今年度第6回目は、著名なチェロ奏者である東京藝術大学教授、河野文昭先生をお招きし、ミニコンサートと公開レッスンを行いました。
前半のミニコンサートでは先生が奏でるJ.S.バッハの《無伴奏チェロ組曲第1番》などの4曲で、チェロの魅力を満喫させていただきました。チェロは人間の声に一番近い楽器、とは本当にその通りで、先生の暖かなお人柄そのままの素晴らしい演奏を肌で感じることができました。
引き続き行われた公開レッスンは、曲の構成や背景について、また演奏する際に必要なテクニックについて、具体的にわかりやすく説明してくださいました。丁寧で楽しいお話から多くの示唆を与えられ、専攻を超えて音楽を学ぶ喜びと意欲を再確認する時間となりました。