12月1日、現代ビジネス学科ブレンダ・ハヤシゼミに所属している10人と台湾人の方々で、利府町の「森郷キャンプ場」で「日台学生交流イベント」を開催しました。
利府町での活動は、同町の熊谷町長から「町の課題課題解決に向けてアイディアが欲しい」とご依頼いただいたことから始まり、私たちは実際に利府町へ視察に行きました。視察に行った際、同町には宿泊施設がほとんどないことから新たな宿泊施設として森郷キャンプ場の利用を考えました。また、キャンプ場をイベント会場として活用できないかと考え、利府町に対し、今回の「日台交流イベント」の開催を提案しました。
「日台交流イベント」は、台湾人の方々との交流をかねて芋煮会を行いました。森郷キャンプ場は、利府町にあるキャンプ場であり、場内には礼拝堂やシャロームハウス(宿泊棟)、生石庵(カフェ)等があります。
当日は、私たちは、台湾人の方々とグループを組み、さまざまなイベントを行いました。午前は、礼拝堂内のホールで自己紹介をし、グループごとに緊張感をほぐすためのゲーム(アイスブレイク)をしました。初対面で緊張しましたが、各グループとも盛り上がっていました。
お昼には、グループに分かれて芋煮作りをしました。台湾の方は芋煮を食べることが始めてだったので、日本食を食べる良い機会となったと思います。
芋煮を食べた後は、台湾式の「しりとりゲーム」を行いました。台湾式の「しりとりゲーム」では、台湾の言葉や漢字を楽しみながら学ぶことができました。また、2チームに分かれて卓球の団体戦も行いました。ダブルスでの対戦では、必ず日本人と台湾人でペアになるように組み、コミュニケーションの機会を増やしました。イベントの終了後に行ったアンケートでは、多くの人々が「卓球が一番楽しかった」と回答していました。
当日は、河北新報社やテレビ局から取材を受けました。今回のイベントをきっかけに、たくさんの方々に森郷キャンプ場を知ってもらい、ご来場いただければと考えています。
当初、運営面に携わりながら、イベントに参加することについては、不安を感じていましたが、利府町の方々と打ち合わせを重ねることによって、成功させることができました。今後も、森郷キャンプ場での新たなイベント企画を作成し、利府町を盛り上げていきたいと考えております。