株式会社仙台水産様との産学連携事業による2つの商品・レシピ発表を行いました。
9月3(水)に、仙水グループ提案会「フレッシュ食の祭典」2025が産業見本市会館 サンフェスタ(仙台市若林区卸町)にて開催され、本学は2ブースを担当しました。

現代ビジネス学部現代ビジネス学科 石原ゼミ(指導教員 石原慎士教授)は、業務用商品として「みやぎ発!骨まるごとサバ混ぜごはんの素」「みやぎ発!骨まるごとシャケ混ぜごはんの素」の2つの商品を発表しました。
石原ゼミではこれまで、宮城県産サバとギンザケの中落ち付き中骨を(株)山徳平塚水産様と、サバだしラーメンや石巻おでんにも使用されている「鯖だし」を(株)山形屋商店様と、それぞれ連携して開発してきました。今回はそれらを具材・材料に取り入れた、宮城県産の食材にこだわった混ぜごはんの素を、(株)仙台水産社員のみなさまとゼミ生とで複数回の試作と試食を繰り返してたどりついたレシピで仕上げました。

生活科学部食品栄養学科の「臨床栄養学実習」(指導教員 鎌田由香教授)では、宮城県産ギンザケを使用した、カロリーコントロールと減塩を叶えるレシピコンテストを実施、上位となったものから今回の会場ブースで仕上げるのに適した2品「銀鮭ポン酢バター」と「銀鮭のトマトチーズ煮込み」をご紹介しました。管理栄養士を目指して学んでいる2年生は、まだまだレシピ開発には不慣れなものの、魚離れが進む若い世代でも簡単に調理できて、かつおいしい魚料理を提案する貴重な機会に恵まれました。
宮城県は水産資源に恵まれた地域であり、東北地方の水産資源を活用した新商品の開発や、販路の拡大、若年層への魚食普及など、本学の研究・教育成果を活かした地域貢献を実現するため、今後も取り組みを継続していきます。