マズンデル・インターナショナル社セリム社長による講義【ビジネス実践研究・ビジネス研究演習(永田ゼミ)】

2021年11月24日、仙台市においてハラールフードの販売や、ハラール認証を行っているまマズンデル・インターナショナル社のマズンデル・モファザル・カリム(通称セリムさん)社長におこしいただきました。セリム社長は1980年代にバングラデシュから東北大学の留学生として来日し、仙台市に住み始めました。
セリム社長は来日時、イスラム教徒として食べるものに困った経験から、安心して食事ができるようにとハラールフード販売、ハラール認証のビジネスをはじめました。留学生時代は、野菜と魚のみで生活していたというお話も出ました。
また、現在では、ハラールフード販売だけではなく、ムスリムの教えを基づいた食事を提供するカレー店ナンタンドリをはじめました。コロナ渦で経営も大変な時期もあったようですが、ムスリムの留学生や外国人住民に喜ばれており、テイクアウトも好調なようです。また、セリム社長は、イスラム教の教えに基づいたハラールフードは健康にもよいので日本のみなさんにもぜひおすすめしたいとおっしゃっていました。
話を聞いた永田ゼミの学生からは多くの質問が出ました。また、インターネットの地図でセリム社長の故郷を紹介したり、仙台育ちの息子さんが故郷にいったときの写真をみせていただくなど、バングラデシュのことを知るよい機会となりました。
最後にセリム社長は学生に向けて、若い時に、英語や外国語を勉強して視野を広げることを強調されていました。さすが国際人という印象でした。

食べログ マズンデルインターナショナル
Retty ナンタンドリ

P_20211124_132016

熱心に語るセリム社長