株式会社仙台水産様との産学連携事業による3種類の商品発表を行いました。
9月2日(水)に、仙水グループ提案会「フレッシュ食の祭典」2026が産業見本市会館 サンフェスタ(仙台市若林区卸町)にて開催され、本学は2ブースを担当しました。

現代ビジネス学部現代ビジネス学科 石原ゼミ(指導教員 石原慎士教授)は、(株)仙台水産と(株)山形屋商店(石巻市/味噌醤油製造販売)と三者連携開発商品として「仙台市場発 さしみ醤油 赤の匠・白の匠」を発表しました。同時に、(株)仙台水産との産学連携開発で、「未利用資源活用プロジェクト 三陸ムール貝のまぜごはんの素」と「東北の食文化シリーズ 飯寿司風甘麹漬」を紹介しました。
◇仙台市場発 さしみ醤油 赤の匠・白の匠
マグロやカツオなどの赤身の刺身用に開発した「赤の匠」は、濃厚で芳醇な味わいを持ち、赤身のうまみを引き立てつつ、ほどよい塩味とコクを添える味わいに仕上げました。
タイやヒラメなど白身の刺身用に開発した「白の匠」は、自然な甘みが白身の淡白な味わいを引き立て、口当たりよくあっさりとした味わいに仕上げました。
来場の方々にそれぞれの味の違いを感じていただけるよう、赤身・白身それぞれの試食を提供し、多くの反響をいただくことができました。

◇未利用資源活用プロジェクト 三陸ムール貝のまぜごはんの素
昨年はサバとギンザケの中落ち付き中骨を混ぜ込んだ商品を展開しましたが、今年は同じく未利用資源からムール貝(ムラサキイガイ、東北地方では「しうり貝」ともいう)を使った混ぜごはんの素としました。三陸の海で盛んなカキの養殖棚や船底にも生息しているムール貝は、脚光を浴びることなく廃棄されてしまっています。身は小ぶりでも、三陸育ちのムール貝は旨味をしっかり持ち合わせているので、まぜごはんの素として仕上げることで、手軽においしく家庭の食卓に地元の味として取り入れてもらえるよう検討しました。
◇東北の食文化シリーズ 飯寿司(いずし)風甘糀(あまこうじ)漬
東北地方でも日本海側を中心に、北前船で運搬された水産物を使った郷土料理 飯寿司(いずし)を現代風にアレンジして、甘糀に魚を漬け込んだ商品を提案しました。試食では「宮城の恵 鮭の飯寿司風甘糀漬」でギンザケを、そして「北の恵 にしんの飯寿司風甘糀漬」で貴重な生ニシンを提供しました。オリジナルの甘糀に大根、人参、生姜などを合わせて、魚の臭みを抑えつつ糀の甘味が魚の旨味を引き出す仕上がりとなりました。
石原ゼミに所属する学生たちが何度も味を確かめる官能検査を繰り返し、商品開発の方向性を熱心に検討してたどり着いた商品であり、ご来場の皆様に丁寧に説明する姿が見られました。
商品開発にご協力いただいた(株)仙台水産様、(株)山形屋商店様、その他関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
宮城県は水産資源に恵まれた地域であり、東北地方の水産資源を活用した新商品の開発や、販路の拡大、若年層への魚食普及など、本学の研究・教育成果を活かした地域貢献を実現するため、今後も取り組みを継続していきます。
