10月26日（月）、現代ビジネス学科佐藤千洋ゼミナールの3年生5名が、岩沼市に本社を置く株式会社にしき食品を訪問しました。今回の訪問は、実際の開発・製造の現場を理解するとともに、事前にゼミ生がアイディアを出し合ってまとめたものを、製品提案という形でプレゼンし、提案内容を理解してもらうことを目的としています。

にしき食品は、おいしく、体に良い商品づくりに努めるレトルト専門メーカーです。ファミレスなどの業務用カレーをはじめとして、レトルトカレーランキングでは必ず上位に入る無印良品のレトルトカレーを製造している会社の一つです。 一方で、パッケージがとてもおしゃれなオリジナルのレトルト食品も展開しています。

ゼミ生は、宮学生のレトルト食品事情を把握するために、約80名の学生へアンケート調査を行い、この結果をもとに新製品を考えました。具体的には、カレーに合うご飯や飲みもの、美容や栄養価の高い野菜を使ったカレーの提案をはじめとして、新しいパッケージの提案、イートインとアレンジレシピの提案、近年のペット市場を踏まえ、ペット用レトルトを新事業として提案しました。

続いて、広報・お客様相談室長の齋藤幸治氏より、レトルト食品製造工程とカレーに使われるスパイスなどについてレクチャーいただき、ディスカッションは大いに盛り上がりました。

ゼミ生のほとんどが直接企業を訪問し、製品提案を行うのが初めての経験でしたが、実際の現場を見学し、企業の方と直接お話しすることで、実践的なコミュニケーション力やプレゼン力を身に着けることができました。イートイン店のプロモーションを含めた今後の連携が期待されます。