現代ビジネス学科は、毎年、1年生を対象に学外研修を開催しています。今年度は、12月5日(土)に秋田県湯沢市稲庭町と横手市増田地区で研修を開催し、20名の学生が参加しました。今年度は、かつて河川舟運で繁栄した地域の振興策に関する研究活動を推進している渡部順一教授と石原慎士教授が引率しました。
午前中は、稲庭うどんの老舗として知られる有限会社佐藤養助商店(湯沢市稲庭町)を訪問し、製造現場の見学を行うとともに、同社の今野弘志様(経営企画部長)より「稲庭うどん」と同社発展の歴史に関するお話を伺いました。また、八代目として同社の経営に携わる佐藤正明様(代表取締役CEO)より経営理念に関する講話をいただきました。
午後は、「蔵の町」として重要伝統的建造物群保存地区に指定されている横手市増田地区を訪問し、増田観光協会の代表理事会長を務める千田孝八様より産業発展の歴史や観光事業の取り組みに関するご講話をいただきました。ご講話に際しては、町内の店舗を訪問し、建物内に存在する内蔵(うちぐら)や歴史的な価値を貴重な貯蔵品なども見学させていただきました。
参加した1年生たちは、講師の説明に耳を傾けるとともに、自主的にメモをとるなど、意欲的に学習していました。