなわれており、互いに切磋琢磨しながら卒業研究に励んでいます。

写真3 論文ゼミの様子 (1)