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卒業生の様子を紹介します
 








 2010/11/18

REPORT

今年度第6回目は、著名なチェロ奏者である東京藝術大学教授、河野文昭先生をお招きし、ミニコンサートと公開レッスンを行いました。

前半のミニコンサートでは先生が奏でるJ.S.バッハの《無伴奏チェロ組曲第1番》などの4曲で、チェロの魅力を満喫させていただきました。チェロは人間の声に一番近い楽器、とは本当にその通りで、先生の暖かなお人柄そのままの素晴らしい演奏を肌で感じることができました。



 

引き続き行われた公開レッスンは、曲の構成や背景について、また演奏する際に必要なテクニックについて、具体的にわかりやすく説明してくださいました。丁寧で楽しいお話から多くの示唆を与えられ、専攻を超えて音楽を学ぶ喜びと意欲を再確認する時間となりました。


出席した学生の感想・・
コンサートは有名な曲ばかりで、とても楽しく聴くことができました。公開レッスンは、曲の背景の大切さや脱力をすることで音に重さ、軽さを出すこと、姿勢と音の関係など、弦楽器を弾く時だけではなく、専攻のピアノにも応用できるところがたくさんあり、有意義な時間を過ごすことができました。(1年・ピアノ専攻)
5つのフライングスタッカートは5つの音それぞれ弾く場所、弓のあたる場所を決めていかなかければならないなど、、細かいところほど丁寧に演奏することが大切だと思いました。自分も時々やってしまうのですが、拍ごとに身体を動かしてしまうと、音のエネルギーもなくしてしまうし、姿勢が悪いと支えになるものがなく、よい音が出ないのは当然だと実感しました。(1年・ヴァイオリン・ヴィオラ専攻)
姿勢や、間を取ることの大切さ、ボウイングやスタッカートの弾き方などは、ピアノなど他の楽器でも同じく参考になることがたくさんあり、勉強になりました。部品〈音楽を作っている個々のパーツ)を磨くことの大切さを学びました。(3年・ピアノ専攻)
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