「長町遊楽庵 びすた~り」でのフィールドワーク(現代ビジネス基礎III報告)

1年次必修の少人数授業「現代ビジネス基礎Ⅲ」のfクラスでは、特定の業種を取り上げて、そのビジネスの特徴や競争環境について考えています。本年度も、外食ビジネスと障害者雇用をテーマに、仙台市長町にあるイタリアン・レストラン「長町遊楽庵 びすた~り」との協力のもと、授業を展開しています。11月13日には、「びすたーり」を訪問して企業調査のフィールドワークを行ない、経営者と従業員のみなさんにお話を伺ってきました。
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「びすた~り」は、築100年以上になる古民家を改築した素敵な空間で、自家栽培の有機野菜を使用したヘルシーな料理を提供するイタリア料理店です。加えて、特定非営利活動法人「ほっぷの森」と連携して、知的障害や高次脳機能障害をもつ方々を労働者として受け入れているのが、大きな特徴です。「びすた~り」における、営利活動と障害者の社会参加支援との両立は、いかにして成立しているのか。そこにはどのような困難や課題があるのか。

本授業では「びすた~り」の事例に学びながら、外食/飲食ビジネスの経営、営利企業によるビジネスを通じた社会貢献の意義と可能性、日本における障害者就労支援の現状と困難などについてグループワークで調査・考察しています。これから年度末に向けて、障害者を雇用する飲食店プランの企画立案を行い、最終的には「未だかつて無い画期的な飲食店」のアイディア発案に挑戦します。