2018年度 Bz 実践研究活動報告 No.27(石原ゼミ)

JR東日本「駅からハイキング」(石巻のお茶菓子を知って・学ぶ)を開催

今年度、現代ビジネス学科石原ゼミ(ビジネス実践研究ゼミ)では、石巻地域に伝わる郷土菓子(ちゃきん・がんづき・ボストンパイ)を地域資源として位置づけ、地域産業の活性化を視野に入れながら「石巻お茶菓子プロジェクト」を推進してきました。同プロジェクトの活動に際しては、石巻フードツーリズム研究会と連携して石巻お茶菓子部会を立ち上げ、商品開発の方策に加え、郷土菓子をテーマとする着地型観光事業のあり方についても考察してきました。

3月9日(土)、石原ゼミが企画した着地型観光事業が石巻市で開催され、ゼミ生たちがコーディネーターの役を務めました。今回のツアーのテーマは、「石巻のお茶菓子を知って・学ぶ」。ツアーは、JR東日本「駅からハイキング」の企画として開催されました。

当日は、JR東日本のサイトを通じてお申し込みいただいた参加者の方々を石巻お茶菓子プロジェクトに参加する店舗に案内し、郷土菓子の歴史や特徴などについて学習する取り組みを行いました。また、石巻市医師会館では、石巻市の食品事業者との交流事業を開催し、石巻お茶菓子の一つである「ちゃきん」を製造する体験学習も行いました。

石原ゼミでは、次年度も石巻お茶菓子プロジェクトを継続的に推進していく計画を立てており、着地型観光事業に加え、マーケティングの理論を適用しながら現代的な消費ニーズに適応した商品を開発していく予定です。