連携授業「スキルアップ英語」を実施しました

本学は宮城県味噌醤油工業協同組合と連携協定を締結しています。

2025年度前期末に開講した一般教育科目「スキルアップ英語」(連続講義/担当教員:木村春美教授)にて、プロジェクト型の外国語学習の実践として、「仙台みそ」をインバウンドの観光客の方々にPRするプロジェクト型学習を展開しました。

連続講義初日には、宮城県味噌醤油工業協同組合・理事の山形政大氏((株)山形屋商店 代表取締役)による仙台みそに関するレクチャーがなされ、食生活に欠かせない「みそ」の中でも、宮城県の郷土食としての「仙台みそ」の歴史や製法等を学びました。

みそレクチャー

みその味比べでは、「仙台みそ」でも仕込みたてのもの、熟成2か月のもの、熟成6か月のもの(仙台みそは熟成6か月で販売されます)を比べてみました。

みそ6種

さらに、中部地方の「八丁みそ」、関西地方の「白みそ」、九州地方の「麦みそ」も食べ比べました。

食べ比べ

同じ「みそ」でも、原材料や製法の違い、さらには熟成期間の違いでも味わいが大きく異なることがわかりました。

その後、履修生は2グループに分かれて、どのような体裁にするか、チラシのポイントは何にするか、日本の食文化の代表格「みそ」の中でも「仙台みそ」を海外の方に関心を持っていただくために、英語で伝えるにはどうまとめるか、考えていきました。

履修生

そして、完成品がこちらの2点です

みそチラシ1

みそチラシ2

 

チラシを完成させた学生の感想コメントを一部ご紹介します。

  • 友達と協力し、分かりやすく味噌について英語でまとめることが出来てとても楽しく、達成感がうまれました。
  • 今回作成したチラシは、味噌を深く学んだからこそ作れるものだと実感しました。
  • なるべく簡単で分かりやすく、長くならない英文にした方が良いという学びがありました。今後英文を書くときもそれを意識しようと思います。

このチラシは、後期に開講される一般教育科目「英語リテラシー」(英語で料理のレシピを書く活動を取り入れている)の授業で配布するほか、学生食堂で仙台みそ関連フェア等が開催される際などに使用を予定しています。また、宮城県味噌醤油工業協同組合様の活動等においても活用をご検討いただくことになります。