11月12日(火)、現代ビジネス学科渡部美紀子ゼミナールに所属する3年生(5人)が南三陸町の株式会社渡辺海苔店を訪問し、同社の工場を見学させていただきました。
渡辺海苔店は今年で創業70周年を迎える、歴史と伝統のある企業です。海苔の加工工場としては日本の最北端に位置しており、市場で競り落とした海苔を工場で加工して、地域に美味しい製品を届けています。
加工工場は全部で3箇所あり、工場によって空調や海苔の仕上げ方が異なります。渡辺海苔店ではお寿司用の太巻用全型はもちろん、半切・中巻・軍鑑・バンド用に加工を行っています。また、手巻用フィルム入海苔(カップ型も含む)、おにぎり用縦割フィルム入海苔、米飯機械用ロール海苔も加工しています。
海苔といえば有明や瀬戸内が有名ですが、宮城県の海苔は生産量が全国第5位なんです!。どうです、すごいでしょう?
宮城産の海苔は「寒流のり」とも呼ばれているように、他の産地とは違い、河川だけではなく寒流(親潮)が運んできた栄養の恵みも受けて養殖されているという特徴があります。
工場見学のあとは、海苔や渡辺海苔店の歴史について学びました。そして、私たち学生は海苔を使ったレシピの提案を行いました。今回の企業訪問では、とても充実した時間を過ごすことができました。
P.S.
強風の南三陸町の海も楽しんできました。